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〜2007年10月のニュース〜
・ケンタッキー・ダービー馬ストリートセンス引退、種牡馬入り(10/31)
 BCジュヴェナイル(米G1)とケンタッキー・ダービー(米G1)の両レースを制したストリートセンス Street Sense(牡3歳)が、現役を引退することになった。競走成績は、13戦6勝(重賞5勝)。今後は、米国ケンタッキー州のジョナベルファーム Jonabell Farmで種牡馬入りする予定。種付け料は、75000米ドル。

 ストリートセンス Street Sense:2004年生,アメリカ産,父Street Cry,母Bedazzle,母の父Dixieland Band
・JRA、種牡馬ケイムホームを購入(10/31)
 JRAは、米国ケンタッキー州のレーンズエンドファーム Lane's End Farmで供用中の種牡馬ケイムホーム Came Home(牡8歳)を購入したことを明らかにした。11月下旬に日本に輸入される予定。12月中旬に日本軽種馬協会に寄贈された後、同協会の静内種馬場で繋養される予定。
 同馬は、競走馬として、ホープフルS(米G1)、サンタアニタ・ダービー(米G1)、パシフィック・クラシックS(米G1)を制しており、競走成績は12戦9勝(重賞8勝)。2003年から種牡馬して供用されている。

 ケイムホーム Came Home:1999年生,アメリカ産,父Gone West,母Nice Assay,母の父Clever Trick
・ヴァーミリアン、JBCクラシック制覇(10/31)
 大井競馬場で行われたJBCクラシック(交流Jpn1,ダート2000m)は、武豊騎乗の2番人気ヴァーミリアン(牡5歳,栗東・石坂正厩舎)が2分04秒8のタイムで勝った。2着にはフリオーソ(船橋)、3着にはサンライズバッカス(JRA)が入った。1番人気のブルーコンコルドは、4着に敗れた。
 ヴァーミリアンの半兄サカラートは、東海S(G2,2005年)、ブリーダーズGC(交流G2,2005年)、日本テレビ盃(交流G2,2005年)の勝ち馬。

 ヴァーミリアン:2002年生,父*エルコンドルパサー,母スカーレットレディ,母の父*サンデーサイレンス
・フジノウェーブ、JBCスプリント制覇(10/31)
 大井競馬場で行われたJBCスプリント(交流Jpn1,ダート1200m)は、御神本訓史騎乗の7番人気フジノウェーブ(牡5歳,大井・高橋三郎厩舎)が1分11秒0のタイムで勝ち、Jpn1初制覇を果たした。2着にはプリサイスマシーン(JRA)、3着にはアグネスジェダイ(JRA)が入った。1番人気のメイショウバトラーは、8着に敗れた。
 フジノウェーブの半兄キネティクスは、富士S(G3,2006年)の勝ち馬。叔父クリプトスター Crypto Starは、アーカンソー・ダービー(米G2)の勝ち馬。

 フジノウェーブ:2002年生,父*ブラックタイアフェアー,母*インキュラブルロマンティック,母の父Stop the Music
・イングリッシュチャネル引退、種牡馬入り(10/30)
 27日のBCターフ(米G1)を7馬身差で圧勝したイングリッシュチャネル English Channel(牡5歳,米・T.プレッチャー厩舎)が、現役を引退することになった。競走成績は、23戦13勝(重賞7勝)。今後は、米国ケンタッキー州のハリケーンホール Hurricane Hallで種牡馬入りする予定。

 イングリッシュチャネル English Channel:2002年生,アメリカ産,父Smart Strike,母Belva,母の父Theatrical
・天皇賞春秋連覇!メイショウサムソン、天皇賞・秋制覇(10/28)
 東京競馬場で行われた天皇賞・秋(G1,芝2000m)は、武豊騎乗の1番人気メイショウサムソン(牡4歳,栗東・高橋成忠厩舎)が1分58秒4のタイムで勝ち、天皇賞春秋制覇を果たした。2着にはアグネスアーク、3着にはカンパニーが入った。また、8位入線のエイシンデピュティ(柴山雄一騎乗)は、他馬の進路を妨害したため14着に降着となった。
 メイショウサムソンの伯母ノーザンプリンセスは、七夕賞(G3,1995年,勝ち馬フジヤマケンザン)の3着馬。4代母ガーネットは、天皇賞・秋(1959年)と有馬記念(1959年)の勝ち馬。

