HOME

〜2006年10月のニュース〜
・ダイワメジャー、天皇賞・秋制覇(10/29)
 東京競馬場で行われた天皇賞・秋(G1,芝2000m)は、安藤勝己騎乗の4番人気ダイワメジャー(牡5歳,美浦・上原博之厩舎)が1分58秒8のタイムで勝った。2着にはスウィフトカレント、3着にはアドマイヤムーンが入った。1番人気のスイープトウショウは、5着に敗れた。
 ダイワメジャーの母スカーレットブーケは、札幌3歳S(G3,1990年)、クイーンC(G3,1991年)、京都牝馬特別(G3,1992年)、中山牝馬(G3,1992年)の勝ち馬。半姉スカーレットメールは、チューリップ賞(G3,1997年,勝ち馬オレンジピール)の2着馬。全姉ダイワルージュは、新潟3歳S(G3,2000年)の勝ち馬。伯母スカーレットリボンは、4歳牝馬特別・西(G2,1988年)の勝ち馬。従姉ブルーリッジリバーは、桜花賞(G1,2002年,勝ち馬アローキャリー)の2着馬。従兄タヤスアンティームは、東海S(G2,2001年,勝ち馬ハギノハイグレイド)の3着馬。従兄ウィンブローは、クラウンC(川崎)の勝ち馬。

 ダイワメジャー:2001年生,父*サンデーサイレンス,母スカーレットブーケ,母の父*ノーザンテースト
・プリサイスマシーン、スワンS勝利(10/28)
 京都競馬場で行われたスワンS(G2,芝1400m)は、松岡正海騎乗の14番人気プリサイスマシーン(牡7歳,美浦・萩原清厩舎)が1分20秒3のタイムで勝った。2着には*シンボリグラン、3着にはアグネスラズベリが入った。1番人気のオレハマッテルゼは、5着に敗れた。
 プリサイスマシーンの2代母グローバルダイナは、小倉大賞典(G3,1985年)、北九州記念(G3,1985年)、阪神牝馬特別(G3,1985年)の勝ち馬。3代母グローブターフは、愛知杯(1969年)の勝ち馬。

 プリサイスマシーン:1999年生,父マヤノトップガン,母ビーサイレント,母の父*サンデーサイレンス
・シーキングザベスト、武蔵野S勝利(10/28)
 東京競馬場で行われた武蔵野S(G3,ダート1600m)は、勝浦正樹騎乗の2番人気*シーキングザベスト(牡5歳,栗東・森秀行厩舎)が1分35秒3のタイムで重賞初勝利を果たした。2着にはサンライズバッカス、3着にはフィールドルージュが入った。1番人気のフサイチリシャールは、5着に敗れた。
 *シーキングザベストの母マッキー Mackieは、ブッシャーBCH(米G3)の勝ち馬。半兄ミスターメロン Mr. Mellonは、アーリントン・クラシックS(米G2)の勝ち馬。伯父ヒーローズオナー Hero's Honorは、ボウリング・グリーンH(米G1)とユナイテッド・ネイションズH(米G1)の勝ち馬。伯父シーヒーロー Sea Heroは、ケンタッキー・ダービー(米G1)、トラヴァーズS(米G1)、米シャンペンS(米G1)の勝ち馬。伯母コロネーションカップ Coronation Cupは、ニジャナS(米G3)の勝ち馬。従兄イースタンエコー Eastern Echoは、米フューチュリティS(米G1)の勝ち馬。従兄モーツァルト Mozartは、ジュライC(英G1)とナンソープS(英G1)の勝ち馬。

 *シーキングザベスト:2001年生,アイルランド産,父Seeking the Gold,母Mackie,母の父Summer Squall
・トップサバトン、北海道2歳優駿勝利(10/26)
 札幌競馬場で行われた北海道2歳優駿(交流G3,ダート1700m)は、井上俊彦騎乗の7番人気トップサバトン(牡2歳,北海道・國信満厩舎)が1分48秒7のタイムで重賞初勝利を果たした。2着にはアンパサンド(北海道)、3着には1番人気の*ミスティックベル(JRA)が入った。

