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〜2007年1月のニュース〜
・ヴァーミリアン、川崎記念制覇(1/31)
 川崎競馬場で行われた川崎記念(交流G1,ダート2100m)は、C.ルメール騎乗の1番人気ヴァーミリアン(牡5歳,栗東・石坂正厩舎)が2分12秒9のタイムでG1初制覇を果たした。2着にはアジュディミツオー(船橋)、3着にはドンクール(JRA)が入った。
 ヴァーミリアンの半兄サカラートは、東海S(G2,2005年)、ブリーダーズGC(交流G2,2005年)、日本テレビ盃(交流G2,2005年)の勝ち馬。

 ヴァーミリアン:2002年生,父*エルコンドルパサー,母スカーレットレディ,母の父*サンデーサイレンス
・ケンタッキー・ダービー馬バーバロ、安楽死(1/30)
 昨年のケンタッキー・ダービー(米G1)の勝ち馬バーバロ Barbaro(牡4歳)が、現地時間29日に療養先のペンシルベニア大学で安楽死の処置が執られ死亡した。
 同馬は、ケンタッキー・ダービー(米G1)を6戦無敗で制したが、米クラシックレースの2冠目プリークネスS(米G1)のレース中に右後脚粉砕骨折を発症し競走を中止した。通常ならば、予後不良として安楽死の処置が執られるところを、関係者は手術して回復させようと試みた。骨折の手術は成功したが、蹄葉炎を併発し蹄壁の切除手術を受けるなど、病状は一進一退の状況が続いた。一時は外を出歩くなど回復の兆候が見られたが、四肢すべてが感染症に冒されたため安楽死の処置が執られた。

 バーバロ Barbaro:2003年生,アメリカ産,父Dynaformer,母La Ville Rouge,母の父Carson City
・名種牡馬アンバーシャダイ、死亡(1/29)
 アロースタッド(北海道新ひだか町)に繋養されていたアンバーシャダイ(牡30歳)が、29日に放牧中の事故で右前脚を骨折し死亡した。
 同馬は、大種牡馬*ノーザンテーストの初年度産駒の一頭で、有馬記念(1981年)と天皇賞・春(1983年)を制しており、競走成績は34戦11勝(重賞5勝)。種牡馬としては、メジロライアンなどの重賞勝ち馬を数多く輩出した。2002年に種牡馬を引退し、功労馬として余生を送っていた。

 アンバーシャダイ:1977年生,父*ノーザンテースト,母*クリアアンバー,母の父Ambiopoise
・ディアデラノビア、京都牝馬S勝利(1/28)
 京都競馬場で行われた京都牝馬S(G3,芝1600m)は、岩田康誠騎乗の1番人気ディアデラノビア(牝5歳,栗東・角居勝彦厩舎)が1分33秒0のタイムで勝った。2着にはウイングレット、3着にはアグネスラズベリが入った。
 ディアデラノビアの母*ポトリザリスは、亜オークス(亜G1)と亜ダービー(亜G1)の勝ち馬。伯母ポトリデー Potrideeは、ヴァニティ招待H(米G1)の勝ち馬。従兄ティーエイチアプルーヴァル T. H. Approvalは、サン・ファン・カピストラーノ招待H(米G2)の勝ち馬。

 ディアデラノビア:2002年生,父*サンデーサイレンス,母*ポトリザリス,母の父Potrillazo
・ビッググラス、根岸S勝利(1/28)
 東京競馬場で行われた根岸S(G3,ダート1400m)は、村田一誠騎乗の11番人気ビッググラス(牡6歳,栗東・中尾秀正厩舎)が1分23秒5のタイムで重賞初勝利を果たした。村田一誠騎手は、重賞初勝利。2着には1番人気の*シーキングザベスト、3着にはニホンピロサートが入った。
 ビッググラスの半兄ビッグドンは、百万石賞(金沢)と北國王冠(金沢)の勝ち馬。伯父マヤノポセイドンは、中日新聞杯(G3,1997年,勝ち馬ファンドリショウリ)の3着馬。

 ビッググラス:2001年生,父*エルコンドルパサー,母ドラゴンリリー,母の父*イブンベイ
・スズカフェニックス、東京新聞杯勝利(1/27)
 東京競馬場で行われた東京新聞杯(G3,芝1600m)は、武豊騎乗の1番人気スズカフェニックス(牡5歳,栗東・橋田満厩舎)が1分32秒7のタイムで重賞初勝利を果たした。2着にはエアシェイディ、3着にはイースターが入った。
 スズカフェニックスの伯父アーチウェイ Archwayは、グリーンランズS(愛G3)の勝ち馬。伯父*ドクターデヴィアスは、英ダービー(英G1)、愛チャンピオンS(愛G1)、デューハーストS(英G1)の勝ち馬。伯父*シンコウキングは、高松宮杯(G1,1997年)の勝ち馬。叔父ロイヤルコート Royal Courtは、オーモンドS(英G3)の勝ち馬。