 メイショウサムソン:2003年生,父*オペラハウス,母マイヴィヴィアン,母の父*ダンシングブレーヴ
・英2000ギニー馬ジョージワシントン、死亡(10/28)
 米国モンマスパーク競馬場で行われたBCクラシック(米G1,ダート10f)に出走したジョージワシントン George Washington(牡4歳)が、レース中に右前脚の故障を発生したため、安楽死の処置が執られ死亡した。
 同馬は、英2000ギニー(英G1)、クイーン・エリザベスIIS(英G1)などG1レースを4勝し、2006年のBCクラシック(米G1,6着)で引退。今年から種牡馬として供用されたが、受精能力に問題があったため、今年6月のクイーン・アンS(英G1,4着)から競走馬として復帰し、エクリプスS(英G1)とムーラン・ド・ロンシャン賞(仏G1)で3着に入り、27日のBCクラシック(米G1)に臨んでいた。

 ジョージワシントン George Washington:2003年生,アイルランド産,父*デインヒル,母Bordighera,母の父Alysheba
・米ブリーダーズC(2日目)結果(10/28)
〜BCクラシック(米G1,3歳以上,ダート10f)
 1着:Curlin(牡3)
 2着:Hard Spun(牡3)
 3着:Awesome Gem(セ4)

 カーリン Curlin
  2004年生,アメリカ産
  父Smart Strike,母Sherriffs Deputy,母の父Deputy Minister

〜BCターフ(米G1,3歳以上,芝12f)
 1着:English Channel(牡5)
 2着:Shamdinan(牡3)
 3着:Red Rocks(牡4)

 イングリッシュチャネル English Channel
  2002年生,アメリカ産
  父Smart Strike,母Belva,母の父Theatrical

〜BCディスタフ(米G1,3歳以上牝馬限定,ダート9f)
 1着:Ginger Punch(牝4)
 2着:Hystericalady(牝4)
 3着:Octave(牝3)

 ジンジャーパンチ Ginger Punch
  2003年生,アメリカ産
  父Awesome Again,母Nappelon,母の父Bold Revenue

〜BCマイル(米G1,3歳以上,芝8f)
 1着:Kip Deville(牡4)
 2着:Excellent Art(牡3)
 3着:Cosmonaut(牡5)

 キップデヴィル Kip Deville
  2004年生,アメリカ産
  父Kipling,母Klondike Kaytie,母の父Encino

〜BCスプリント(米G1,3歳以上,ダート6f)
 1着:Midnight Lute(牡4)
 2着:Idiot Proof(牡3)
 3着:Talent Search(牡4)

 ミッドナイトリュート Midnight Lute
  2004年生,アメリカ産
  父Real Quiet,母Candytuft,母の父*デヒア

〜BCフィリー&メア・ターフ(米G1,3歳以上牝馬限定,芝11f)
 1着:Lahudood(牝4)
 2着:Honey Ryder(牝6)
 3着:Passage of Time(牝3)

 ラフドゥード Lahudood
  2003年生,イギリス産
  父Singspiel,母Rahayeb,母の父*アラジ

〜BCジュヴェナイル(米G1,2歳牡馬セン馬限定,ダート8.5f)
 1着:War Pass(牡2)
 2着:Pyro(牡2)
 3着:Kodiak Kowboy(牡2)

 ウォーパス War Pass
  2005年生,アメリカ産
  父Cherokee Run,母Vue,母の父Mr. Prospector

〜BCジュヴェナイル・フィリーズ(米G1,2歳牝馬限定,ダート8.5f)
 1着:Indian Blessing(牝2)
 2着:Proud Spell(牝2)
 3着:Backseat Rhythm(牝2)

 インディアンブレッシング Indian Blessing
  2005年生,アメリカ産
  父Indian Charlie,母Shameful,母の父Flying Chevron
・スーパーホーネット、スワンS勝利(10/27)
 京都競馬場で行われたスワンS(G2,芝1400m)は、藤岡佑介騎乗の3番人気スーパーホーネット(牡4歳,栗東・矢作芳人厩舎)が1分20秒7のタイムで重賞初勝利を果たした。矢作芳人調教師は、重賞初勝利。2着にはフサイチリシャール、3着には*ドラゴンウェルズが入った。1番人気のアストンマーチャンは、14着に敗れた。

 スーパーホーネット:2003年生,父*ロドリゴデトリアーノ,母ユウサンポリッシュ,母の父*エルセニョール
・エイシンロンバード、武蔵野S勝利(10/27)
 東京競馬場で行われた武蔵野S(G3,ダート1600m)は、吉田豊騎乗の9番人気*エイシンロンバード(牡5歳,栗東・小崎憲厩舎)が1分35秒5のタイムで重賞初勝利を果たした。2着には1番人気のワイルドワンダー、3着にはトーセンブライトが入った。

