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〜2012年10月のニュース〜
・エイシンフラッシュ、天皇賞・秋制覇(10/28)
 東京競馬場で行われた天皇賞・秋(G1,芝2000m)は、M.デムーロ騎乗の5番人気エイシンフラッシュ(牡5歳,栗東・藤原英昭厩舎)が1分57秒3のタイムで勝ち、2010年の東京優駿(G1)以来2年5ヶ月ぶりとなる勝利をG1制覇で果たした。2着には1番人気のフェノーメノ、3着にはルーラーシップが入った。
 エイシンフラッシュの母*ムーンレディは、独セントレジャー(独G2)とロングアイランドH(米G2)の勝ち馬。

 エイシンフラッシュ:2007年生,父King's Best,母*ムーンレディ,母の父Platini
・グランプリボス、スワンS勝利(10/27)
 京都競馬場で行われたスワンS(G2,芝1400m)は、内田博幸騎乗の3番人気グランプリボス(牡4歳,栗東・矢作芳人厩舎)が1分20秒5のタイムで勝った。2着にはテイエムオオタカ、3着にはアドマイヤセプターが入った。1番人気のレオアクティブは、9着に敗れた。

 グランプリボス:2008年生,父サクラバクシンオー,母ロージーミスト,母の父*サンデーサイレンス
・ダービー馬ディープブリランテ引退、種牡馬入り(10/26)
 今年の東京優駿(G1)勝ち馬で、菊花賞(G1)の直前に右前脚屈腱炎を発症し放牧に出されていたディープブリランテ(牡3歳,栗東・矢作芳人厩舎)が、現役を引退することになった。競走成績は、7戦3勝(重賞2勝)。今後は、社台スタリオンステーション(北海道勇払郡安平町)で種牡馬となる予定。

 ディープブリランテ:2009年生,父ディープインパクト,母*ラヴアンドバブルズ,母の父Loup Sauvage
・ハニーパイ、エーデルワイス賞勝利(10/25)
 門別競馬場で行われたエーデルワイス賞(交流Jpn3,ダート1200m)は、桑村真明騎乗の5番人気ハニーパイ(牝2歳,北海道・角川秀樹厩舎)が1分12秒4のタイムで勝った。2着にはピッチシフター(北海道)、3着にはヴェントス(JRA)が入った。1番人気のシーギリヤガールは、11着に敗れた。
 ハニーパイの3代母イスズアローの産駒リキサンパワーは、札幌記念(G3,1985年)とフェブラリーH(G3,1987年)の勝ち馬。

 ハニーパイ:2010年生,父*サウスヴィグラス,母チャームカーニバル,母の父*アサティス
・二冠制覇!ゴールドシップ、菊花賞制覇(10/21)
 京都競馬場で行われた菊花賞(G1,芝3000m)は、内田博幸騎乗の1番人気ゴールドシップ(牡3歳,栗東・須貝尚介厩舎)が3分02秒9のタイムで勝ち、クラシック二冠制覇を果たした。2着にはスカイディグニティ、3着にはユウキソルジャーが入った。
 ゴールドシップの母ポイントフラッグは、チューリップ賞(G3,2001年,勝ち馬テイエムオーシャン)の2着馬。

 ゴールドシップ:2009年生,父ステイゴールド,母ポイントフラッグ,母の父メジロマックイーン
・14戦無敗で引退!フランケル、英チャンピオンS制覇(10/21)
 現地時間20日に英国アスコット競馬場で行われた英チャンピオンS(英G1,10f)は、T.クウィリー騎乗のフランケル Frankel(牡4歳,H.セシル厩舎)が、重馬場・スタートでの出遅れをものともせず、最後の直線で楽に先頭に立つと後続に1馬身3/4差をつけて、引退レースを勝利で飾った。同馬の競走成績は、14戦無敗(うちG1レース10勝)。2着にはCirrus Des Aigles、3着にはNathanielが入った。
 フランケル Frankelの半兄ブレットトレイン Bullet Trainは、英ダービー・トライアルS(英G3)の勝ち馬。半弟ノーブルミッション Noble Missionは、ゴードンS(英G3)の勝ち馬。伯父パワーズコート Powerscourtは、タタソールズGC(愛G1)とアーリントン・ミリオン(米G1)の勝ち馬。