 トップサバトン:2004年生,父タヤスツヨシ,母*トップオブザスカイ,母の父Skywalker
・ロックオブジブラルタル、来年から日本で供用(10/23)
 種牡馬ロックオブジブラルタル Rock of Gibraltar(牡7歳)が、来年から日本軽種馬協会静内種馬場(北海道新ひだか町)で供用されることが明らかになった。
 ロックオブジブラルタル Rock of Gibraltarは、2歳秋の仏グラン・クリテリウム(仏G1)を皮切りに3歳秋のムーラン・ド・ロンシャン賞(仏G1)までG1レース7連勝の世界記録を樹立し、2002年の欧州年度代表馬(カルティエ賞)に選出された。競走成績は、13戦10勝。種牡馬としては、初年度産駒が今年デビューしており、イーグルマウンテン Eagle Mountain(ベレスフォードS(愛G2))が唯一の重賞勝ち馬となっている。

 ロックオブジブラルタル Rock of Gibraltar:1999年生,アイルランド産,父*デインヒル,母Offshore Boom,母の父Be My Guest
・3冠阻止!ソングオブウインド、菊花賞制覇(10/22)
 京都競馬場で行われた菊花賞(G1,芝3000m)は、武幸四郎騎乗の8番人気ソングオブウインド(牡3歳,栗東・浅見秀一厩舎)が3分2秒7のレコードタイムで重賞初勝利をG1制覇で果たした。*エルコンドルパサー産駒は、G1初制覇。2着にはドリームパスポート、3着にはアドマイヤメインが入った。1番人気のメイショウサムソンは4着に敗れ、3冠制覇はならなかった。
 ソングオブウインドの3代母シャダイマインの孫アドマイヤマックスは、高松宮記念(G1,2005年)の勝ち馬。曾孫ラインクラフトは、桜花賞(G1,2005年)とNHKマイルC(G1,2005年)の勝ち馬。

 ソングオブウインド:2003年生,父*エルコンドルパサー,母メモリアルサマー,母の父*サンデーサイレンス
・キネティクス、富士S勝利(10/21)
 東京競馬場で行われた富士S(G3,芝1600m)は、勝浦正樹騎乗の16番人気キネティクス(牡7歳,栗東・新川恵厩舎)が1分32秒8のタイムで重賞初勝利を果たした。2着にはエアシェイディ、3着には1番人気のスズカフェニックスが入った。
 キネティクスの叔父クリプトスター Crypto Starは、アーカンソー・ダービー(米G2)の勝ち馬。

 キネティクス:1999年生,父*フォーティナイナー,母*インキュラブルロマンティック,母の父Stop the Music
・デルタブルース3着…トーキート、コーフィールドC制覇(10/21)
 豪国コーフィールド競馬場で行われたMRCコーフィールドC(豪G1,芝2400m)は、D.ダン騎乗のトーキート Tawqeet(牡4歳,D.ヘイズ厩舎)が勝った。2着にはアクアダモーレ Aqua D'Amoreが入った。日本から参戦したデルタブルース(牡5歳,栗東・角居勝彦厩舎,N.ロウィラー騎乗)は3着、ポップロック(牡5歳,栗東・角居勝彦厩舎,D.オリヴァー騎乗)は7着に敗れた。
 トーキート Tawqeetの2代母バーガー Bargerは、ヴァントー賞(仏G3)の勝ち馬。3代母トリリヨン Trillionは、ガネー賞(仏G1)の勝ち馬。伯母バヤ Bayaは、ラ・グロット賞(仏G3)の勝ち馬。叔父ナレイティヴ Narrativeは、カルロ・ダレッシオ賞(伊G2)の勝ち馬。

 トーキート Tawqeet:2002年生,アメリカ産,父Kingmambo,母*カーレス,母の父Caerleon
・無敗で牝馬2冠達成!カワカミプリンセス、秋華賞制覇(10/15)
 京都競馬場で行われた秋華賞(G1,芝2000m)は、本田優騎乗の2番人気カワカミプリンセス(牝3歳,栗東・西浦勝一厩舎)が1分58秒2のタイムで勝ち、5戦無敗で牝馬2冠を制覇した。2着にはアサヒライジング、3着にはフサイチパンドラが入った。1番人気のアドマイヤキッスは、4着に敗れた。

 カワカミプリンセス:2003年生,父キングヘイロー,母*タカノセクレタリー,母の父Seattle Slew
・デアリングハート、府中牝馬S勝利(10/15)
 東京競馬場で行われた府中牝馬S(G3,芝1800m)は、後藤浩輝騎乗の2番人気デアリングハート(牝4歳,栗東・藤原英昭厩舎)が1分47秒5のタイムで勝った。2着にはサンレイジャスパー、3着には1番人気のディアデラノビアが入った。
 デアリングハーの半兄エクトンパーク Ecton Parkは、スーパー・ダービー(米G1)の勝ち馬。半兄ピットファイターは、武蔵野S(G3,2004年)、アンタレスS(G3,2005年)、マーキュリーC(交流G3,2005年)の勝ち馬。伯母バンカーズレイディ Banker's Ladyは、レイディズH(米G1)、トップフライトH(米G1)、シュヴィーH(米G1)の勝ち馬。伯父アイダベル Idabelは、アークラテクスH(米G3)の勝ち馬。従兄バンカーズゴールド Banker's Goldは、ピーターパンS(米G2)とトムフールH(米G2)の勝ち馬。