 *エイシンロンバード:2002年生,アメリカ産,父Victory Gallop,母Pacific City,母の父Carson City
・米ブリーダーズC(1日目)結果(10/27)
〜BCダート・マイル(格付けなし,3歳以上,ダート8f70y)
 1着:Corinthian(牡4)
 2着:Gottcha Gold(牡4)
 3着:Discreet Cat(牡4)

 コリンシアン Corinthian
  2003年生,アメリカ産
  父Pulpit,母Multiply,母の父Easy Goer

〜BCジュヴェナイル・ターフ(格付けなし,2歳馬限定,芝8f)
 1着:Nownownow(牡2)
 2着:Achill Island(牡2)
 3着:Cannonball(セ2)

 ナウナウナウ Nownownow
  2005年生,アメリカ産
  父Whywhywhy,母Here and Now,母の父Exit to Nowhere

〜BCフィリー&メア・スプリント(格付けなし,3歳以上牝馬限定,ダート6f)
 1着:Maryfield(牝6)
 2着:Miraculous Miss(牝4)
 3着:Miss Macy Sue(牝4)

 メアリーフィールド Maryfield
  2001年生,カナダ産
  父Elusive Quality,母Sly Maid,母の父Desert Wine
・ディラクエ、北海道2歳優駿勝利(10/25)
 札幌競馬場で行われた北海道2歳優駿(交流Jpn3,ダート1700m)は、山口竜一騎乗の2番人気ディラクエ(牡2歳,北海道・成田春男厩舎)が1分47秒0のレコードタイムで重賞初勝利を果たした。2着にはホウザン(JRA)、3着には1番人気のディアヤマト(JRA)が入った。

 ディラクエ:2005年生,父フサイチコンコルド,母エミスフェール,母の父*ホワイトマズル
・メイショウボーラー引退、種牡馬入り(10/24)
 フェブラリーS(G1,2005年)の勝ち馬メイショウボーラー(牡6歳,栗東・白井寿昭厩舎)が、27日付けで競走馬登録を抹消し現役を引退することになった。競走成績は、29戦7勝(重賞5勝)。今後は、イーストスタッド(北海道浦河町)で種牡馬になり、来年から供用される予定。

 メイショウボーラー:2001年生,父*タイキシャトル,母*ナイスレイズ,母の父Storm Cat
・アサクサキングス、菊花賞制覇(10/21)
 京都競馬場で行われた菊花賞(Jpn1,芝3000m)は、四位洋文騎乗の4番人気アサクサキングス(牡3歳,栗東・大久保龍志厩舎)が3分05秒1のタイムで勝ち、Jpn1初制覇を果たした。大久保龍志調教師は、G1級レース初制覇。2着にはアルナスライン、3着には1番人気の*ロックドゥカンブが入った。
 アサクサキングスの伯父ジェニュインは、皐月賞(G1,1995年)とマイルチャンピオンシップ(G1,1996年)の勝ち馬。

 アサクサキングス:2004年生,父*ホワイトマズル,母クルーピアスター,母の父*サンデーサイレンス
・マイネルシーガル、富士S勝利(10/20)
 東京競馬場で行われた富士S(G3,芝1600m)は、後藤浩輝騎乗の4番人気マイネルシーガル(牡3歳,美浦・国枝栄厩舎)が1分33秒3のタイムで重賞初勝利を果たした。*ゼンノエルシド産駒は、重賞初勝利。2着にはマイケルバローズ、3着にはトウショウカレッジが入った。1番人気のエアシェイディは、4着に敗れた。
 マイネルシーガルの半姉エイシンアモーレは、フィリーズレビュー(G2,2006年,勝ち馬ダイワパッション)の3着馬。叔母エイシンテンダーは、チューリップ賞(G3,2005年)の勝ち馬。

 マイネルシーガル:2004年生,父*ゼンノエルシド,母エイシンアイノウタ,母の父*サンデーサイレンス
・種牡馬ミルジョージ、死亡(10/19)
 1989年の日本リーディングサイアーの*ミルジョージ(牡32歳)が、19日に老衰のため死亡した。
 同馬は、競走馬としては、骨折のため4戦2勝という成績であった。引退後は、日本で種牡馬入りし、イナリワン(天皇賞・春(G1),宝塚記念(G1),有馬記念(G1))、オサイチジョージ(宝塚記念(G1))、エイシンサニー(優駿牝馬(G1))、リンデンリリー(エリザベス女王杯(G1))など、数多くの重賞勝ち馬を輩出した。1999年に種牡馬を引退し、余生を送っていた。

