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〜2009年10月のニュース〜
・キンシャサノキセキ、スワンS勝利(10/31)
 京都競馬場で行われたスワンS(G2,芝1400m)は、C.スミヨン騎乗の4番人気*キンシャサノキセキ(牡6歳,美浦・堀宣行厩舎)が1分20秒3のタイムで勝った。2着にはアーリーロブスト、3着にはマルカフェニックスが入った。1番人気のスズカコーズウェイは、5着に敗れた。
 *キンシャサノキセキの伯父*グルームダンサーは、リュパン賞(仏G1)の勝ち馬。伯父タジュル Tagelは、サンロマン賞(仏G3)の勝ち馬。従妹リジェレート Legereteは、マルレ賞(仏G2)の勝ち馬。従弟ハースステッドメゾン Hearthstead Maisonは、キルターナンS(愛G3)の勝ち馬。

 *キンシャサノキセキ:2003年生,オーストラリア産,父フジキセキ,母Keltshaan,母の父Pleasant Colony
・スリーロールス、菊花賞制覇(10/25)
 京都競馬場で行われた菊花賞(Jpn1,芝3000m)は、浜中俊騎乗の8番人気スリーロールス(牡3歳,栗東・武宏平厩舎)が3分03秒5のタイムで勝った。浜中俊騎手は、Jpn1初制覇。2着にはフォゲッタブル、3着にはセイウンワンダーが入った。1番人気のリーチザクラウンは、5着に敗れた。
 スリーロールスの母スリーローマンは、府中牝馬S(G3,2001年,勝ち馬マルカキャンディ)の3着馬。2代母アコニットローマンは、東京プリンセス賞(大井)の勝ち馬。伯父オペラハットは、東京王冠賞(大井)の勝ち馬。

 スリーロールス:2006年生,父ダンスインザダーク,母スリーローマン,母の父*ブライアンズタイム
・アブソリュート、富士S勝利(10/24)
 東京競馬場で行われた富士S(G3,芝1600m)は、田中勝春騎乗の6番人気アブソリュート(牡5歳,美浦・宗像義忠厩舎)が1分33秒3のタイムで勝った。2着にはマルカシェンク、3着にはマイケルバローズが入った。1番人気のレッドスパーダは、15着に敗れた。
 アブソリュートの母プライムステージは、札幌3歳S(G3,1994年)とフェアリーS(G3,1994年)の勝ち馬。2代母ダイナアクトレスは、毎日王冠(G2,1987年)、スプリンターズS(G2,1988年)、京王杯スプリングC(G2,1988年)などの勝ち馬。3代母モデルスポートは、牝馬東京タイムズ杯(1978年)とダービー卿チャレンジT(1978年)の勝ち馬。伯父ステージチャンプは、日経賞(G2,1994年)とステイヤーズS(G3,1995年)の勝ち馬。従弟スクリーンヒーローは、ジャパンC(G1,2008年)の勝ち馬。従妹カクテルラウンジは、オパールC(盛岡)の勝ち馬。従兄マルカラスカルは、中山大障害(J・G1,2006年)と中山グランドジャンプ(J・G1,2008年)の勝ち馬。

 アブソリュート:2004年生,父タニノギムレット,母プライムステージ,母の父*サンデーサイレンス
・オノユウ、エーデルワイス賞勝利(10/22)
 門別競馬場で行われたエーデルワイス賞(交流Jpn3,ダート1200m)は、武豊騎乗の1番人気オノユウ(牝2歳,北海道・角川秀樹厩舎)が1分14秒2のタイムで勝った。2着にはクラキンコ(北海道)、3着にはプリマビスティー(北海道)が入り、地方所属馬が上位を独占した。

 オノユウ:2007年生,父バブルガムフェロー,母オナーザミント,母の父Honour and Glory
・三冠阻止!レッドディザイア、秋華賞制覇(10/18)
 京都競馬場で行われた秋華賞(G1,芝2000m)は、四位洋文騎乗の2番人気レッドディザイア(牝3歳,栗東・松永幹夫厩舎)が1分58秒2のタイムで勝ち、重賞初勝利をG1制覇で果たした。松永幹夫調教師は、G1初制覇。2位入線の二冠牝馬ブエナビスタが4コーナーで斜行したため3着降着となり、3位入線のブロードストリートが2着に繰り上がりとなった。
 レッドディザイアの3代母グレイスノート Grace Noteの産駒ベルメッツ Belmezは、キング・ジョージVI&クイーン・エリザベス・ダイヤモンドS(英G1)の勝ち馬。