 フランケル Frankel:2008年生,イギリス産,父Galileo,母Kind,母の父*デインヒル
・クラレント、富士S勝利(10/20)
 東京競馬場で行われた富士S(G3,芝1600m)は、岩田康誠騎乗の5番人気クラレント(牡3歳,栗東・橋口弘次郎厩舎)が1分32秒4のタイムで勝った。2着にはファイナルフォーム、3着にはヒットジャポットが入った。1番人気のコスモセンサーは、8着に敗れた。
 クラレントの母エリモピクシーは、福島牝馬S(G3,2004年,勝ち馬オースミコスモ)、愛知杯(G3,2004年,勝ち馬メモリーキアヌ)、京都牝馬S(G3,2005年,勝ち馬アズマサンダース)の3着馬。半兄リディルは、デイリー杯2歳S(G2,2009年)とスワンS(G2,2011年)の勝ち馬。伯母エリモシックは、エリザベス女王杯(G1,1997年)の勝ち馬。

 クラレント:2009年生,父ダンスインザダーク,母エリモピクシー,母の父*ダンシングブレーヴ
・牝馬三冠達成!ジェンティルドンナ、秋華賞制覇(10/14)
 京都競馬場で行われた秋華賞(G1,芝2000m)は、岩田康誠騎乗の1番人気(牝3歳,栗東・石坂正厩舎)が2分00秒4のタイムで勝ち、史上四頭目となる牝馬三冠制覇を果たした。2着にはヴィルシーナ、3着にはアロマティコが入った。
 ジェンティルドンナの母ドナブリーニ Donna Bliniは、チェヴァリーパークS(英G1)の勝ち馬。全姉ドナウブルーは、京都牝馬S(G3,2012年)と関屋記念(G3,2012年)の勝ち馬。伯父マジカル Magicalは、ウィル・ロジャースH(米G3)の勝ち馬。

 ジェンティルドンナ:2009年生,父ディープインパクト,母*ドナブリーニ,母の父Bertolini
・デンコウオクトパス、東京ハイジャンプ勝利(10/14)
 東京競馬場で行われた東京ハイジャンプ(J・G2,障害3110m)は、西谷誠騎乗の2番人気デンコウオクトパス(牡5歳,栗東・坂口正則厩舎)が3分27秒1のレコードタイムで勝った。2着にはナリタシャトル、3着にはシゲルジュウヤクが入った。1番人気のマジェスティバイオは、9着に敗れた。
 デンコウオクトパスの半姉メジャービクトリーは、金沢サラブレッドチャンピオン(金沢)の勝ち馬。叔母ヒロアンジェロは、トゥインクルレディー賞(大井)の勝ち馬。

 デンコウオクトパス:2007年生,父マヤノトップガン,母シルキーマニッシュ,母の父*リズム
・マイネイサベル、府中牝馬S勝利(10/13)
 東京競馬場で行われた府中牝馬S(G2,芝1800m)は、松岡正海騎乗の10番人気マイネイサベル(牝4歳,美浦・水野貴広厩舎)が1分45秒5のタイムで勝った。2着にはスマートシルエット、3着には1番人気のドナウブルーが入った。
 マイネイサベルの母マイネレジーナは、函館3歳S(G3,1998年,勝ち馬リザーブユアハート)とクイーンS(G3,1999年,勝ち馬エアザイオン)の2着馬。伯父ガンガディーンは、東京記念(大井)と報知オールスターC(川崎)の勝ち馬。伯父ラインウイナーは、全日本3歳優駿(交流G2,1997年,勝ち馬*アグネスワールド)の3着馬。叔父メガスターダムは、ラジオたんぱ杯2歳S(G3,2001年)と中京記念(G3,2005年)の勝ち馬。