 スズカフェニックス:2002年生,父*サンデーサイレンス,母*ローズオブスズカ,母の父Fairy King
・サウンドザビーチ、TCK女王盃勝利(1/24)
 大井競馬場で行われたTCK女王盃(交流G3,ダート1800m)は、勝浦正樹騎乗の2番人気サウンドザビーチ(牝6歳,美浦・藤原辰雄厩舎)が1分52秒7のタイムで重賞初勝利を果たした。2着には1番人気のトーセンジョウオー(船橋)、3着にはクリムゾンルージュ(船橋)が入った。
 サウンドザビーチの母ナギサは、京都牝馬特別(G3,1999年,勝ち馬マルカコマチ)の2着馬。

 サウンドザビーチ:2001年生,父*アフリート,母ナギサ,母の父*マークオブディスティンクション
・2006年エクリプス賞、受賞馬決定(1/24)
〜米年度代表馬&最優秀古牡馬:インヴァソール Invasor
  主な勝ち鞍:BCクラシック(米G1),ピムリコ・スペシャルH(米G1),サバーバンH(米G1),ホイットニーH(米G1)
  父Candy Stripes,母Quendom,母の父Interprete

〜最優秀古牝馬:フリートインディアン Fleet Indian
  主な勝ち鞍:パーソナルエンスンS(米G1),ベルデームS(米G1)
  父Indian Charlie,母Hustleeta,母の父*アフリート

〜最優秀3歳牡馬:ベルナルディーニ Bernardini
  主な勝ち鞍:プリークネスS(米G1),トラヴァーズS(米G1),ジョッキークラブGCS(米G1)
  父A.P. Indy,母Cara Rafaela,母の父Quiet American

〜最優秀3歳牝馬:ウェイトアホワイル Wait a While
  主な勝ち鞍:アメリカン・オークス招待S(米G1),イエローリボンS(米G1)
  父Maria's Mon,母Flirtatious,母の父A.P. Indy

〜最優秀2歳牡馬:ストリートセンス Street Sense
  主な勝ち鞍:BCジュヴェナイル(米G1)
  父Street Cry,母Bedazzle,母の父Dixieland Band

〜最優秀2歳牝馬:ドリーミングオブアンナ Dreaming of Anna
  主な勝ち鞍:BCジュヴェナイル・フィリーズ(米G1)
  父Rahy,母Justenuffheart,母の父Broad Brush

〜最優秀スプリンター:ソーズエコー Thor's Echo
  主な勝ち鞍:BCスプリント(米G1),フランク・J.ド・フランシス・メモリアル・ダッシュS(米G1)
  父Swiss Yodeler,母Helen of Troy,母の父Mr. Integrity

〜最優秀芝牡馬:ミエスクズアプルーヴァル Miesque's Approval
  主な勝ち鞍:BCマイル(米G1)
  父Miesque's Son,母Win Approval,母の父With Approval

〜最優秀芝牝馬:ウィジャボード Ouija Board
  主な勝ち鞍:BCフィリー&メア・ターフ(米G1),プリンス・オブ・ウェールズS(英G1),ナッソーS(英G1)
  父Cape Cross,母Selection Board,母の父Welsh Pageant
・メイショウトウコン、平安S勝利(1/21)
 京都競馬場で行われた平安S(G3,ダート1800m)は、石橋守騎乗の9番人気メイショウトウコン(牡5歳,栗東・安田伊佐夫厩舎)が1分51秒0のタイムで重賞初勝利を果たした。2着にはサンライズバッカス、3着にはシャーベットトーンが入った。1番人気のフィールドルージュは、6着に敗れた。
 メイショウトウコンの半兄ローレルロイスは、中山グランドジャンプ(J・G1,2005年,勝ち馬カラジ Karasi)の3着馬。

 メイショウトウコン:2002年生,父マヤノトップガン,母ルナースフィア,母の父*ジェイドロバリー
・マツリダゴッホ、アメリカJCC勝利(1/21)
 中山競馬場で行われたアメリカJCC(G2,芝2200m)は、横山典弘騎乗の2番人気マツリダゴッホ(牡4歳,美浦・国枝栄厩舎)が2分12秒8のタイムで重賞初勝利を果たした。2着にはインテレット、3着にはシルクネクサスが入った。1番人気のインティライミは、4着に敗れた。
 マツリダゴッホの叔父ホウシュウサルーンは、全日本3歳優駿(川崎)の勝ち馬。叔父ナリタトップロードは、菊花賞(G1,1999年)の勝ち馬。