 レッドディザイア:2006年生,父マンハッタンカフェ,母*グレイトサンライズ,母の父Caerleon
・ムードインディゴ、府中牝馬S勝利(10/18)
 東京競馬場で行われた府中牝馬S(G3,芝1800m)は、田中勝春騎乗の7番人気ムードインディゴ(牝4歳,栗東・友道康夫厩舎)が1分44秒6のタイムで勝ち、重賞初勝利を果たした。2着にはベッラレイア、3着にはレジネッタが入った。1番人気のカワカミプリンセスは、6着に敗れた。
 ムードインディゴの母*リープフォージョイは、オメノニ賞(伊G3,2回)の勝ち馬。半姉チャペルコンサートは、優駿牝馬(G1,2002年,勝ち馬スマイルトゥモロー)の2着馬。従兄エクスプレスウィッシュ Express Wishは、シュプリームS(英G3)の3着馬。従兄キングズチャペル King's Chapelは、新2000ギニー(新G1)、WRCテレグラフH(新G1)、ファミリーホテルWFA(新G1)の勝ち馬。

 ムードインディゴ:2005年生,父ダンスインザダーク,母*リープフォージョイ,母の父Sharpo
・リディル、デイリー杯2歳S勝利(10/17)
 京都競馬場で行われたデイリー杯2歳S(Jpn2,芝1600m)は、小牧太騎乗の1番人気リディル(牡2歳,栗東・橋口弘次郎厩舎)が1分33秒7のタイムで勝ち、重賞初勝利を果たした。2着には*エイシンアポロン、3着にはダノンパッションが入った。
 リディルの母エリモピクシーは、福島牝馬S(G3,2004年,勝ち馬オースミコスモ)、愛知杯(G3,2004年,勝ち馬メモリーキアヌ)、京都牝馬S(G3,2005年,勝ち馬アズマサンダース)の3着馬。伯母エリモシックは、エリザベス女王杯(G1,1997年)の勝ち馬。

 リディル:2007年生,父アグネスタキオン,母エリモピクシー,母の父*ダンシングブレーヴ
・テイエムトッパズレ、東京ハイジャンプ勝利(10/17)
 東京競馬場で行われた東京ハイジャンプ(J・G2,障害3300m)は、佐久間寛志騎乗の8番人気テイエムトッパズレ(牡6歳,栗東・鹿戸明厩舎)が3分40秒0のタイムで勝った。2着にはビコーフェザー、3着にはワンダーシンゲキが入った。1番人気の*エイシンボストンは、8着に敗れた。
 テイエムトッパズレの伯父シルクジャスティスは、有馬記念(G1,1997年)の勝ち馬。

 テイエムトッパズレ:2003年生,父テイエムオペラオー,母テイエムシャルマン,母の父*ステートリードン
・凱旋門賞馬シーザスターズ、引退(10/13)
 今月4日の凱旋門賞(仏G1)を勝ったシーザスターズ Sea The Stars(牡3歳,J.オックス厩舎)が、現役を引退することになった。今後は、種牡馬入りする予定だが、詳細は明らかにされていない。
 同馬は、デビュー初戦を4着に敗れたが、2戦目で勝ち上がり、3戦目のベレスフォードS(愛G2)で重賞初勝利を果たし、2歳時を終える。3歳初戦の英2000ギニー(英G1)を勝ち、G1初制覇を果たすと、その後は、英ダービー(英G1)、エクリプスS(英G1)、英インターナショナルS(英G1)、愛チャンピオンS(愛G1)、引退レースとなった凱旋門賞(仏G1)まで、G1レース6連勝を果たした。当初は、11月7日に行われるBCクラシック(米G1)に参戦するプランもあったが、結局、凱旋門賞を最後に引退することが決まった。競走成績は、9戦8勝(重賞7勝)。