 マイネイサベル:2008年生,父テレグノシス,母マイネレジーナ,母の父*サンデーサイレンス
・エスポワールシチー、南部杯制覇(10/8)
 盛岡競馬場で行われた南部杯(交流Jpn1,ダート1600m)は、佐藤哲三騎乗の1番人気エスポワールシチー(牡7歳,栗東・安達昭夫厩舎)が1分35秒9のタイムで勝った。2着にはダイショウジェット(JRA)、3着にはアドマイヤロイヤル(JRA)が入り、JRA所属馬が上位を独占した。
 エスポワールシチーの3代母コンパルシチーの産駒リンカーンシチーは、クリスタルC(G3,1989年)の勝ち馬。

 エスポワールシチー:2005年生,父ゴールドアリュール,母エミネントシチー,母の父*ブライアンズタイム
・メイショウカンパク、京都大賞典勝利(10/8)
 京都競馬場で行われた京都大賞典(G2,芝2400m)は、池添謙一騎乗の5番人気メイショウカンパク(牡5歳,栗東・荒川義之厩舎)が2分23秒4のタイムで勝ち、重賞初勝利を果たした。2着にはオウケンブルースリ、3着にはギュスターヴクライが入った。1番人気のフミノイマージンは、4着に敗れた。

 メイショウカンパク:2007年生,父*グラスワンダー,母ダンシングハピネス,母の父ダンスインザダーク
・オルフェーヴル2着惜敗…ソレミア、凱旋門賞制覇(10/7)
 仏国ロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞(仏G1,芝2400m)は、O.ペリエ騎乗のソレミア Solemia(牝4歳,C.ラフォンパリアス厩舎)が2分37秒68のタイムで勝った。日本から参戦したC.スミヨン騎乗のオルフェーヴル(牡4歳,栗東・池江泰寿厩舎)は、ゴール直前で差されて2着に敗れた。3着にはMasterstrokeが入った。
 ソレミア Solemiaの母ブルックリンズダンス Brooklyn's Danceは、クレオパトル賞(仏G3)の勝ち馬。半兄プロスペクトパーク Prospect Parkは、リス賞(仏G3)とラ・クープ・ド・メゾンラフィット(仏G3)の勝ち馬。半兄プロスペクトウェルズ Prospect Wellsは、グレフュール賞(仏G3)の勝ち馬。姪チンツ Chintzは、C.L.ウェルド・パークS(愛G3)の勝ち馬。従兄ヒマラヤンブルーは、東京スポーツ杯3歳S(G3,2000年,勝ち馬タガノテイオー)と函館記念(G3,2003年,勝ち馬*エアエミネム)の2着馬。従兄オカワンゴ Okawangoは、仏グラン・クリテリウム(仏G1)の勝ち馬。従兄オーソライズド Authorizedは、英ダービー(英G1)、英インターナショナルS(英G1)、レーシングポストT(英G1)の勝ち馬。

 ソレミア Solemia:2008年生,アイルランド産,父Poliglote,母Brooklyn's Dance,母の父Shirley Heights
・カレンブラックヒル、毎日王冠勝利(10/7)
 東京競馬場で行われた毎日王冠(G2,芝1800m)は、秋山真一郎騎乗の1番人気カレンブラックヒル(牡3歳,栗東・平田修厩舎)が1分45秒0のタイムで勝った。2着にはジャスタウェイ、3着にはタッチミーノットが入った。
 カレンブラックヒルの3代母ミセスペニー Mrs. Pennyは、仏オークス(仏G1)、ヴェルメイユ賞(仏G1)、チェヴァリーパークS(英G1)の勝ち馬。伯母ペニーズゴールド Penny's Goldは、クインシー賞(仏G3)、ジェニー・ワイリーS(米G3)、ボールストン・スパBCH(米G3)の勝ち馬。