 *ミルジョージ:1975年生,アメリカ産,父Mill Reef,母Miss Charisma,母の父Ragusa
・種牡馬スルーオゴールド、死亡(10/16)
 1984年の米最優秀古牡馬スルーオゴールド Slew o'Gold(牡27歳)が、14日に余生を送っていた米国ケンタッキー州のスリーチムニーズファーム Three Chimneys Farmで、老衰のため安楽死の処置が執られ死亡した。
 同馬は、米国三冠馬シアトルスルー Seattle Slewの初年度産駒で、ジョッキークラブGCH(米G1,2回)、ウッドワードS(米G1,2回)など米G1レースを7勝し、1983年の米最優秀3歳牡馬、1984年の米最優秀古牡馬に選出されている。競走成績は、21戦12勝。1992年には、米国競馬の殿堂入りを果たしている。種牡馬としては、ゴージャス Gorgeous(ハリウッド・オークス(米G1),ヴァニティH(米G1),アシュランドS(米G1))、タクティル Tactile(ベルデームS(米G1),ガゼルH(米G1))、*オウインスパイアリング(フラミンゴS(米G1),アメリカン・ダービー(米G1))など、数多くのG1勝ち馬を輩出し、2002年に種牡馬を引退していた。

 スルーオゴールド Slew o'Gold:1980年生,父Seattle Slew,母Alluvial,母の父Buckpasser
・二冠制覇!ダイワスカーレット、秋華賞制覇(10/14)
 京都競馬場で行われた秋華賞(Jpn1,芝2000m)は、安藤勝己騎乗の2番人気ダイワスカーレット(牝3歳,栗東・松田国英厩舎)が1分59秒1のタイムで勝った。2着にはレインダンス、3着には1番人気のウオッカが入った。
 ダイワスカーレットの母スカーレットブーケは、札幌3歳S(G3,1990年)、クイーンC(G3,1991年)、京都牝馬特別(G3,1992年)、中山牝馬(G3,1992年)の勝ち馬。半姉スカーレットメールは、チューリップ賞(G3,1997年,勝ち馬オレンジピール)の2着馬。半姉ダイワルージュは、新潟3歳S(G3,2000年)の勝ち馬。半兄ダイワメジャーは、皐月賞(G1,2004年)、天皇賞・秋(G1,2006年)、マイルチャンピオンシップ(G1,2006年)の勝ち馬。伯母スカーレットリボンは、4歳牝馬特別・西(G2,1988年)の勝ち馬。従姉ブルーリッジリバーは、桜花賞(G1,2002年,勝ち馬アローキャリー)の2着馬。従兄タヤスアンティームは、東海S(G2,2001年,勝ち馬ハギノハイグレイド)の3着馬。従兄ウィンブローは、クラウンC(川崎)の勝ち馬。

 ダイワスカーレット:2004年生,父アグネスタキオン,母スカーレットブーケ,母の父*ノーザンテースト
・デアリングハート、府中牝馬S連覇(10/14)
 東京競馬場で行われた府中牝馬S(G3,芝1800m)は、藤田伸二騎乗の番人気デアリングハート(牝5歳,栗東・藤原英昭厩舎)が1分45秒4のタイムで勝ち、昨年に続いてこのレースの連覇を果たした。2着には1番人気のアサヒライジング、3着にはアドマイヤキッスが入った。
 デアリングハーの半兄エクトンパーク Ecton Parkは、スーパー・ダービー(米G1)の勝ち馬。半兄ピットファイターは、武蔵野S(G3,2004年)、アンタレスS(G3,2005年)、マーキュリーC(交流G3,2005年)の勝ち馬。伯母バンカーズレイディ Banker's Ladyは、レイディズH(米G1)、トップフライトH(米G1)、シュヴィーH(米G1)の勝ち馬。伯父アイダベル Idabelは、アークラテクスH(米G3)の勝ち馬。従兄バンカーズゴールド Banker's Goldは、ピーターパンS(米G2)とトムフールH(米G2)の勝ち馬。