 シーザスターズ Sea The Stars:2006年生,アイルランド産,父Cape Cross,母Urban Sea,母の父Miswaki
・エスポワールシチー、南部杯制覇(10/12)
 盛岡競馬場で行われた南部杯(交流Jpn1,ダート1600m)は、佐藤哲三騎乗の2番人気エスポワールシチー(牡4歳,栗東・安達昭夫厩舎)が1分35秒4のタイムで勝った。2着にはサクセスブロッケン(JRA)、3着にはメイショウバトラー(JRA)が入り、JRA所属馬が上位を独占した。

 エスポワールシチー:2005年生,父ゴールドアリュール,母エミネントシチー,母の父*ブライアンズタイム
・カンパニー、毎日王冠勝利(10/11)
 東京競馬場で行われた毎日王冠(G2,芝1800m)は、横山典弘騎乗の4番人気カンパニー(牡8歳,栗東・音無秀孝厩舎)が1分45秒3のタイムで勝った。音無秀孝調教師は、本日の東西重賞勝利。2着には1番人気のウオッカ、3着にはハイアーゲームが入った。
 カンパニーの半兄ニューベリーは、シアンモア記念(水沢)の勝ち馬。半兄レニングラードは、アルゼンチン共和国杯(G2,2004年)の勝ち馬。叔父ビッグショウリは、マイラーズC(G2,1995年)の勝ち馬。叔母キョウエイフォルテは、シリウスS(G3,1999年,勝ち馬*ゴールドティアラ)の2着馬。叔父クラフティゴールドは、小倉3歳S(G3,1998年,勝ち馬コウエイロマン)の3着馬。叔父ビッグテーストは、中山グランドジャンプ(J・G1,2003年)の勝ち馬。叔父バトルバニヤンは、富士S(G3,2008年,勝ち馬サイレントプライド)の3着馬。従弟ダークメッセージは、日経新春杯(G2,2007年,勝ち馬トウカイワイルド)の3着馬。従妹ケアレスウィスパーは、関東オークス(交流Jpn2,2007年,勝ち馬ホワイトメロディー)の2着馬。

 カンパニー:2001年生,父ミラクルアドマイヤ,母ブリリアントベリー,母の父*ノーザンテースト
・オウケンブルースリ、京都大賞典勝利(10/11)
 京都競馬場で行われた京都大賞典(G2,芝2400m)は、内田博幸騎乗の3番人気オウケンブルースリ(牡4歳,栗東・音無秀孝厩舎)が2分24秒3のタイムで勝った。2着にはスマートギア、3着にはトーセンキャプテンが入った。1番人気のジャガーメイルは、4着に敗れた。

 オウケンブルースリ:2005年生,父ジャングルポケット,母*シルバージョイ,母の父Silver Deputy
・アドマイヤスバル、白山大賞典勝利(10/6)
 金沢競馬場で行われた白山大賞典(交流Jpn3,ダート2100m)は、勝浦正樹騎乗の2番人気アドマイヤスバル(牡6歳,栗東・中尾秀正厩舎)が2分13秒5のタイムで勝ち、重賞初勝利を果たした。2着にはサカラート(JRA)、3着にはアーリーロブスト(JRA)が入り、JRA所属馬が上位を独占した。1番人気のウォータクティクスは、6着に敗れた。
 アドマイヤスバルの伯父ルイシプル Louis Cyphreは、マーヴィン・リロイH(米G1)の勝ち馬。伯父サイコバブル Psychobabbleは、ロベール・パパン賞(仏G2)の勝ち馬。叔父*スターキングマンは、東京大賞典(交流G1,2003年)の勝ち馬。

 アドマイヤスバル:2003年生,父アドマイヤボス,母*アドマイヤエール,母の父*ジェネラス
・日本軽種馬協会、種牡馬ヨハネスブルグを購入(10/5)
 日本軽種馬協会が、種牡馬ヨハネスブルグ Johannesburg(牡10歳)の購買契約を締結したことを明らかにした。来年1月に輸入され、輸入検疫後は静内種馬場で供用される予定。
 ヨハネスブルグ Johannesburgは、2歳時にフィーニクスS(愛G1)モルニー賞(仏G1)、ミドルパークS(英G1)、BCジュヴェナイル(米G1)の4つのG1レースを7戦無敗で制した。3歳時は、2歳時の活躍から一転、3戦未勝利と結果が出せずに引退となった。競走成績は、10戦7勝(重賞6勝)。2003年から種牡馬として供用され、フロリダ・ダービー(米G1)と米シャンペンS(米G1)の勝ち馬スキャットダディ Scat Daddy、イスパーン賞(仏G1)の勝ち馬サージバーグ Sageburg、MRCサー・ルパート・クラークH(豪G1)の勝ち馬ターフフォンテン Turffonteinなど、数多くの重賞勝ち馬を輩出している。