 カレンブラックヒル:2009年生,父ダイワメジャー,母*チャールストンハーバー,母の父Grindstone
・ハットトリック産駒キングデイヴィッド、米G1ジャマイカH制覇(10/7)
 現地時間6日に米国ベルモントパーク競馬場で行われたジャマイカH(米G1,芝9fm)で、ハットトリック産駒のキングデイヴィッド King David(牡3歳)が1分52秒91のタイムで勝ち、重賞初勝利をG1制覇を果たした。2着にはKing Kreesa、3着にはSummer Frontが入った。

 キングデイヴィッド King David:2009年生,アメリカ産,父ハットトリック,母Storm West,母の父Gone West
・トレイルブレイザー2着…オブヴィアリー、アロヨ・セコ・マイル勝利(10/7)
 米国サンタアニタ競馬場で行われたアロヨ・セコ・マイル(米G2,芝1マイル)は、J.タラモ騎乗のオブヴィアリー Obviously(セン4歳,M.ミッチェル厩舎)が1分31秒95のタイムで勝った。日本から参戦した武豊騎乗のトレイルブレイザー(牡5歳,栗東・池江泰寿厩舎)は、2着に入った。3着にはMr. Commonsが入った。

 オブヴィアリー Obviously:2008年生,アイルランド産,父Choisir,母Leala,母の父Montjeu
・テイエムイナズマ、デイリー杯2歳S勝利(10/6)
 京都競馬場で行われたデイリー杯2歳S(G2,芝1600m)は、池添謙一騎乗の6番人気テイエムイナズマ(牡2歳,栗東・福島信晴厩舎)が1分34秒7のタイムで勝ち、重賞初勝利を果たした。ブラックタイド産駒は、重賞初勝利。2着にはクラウンレガーロ、3着には*マイネルエテルネルが入った。1番人気のメイケイペガスターは、11着に敗れた。
 テイエムイナズマの従兄*バロンカラノテガミは、東京スポーツ杯2歳S(G3,2002年,勝ち馬ブルーイレヴン)の3着馬。従姉ウェンド Wendは、ニューヨークH(米G2)とジェニー・ワイリーS(米G2)の勝ち馬。

 テイエムイナズマ:2010年生,父ブラックタイド,母*クラスター,母の父Danzig
・ミラクルレジェンド、レディスプレリュード連覇(10/4)
 大井競馬場で行われたレディスプレリュード(交流重賞,ダート1800m)は、岩田康誠騎乗の1番人気ミラクルレジェンド(牝5歳,栗東・藤原英昭厩舎)が1分54秒0のタイムで勝ち、昨年に続いてこのレースの連覇を果たした。2着にはプリンセスペスカ(JRA)、3着にはダートムーア(JRA)が入り、JRA所属馬が上位を独占した。
 ミラクルレジェンドの母パーソナルレジェンド Personal Legendは、ターンバックジアラームH(米G3)の勝ち馬。半弟ローマンレジェンドは、エルムS(G3,2012年)の勝ち馬。

 ミラクルレジェンド:2007年生,父フジキセキ,母*パーソナルレジェンド,母の父Awesome Again
・ラブミーチャン、東京盃勝利(10/3)
 大井競馬場で行われた東京盃(交流Jpn2,ダート1200m)は、濱口楠彦騎乗の6番人気ラブミーチャン(牝5歳,笠松・柳江仁厩舎)が1分11秒2のタイムで勝った。2着にはタイセイレジェンド(JRA)、3着には1番人気のセイクリムズン(JRA)が入った。
 ラブミーチャンの叔父イッシンドウタイは、サンライズC(門別)の勝ち馬。

 ラブミーチャン:2007年生,父*サウスヴィグラス,母ダッシングハニー,母の父*アサティス
・ニホンピロアワーズ、白山大賞典勝利(10/2)
 金沢競馬場で行われた白山大賞典(交流Jpn3,ダート2100m)は、酒井学騎乗の1番人気ニホンピロアワーズ(牡5歳,栗東・大橋勇樹厩舎)が2分12秒9のタイムで勝った。2着にはナムラダイキチ(金沢)、3着にはエーシンモアオバー(JRA)が入った。

 ニホンピロアワーズ:2007年生,父*ホワイトマズル,母ニホンピロルピナス,母の父アドマイヤベガ

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