 マツリダゴッホ:2003年生,父*サンデーサイレンス,母*ペイパーレイン,母の父Bel Bolide
・トウカイワイルド、日経新春杯勝利(1/14)
 京都競馬場で行われた日経新春杯(G2,芝2400m)は、安藤勝己騎乗の5番人気トウカイワイルド(牡5歳,栗東・中村均厩舎)が2分27秒4のタイムで重賞初勝利を果たした。2着にはトウカイエリート、3着にはダークメッセージが入った。1番人気のアドマイヤフジは、6着に敗れた。
 トウカイワイルドの半兄トウカイナンバーは、小倉3歳S(G3,1998年,勝ち馬コウエイロマン)の2着馬。伯父ブロードブラッシュ Broad Brushは、メドウランズCH(米G1)、ウッドメモリアルS(米G1)、サンタアニタH(米G1)、サバーバンH(米G1)の勝ち馬。従兄マルオブキンタイア Mull of Kintyreは、ジムクラックS(英G2)の勝ち馬。

 トウカイワイルド:2002年生,父*サンデーサイレンス,母*ボブズディレンマ,母の父Mr. Prospector
・サンツェッペリン、京成杯勝利(1/14)
 中山競馬場で行われた京成杯(G3,芝2000m)は、松岡正海騎乗の3番人気サンツェッペリン(牡3歳,美浦・斎藤誠厩舎)が2分1秒6のタイムで重賞初勝利を果たした。斎藤誠調教師は、重賞初勝利。2着には1番人気のメイショウレガーロ、3着にはアルナスラインが入った。

 サンツェッペリン:2004年生,父*テンビー,母プラントオジジアン,母の父*オジジアン
・菊花賞馬ソングオブウインド引退、種牡馬入り(1/14)
 昨年の菊花賞(G1)の勝ち馬ソングオブウインド(牡4歳,栗東・浅見秀一厩舎)が、香港ヴァーズ(香港G1)出走後に発症した右前脚浅屈腱炎のため現役を引退することになった。競走成績は、11戦3勝(重賞1勝)。今後は、社台スタリオンステーション荻伏(北海道浦河町)で種牡馬になる予定。

 ソングオブウインド:2003年生,父*エルコンドルパサー,母メモリアルサマー,母の父*サンデーサイレンス
・NARグランプリ2006、表彰馬決定(1/10)
〜NAR年度代表馬&サラブレッド4歳以上最優秀馬:アジュディミツオー
  主な勝ち鞍:川崎記念(交流G1),かしわ記念(交流G1),帝王賞(交流G1)
  父*ディアブロ,母ナイキアラモード,母の父*スリルショー

〜サラブレッド2歳最優秀馬:フリオーソ
  主な勝ち鞍:全日本2歳優駿(交流G1)
  父*ブライアンズタイム,母ファーザ,母の父Mr. Prospector

〜サラブレッド3歳最優秀馬&最優秀牝馬:チャームアスリープ
  主な勝ち鞍:関東オークス(交流G2)
  父*ティンバーカントリー,母ターフアミティエ,母の父*ザグレブ

〜最優秀ターフ馬:コスモバルク
  主な勝ち鞍:シンガポールエアラインズ・インターナショナルC(星G1)
  父*ザグレブ,母イセノトウショウ,母の父トウショウボーイ

〜最優秀短距離馬:ネイティヴハート
  主な勝ち鞍:オーシャンS(G3)
  父*スターオブコジーン,母ポトマックチェリー,母の父*ノーザンテースト

〜特別表彰馬:ブルーコンコルド
  主な勝ち鞍:南部杯(交流G1),JBCマイル(交流G1),東京大賞典(交流G1)
  父フサイチコンコルド,母エビスファミリー,母の父*ブライアンズタイム
・2006年度JRA賞、受賞馬決定(1/9)
〜JRA年度代表馬&最優秀4歳以上牡馬:ディープインパクト
  主な勝ち鞍:天皇賞・春(G1),宝塚記念(G1),ジャパンC(G1),有馬記念(G1)
  父*サンデーサイレンス,母*ウインドインハーヘア,母の父Alzao