 ヨハネスブルグ Johannesburg:1999年生,アメリカ産,父*ヘネシー,母Myth,母の父*オジジアン
・母仔制覇!シーザスターズ、凱旋門賞制覇(10/5)
 現地時間4日に仏国ロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞(仏G1,芝2400m)は、M.キネーン騎乗のシーザスターズ Sea The Stars(牡3歳,J.オックス厩舎)が2分26秒30のタイムで勝った。2着にはYoumzain、3着にはCavalrymanが入った。
 シーザスターズ Sea The Starsの母アーバンシー Urban Seaは、1993年の凱旋門賞(仏G1)の勝ち馬で、凱旋門賞母仔制覇となった。半兄アーバンオーシャン Urban Oceanは、ガリニュールS(愛G3)の勝ち馬。半兄ガリレオは、キング・ジョージVI&クイーン・エリザベス・ダイヤモンドS(英G1)、英ダービー(英G1)、愛ダービー(愛G1)の勝ち馬。半兄ブラックサムベラミーは、ジョッキークラブ大賞典(伊G1)とタタソールズGC(愛G1)の勝ち馬。半姉オールトゥービューティフル All Too Beautifulは、ミドルトンS(英G3)の勝ち馬。半姉マイタイフーン My Typhoonは、ダイアナS(米G1)の勝ち馬。叔父キングズベスト King's Bestは、英2000ギニー(英G1)の勝ち馬。従兄アンジレロ Anzilleroは、ドイツ賞(独G1)の勝ち馬。従兄テルテュリアン Tertullianは、ベルリン大賞典(独G3)、キウスーラ賞(伊G3,2回)、ラ・ポルトマイヨ賞(仏G3)の勝ち馬。従兄アナバーブルー Anabaa Blueは、仏ダービー(仏G1)の勝ち馬。

 シーザスターズ Sea The Stars:2006年生,アイルランド産,父Cape Cross,母Urban Sea,母の父Miswaki
・春秋スプリントG1制覇!ローレルゲレイロ、スプリンターズS制覇(10/4)
 中山競馬場で行われたスプリンターズS(G1,芝1200m)は、長い写真判定の末、藤田伸二騎乗の6番人気ローレルゲレイロ(牡5歳,栗東・昆貢厩舎)が1分07秒5のタイムで勝ち、春秋スプリントG1制覇を果たした。僅差の2着にはビービーガルダン、3着にはカノヤザクラが入った。1番人気のアルティマトゥーレは、5着に敗れた。

 ローレルゲレイロ:2004年生,父キングヘイロー,母ビッグテンビー,母の父*テンビー
・ワンダーアキュート、シリウスS勝利(10/3)
 阪神競馬場で行われたシリウスS(G3,ダート2000m)は、和田竜二騎乗の3番人気ワンダーアキュート(牡3歳,栗東・佐藤正雄厩舎)が2分04秒5のタイムで勝ち、重賞初勝利を果たした。佐藤正雄調教師は、重賞初勝利。2着にはダークメッセージ、3着にはゴールデンチケットが入った。1番人気のワンダースピードは5着に敗れ、ワンダースピードとワンダーアキュートの兄弟対決は、弟に軍配が上がった。
 ワンダーアキュートの半兄ワンダースピードは、名古屋グランプリ(交流G2,2008年)、東海S(G2,2009年)、アンタレスS(G3,2008年)、平安S(G3,2009年)の勝ち馬。

 ワンダーアキュート:2006年生,父*カリズマティック,母*ワンダーヘリテージ,母の父Pleasant Tap
・スプリンターズSに出走予定の外国馬
シーニックブラスト Scenic Blast(セン5)−豪国
 主な勝ち鞍:VRCライトニングS(豪G1),VRCニューマーケットH(豪G1),キングズ・スタンドS(英G1)
 生年:2004年/生産国:オーストラリア
 父Scenic,母Daughter's Charm,母の父Delgado

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