 デアリングハート:2002年生,父*サンデーサイレンス,母*デアリングダンジグ,母の父Danzig
・キャプテントゥーレ、デイリー杯2歳S勝利(10/13)
 京都競馬場で行われたデイリー杯2歳S(Jpn2,芝1600m)は、川田将雅騎乗の3番人気キャプテントゥーレ(牡2歳,栗東・森秀行厩舎)が1分35秒6のタイムで重賞初勝利を果たした。2着にはタケミカヅチ、3着にはウイントリガーが入った。1番人気のマリエンベルクは、8着に敗れた。
 キャプテントゥーレの母エアトゥーレは、阪神牝馬S(G2,2001年)の勝ち馬。2代母*スキーパラダイスは、ムーラン・ド・ロンシャン賞(仏G1)の勝ち馬。叔母アスピリンスノーは、フローラS(G2.2005年,勝ち馬ディアデラノビア)の3着馬。

 キャプテントゥーレ:2005年生,父アグネスタキオン,母エアトゥーレ,母の父*トニービン
・ベストグランチャ、東京オータムジャンプ勝利(10/13)
 東京競馬場で行われた東京オータムジャンプ(J・G3,障害3300m)は、五十嵐雄祐騎乗の3番人気ベストグランチャ(セン5歳,美浦・藤原辰雄厩舎)が3分40秒4のタイムで重賞初勝利を果たした。五十嵐雄祐騎手は、重賞初勝利。2着には1番人気のメイショウタロー、3着にはノボライトニングが入った。

 ベストグランチャ:2002年生,父ジェニュイン,母フジノルーラー,母の父*ノーザンテースト
・マサノミネルバ、エーデルワイス賞勝利(10/11)
 旭川競馬場で行われたエーデルワイス賞(交流Jpn3,ダート1600m)は、山口竜一騎乗の5番人気マサノミネルバ(牝2歳,北海道・堂山芳則厩舎)が1分43秒3のタイムで勝った。2着にはモエレプット(北海道)、3着にはユニティ(北海道)が入り、ホッカイドウ競馬所属馬が上位を独占した。
 マサノミネルバの伯父サーティシックスレッド Thirty Six Redは、ウッドメモリアルS(米G1)の勝ち馬。伯母コラゾーナ Corrazonaは、ビヴァリーヒルズH(米G1)の勝ち馬。従兄オルモダヴォル Olmodavorは、ネイティヴダイヴァーH(米G3)とワーラウェイH(米G3)の勝ち馬。従兄ジェイドファストは、ブリーダーズゴールドジュニアC(旭川)の勝ち馬。

 マサノミネルバ:2005年生,父*ラムタラ,母*ハートステイジ,母の父*カコイーシーズ
・アサクサデンエン引退、種牡馬入り(10/10)
 安田記念(G1,2005年)の勝ち馬*アサクサデンエン(牡8歳,美浦・河野通文厩舎)が、10日付で競走馬登録を抹消し現役を引退した。競走成績は、31戦8勝(重賞2勝)。今後は、ブリーダーズスタリオンステーション(北海道日高町)で、種牡馬として繋養される予定。

 *アサクサデンエン:1999年生,イギリス産,父Singspiel,母*ホワイトウォーターアフェア,母の父Machiavellian
・米年度代表馬ジョンヘンリー、死亡(10/9)
 1981年と1984年の米年度代表馬ジョンヘンリー John Henry(セン32歳)が、繋養されていた米国ケンタッキー州のケンタッキーホースパークで安楽死の処置が執られ死亡した。
 同馬は、サン・ルイス・レイS(米G1,2回)、サン・ファン・カピストラーノH(米G1)、ハリウッド招待H(米G1,3回)、オークツリー招待H(米G1,3回)、サンタアニタH(米G1,2回)、ジョッキークラブGC(米G1)、ハリウッド・ターフCH(米G1)、サンセットH(米G1)、バドワイザー・ミリオン(米G1)、ターフ・クラシックS(米G1)などを制しており、競走成績は83戦39勝。1982年のジャパンCにも参戦している(13着,勝ち馬ハーフアイスト)。1990年には、米国競馬の殿堂入りを果たしている。

 ジョンヘンリー John Henry:1975年生,アメリカ産,父Ole Bob Bowers,母Once Double,母の父Double Jay
・ブルーコンコルド、南部杯制覇(10/8)
 盛岡競馬場で行われた南部杯(交流Jpn1,ダート1600m)は、幸英明騎乗の2番人気ブルーコンコルド(牡7歳,栗東・服部利之厩舎)が1分36秒8のタイムで勝ち、昨年に続いてこのレースの連覇を果たした。2着には1番人気のワイルドワンダー(JRA)、3着には*カフェオリンポス(JRA)が入り、JRA所属馬が上位を独占した。
 ブルーコンコルドの従兄コトブキハワイアンは、新緑賞(笠松)の勝ち馬。