〜最優秀4歳以上牝馬:ダンスインザムード
  主な勝ち鞍:ヴィクトリアマイル(G1)
  父*サンデーサイレンス,母*ダンシングキイ,母の父Nijinsky

〜最優秀3歳牡馬:メイショウサムソン
  主な勝ち鞍:皐月賞(G1),東京優駿(G1)
  父*オペラハウス,母マイヴィヴィアン,母の父*ダンシングブレーヴ

〜最優秀3歳牝馬&最優秀父内国産馬:カワカミプリンセス
  主な勝ち鞍:優駿牝馬(G1),秋華賞(G1)
  父キングヘイロー,母*タカノセクレタリー,母の父Seattle Slew

〜最優秀2歳牡馬:ドリームジャーニー
  主な勝ち鞍:朝日杯フューチュリティS(G1)
  父ステイゴールド,母オリエンタルアート,母の父メジロマックイーン

〜最優秀2歳牝馬:ウオッカ
  主な勝ち鞍:阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)
  父タニノギムレット,母タニノシスター,母の父*ルション

〜最優秀短距離馬:ダイワメジャー
  主な勝ち鞍:天皇賞・秋(G1),マイルチャンピオンシップ(G1)
  父*サンデーサイレンス,母スカーレットブーケ,母の父*ノーザンテースト

〜最優秀ダートホース:アロンダイト
  主な勝ち鞍:ジャパンCダート(G1)
  父*エルコンドルパサー,母*キャサリーンパー,母の父Riverman

〜最優秀障害馬:マルカラスカル
  主な勝ち鞍:中山大障害(J・G1)
  父*グラスワンダー,母トレアンサンブル,母の父*トニービン
・アドマイヤオーラ、シンザン記念勝利(1/8)
 京都競馬場で行われたシンザン記念(G3,芝1600m)は、岩田康誠騎乗の3番人気アドマイヤオーラ(牡3歳,栗東・松田博資厩舎)が1分35秒1のタイムで重賞初勝利を果たした。2着には1番人気のダイワスカーレット、3着にはローレルゲレイロが入った。
 アドマイヤオーラの母ビワハイジは、阪神3歳牝馬S(G1,1995年)の勝ち馬。半兄アドマイヤジャパンは、京成杯(G3,2005年)の勝ち馬。

 アドマイヤオーラ:2004年生,父アグネスタキオン,母ビワハイジ,母の父Caerleon
・スリーアベニュー、ガーネットS勝利(1/7)
 中山競馬場で行われたガーネットS(G3,ダート1200m)は、田中勝春騎乗の3番人気スリーアベニュー(牡5歳,栗東・小野幸治厩舎)が1分10秒0のタイムで重賞初勝利を果たした。2着にはリミットレスビッド、3着にはニシノコンサフォスが入った。1番人気のジョイフルハートは、13着に敗れた。
 スリーアベニューの半兄スカイアンドリュウは、京王杯スプリングC(G2,2001年,勝ち馬スティンガー)の2着馬。姪ウオッカは、阪神ジュベナイルフィリーズ(G1,2006年)の勝ち馬。叔母シスタートウショウは、桜花賞(G1,1991年)の勝ち馬。叔父トウショウオリオンは、北九州記念(G3,1998年)の勝ち馬。従姉シーイズトウショウは、CBC賞(G2,2003年)など重賞5勝馬。

 スリーアベニュー:2002年生,父*アフリート,母エナジートウショウ,母の父トウショウボーイ
・マイネルスケルツィ、京都金杯勝利(1/6)
 京都競馬場で行われた京都金杯(G3,芝1600m)は、柴田善臣騎乗の7番人気マイネルスケルツィ(牡4歳,美浦・稲葉隆一厩舎)が1分33秒9のタイムで勝った。2着には*エイシンドーバー、3着にはサクラメガワンダーが入った。1番人気のキンシャサノキセキは、6着に敗れた。

 マイネルスケルツィ:2003年生,父*グラスワンダー,母*アラデヤ,母の父Machiavellian
・シャドウゲイト、中山金杯勝利(1/6)
 中山競馬場で行われた中山金杯(G3,芝2000m)は、田中勝春騎乗の3番人気シャドウゲイト(牡5歳,美浦・加藤征弘厩舎)が2分2秒4のタイムで重賞初勝利を果たした。2着にはアサカディフィート、3着にはブラックタイドが入った。1番人気のマヤノライジンは、8着に敗れた。
 シャドウゲイトの2代母カッティングエッジは、3歳牝馬S・東(G3,1988年)とクイーンC(G3,1989年)の勝ち馬。

 シャドウゲイト:2002年生,父*ホワイトマズル,母ファビラスターン,母の父*サンデーサイレンス

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