 ブルーコンコルド:2000年生,父フサイチコンコルド,母エビスファミリー,母の父*ブライアンズタイム
・ディラントーマス、凱旋門賞制覇(10/8)
 現地時間7日に仏国ロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞(仏G1,芝2400m)は、K.ファロン騎乗のディラントーマス Dylan Thomas(牡4歳,英・A.オブライエン厩舎)が2分28秒50のタイムで勝った。2着にはYoumzain、3着にはSagaraが入った。
 ディラントーマス Dylan Thomasの半姉クイーンズロジック Queen's Logicは、チェヴァリーパークS(英G1)の勝ち馬。

 ディラントーマス Dylan Thomas:2003年生,アイルランド産,父*デインヒル,母Lagrion,母の父Diesis
・インティライミ、京都大賞典勝利(10/7)
 京都競馬場で行われた京都大賞典(G2,芝2400m)は、佐藤哲三騎乗の2番人気インティライミ(牡5歳,栗東・佐々木晶三厩舎)が2分24秒8のタイムで勝った。2着には1番人気のポップロック、3着にはアルナスラインが入った。また、このレースで引退予定のファストタテヤマは、6着に敗れた。
 インティライミの半姉オーバーザウォールは、福島記念(G3,1998年)の勝ち馬。全兄サンバレンティンは、福島記念(G3,2006年)と七夕賞(G3,2007年)の勝ち馬。伯母シャダイチャッターは、小倉記念(G3,1985年)の勝ち馬。従兄スピークリーズンは、京成杯(G3,1989年)と函館記念(G3,1989年)の勝ち馬。

 インティライミ:2002年生,父スペシャルウィーク,母アンデスレディー,母の父*ノーザンテースト
・チョウサン、毎日王冠勝利(10/7)
 東京競馬場で行われた毎日王冠(G2,芝1800m)は、松岡正海騎乗の8番人気チョウサン(牡5歳,美浦・清水利章厩舎)が1分44秒2のレコードタイムで重賞初勝利を果たした。2着にはアグネスアーク、3着には1番人気のダイワメジャーが入った。

 チョウサン:2002年生,父ダンスインザダーク,母ステイヤング,母の父サッカーボーイ
・ディヴァインライト産駒ナタゴラ、英G1制覇(10/6)
 現地時間5日に英国ニューマーケット競馬場で行われたチェヴァリーパークS(英G1,芝6f)は、C.ルメール騎乗のディヴァインライト産駒ナタゴラ Natagora(牝2歳)が1分11秒55のタイムで勝った。2着にはFleeting Spirit、3着にはFestosoが入った。

 ナタゴラ Natagora:2005年生,フランス産,父ディヴァインライト,母Reinamixa,母の父Linamix
・リミットレスビッド、東京盃連覇(10/3)
 大井競馬場で行われた東京盃(交流Jpn2,ダート1200m)は、内田博幸騎乗の2番人気リミットレスビッド(牡8歳,栗東・加用正厩舎)が1分11秒3のタイムで勝ち、昨年に続いてこのレースの連覇を果たした。2着には1番人気のメイショウバトラー(JRA)、3着にはベルモントサンダー(船橋)が入った。
 リミットレスビッドの母エリザベスローズは、セントウルS(G3,1993年)の勝ち馬。全兄フサイチゼノンは、弥生賞(G2,2000年)の勝ち馬。全兄アグネスゴールドは、スプリングS(G2,2001年)ときさらぎ賞(G3,2001年)の勝ち馬。

 リミットレスビッド:1999年生,父*サンデーサイレンス,母エリザベスローズ,母の父*ノーザンテースト
・フォーティナイナーズサン、日本で種牡馬入り(10/2)
 2005年のクレメント・L.ハーシュ・メモリアル・ターフ・チャンピオンシップS(米G1)の勝ち馬フォーティナイナーズサン Fourty Niners Son(牡6歳)が、総額1億9500万円の種牡馬シンジケートが組まれ、来年から日高スタリオンステーション(北海道浦河町)で供用されることになった。

 フォーティナイナーズサン Fourty Niners Son:2001年生,アメリカ産,父Distorted Humor,母Cindazanno,母の父Alleged

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