 デアリングハート:2002年生,父*サンデーサイレンス,母*デアリングダンジグ,母の父Danzig
・アグネスワールド産駒、豪G1制覇(10/14)
 現地時間14日に豪国コーフィールド競馬場で行われたMRCコーフィールド・ギニー(豪G1,芝1600m)で、*アグネスワールド産駒のワンダフルワールド Wonderful World(牡3歳)が勝った。*アグネスワールド産駒は、国内外でG1レース初制覇。

 ワンダフルワールド Wonderful World:2003年生,オーストラリア産,父*アグネスワールド,母Success Tale,母の父Success Express
・オースミダイドウ、デイリー杯2歳S勝利(10/14)
 京都競馬場で行われたデイリー杯2歳S(G2,芝1600m)は、武豊騎乗の1番人気オースミダイドウ(牡2歳,栗東・中尾正厩舎)が1分34秒3のタイムで重賞初勝利を果たした。2着にはローレルゲレイロ、3着にはマルカハンニバルが入った。
 オースミダイドウの母ストームティグレスは、フェアリーS(G3,1997年,勝ち馬*レディステラ)の2着馬。伯父テハノ Tejanoは、ハリウッド・フューチュリティ(米G1)、アーリントン・ワシントン・フューチュリティ(米G1)、カウディンS(米G1)の勝ち馬。

 オースミダイドウ:2004年生,父スペシャルウィーク,母ストームティグレス,母の父Storm Cat
・コウエイトライ、東京オータムジャンプ勝利(10/14)
 東京競馬場で行われた東京オータムジャンプ(J・G3,障害3300m)は、小坂忠士騎乗の2番人気コウエイトライ(牡5歳,栗東・田所清広厩舎)が3分36秒9のレコードタイムで勝った。2着にはマイネルオーパー、3着には1番人気のブロードキャスターが入った。
 コウエイトライの母ダンツビューティは、サガ・クイーン賞(佐賀)と大天山賞(佐賀)の勝ち馬。半姉コウエイロマンは、小倉3歳S(G3,1998年)の勝ち馬。半姉コウエイソフィアは、トゥインクルレディー賞(大井)の勝ち馬。伯母ニッポーデュレンは、ニューイヤーC(佐賀)と花吹雪賞(佐賀)の勝ち馬。叔父ラガーチャンピオンは、セントライト記念(G2,1993年)の勝ち馬。

 コウエイトライ:2001年生,父*オペラハウス,母ダンツビューティ,母の父ホリスキー
・パラダイスフラワー、エーデルワイス賞勝利(10/12)
 旭川競馬場で行われたエーデルワイス賞(交流G3,ダート1600m)は、小林俊彦騎乗の7番人気パラダイスフラワー(牝2歳,岩手・櫻田浩三厩舎)が1分43秒1のレコードタイムで重賞初勝利を果たした。2着にはアグリフェスタ(北海道)、3着にはフェアリーライド(北海道)が入り、地方所属馬が上位を独占した。1番人気のタガタメ(北海道)は、4着に敗れた。
 パラダイスフラワーの半姉システィーナは、京都牝馬特別(G3,1995年)の勝ち馬。姪タフグレイスは、中山金杯(G3,2002年,勝ち馬ビッグゴールド)の2着馬。姪ランアップは、九州ジュニアグランプリ(荒尾)の勝ち馬。甥プライドキムは、全日本2歳優駿(交流G1,2004年)の勝ち馬。

 パラダイスフラワー:2004年生,父*ティンバーカントリー,母ダイナコマネチ,母の父*ノーザンテースト
・ディープインパクト年内引退、来年から種牡馬入り(10/11)
 無敗で3冠を制し、今月1日の凱旋門賞(仏G1)で3着に入ったディープインパクト(牡3歳,栗東・池江泰郎厩舎)が、年内で現役を引退することが明らかになった。引退後は、51億円の種牡馬シンジケート(8500万円×60口)が組まれ、社台スタリオンステーション(北海道安平町)で繋養される予定。

 ディープインパクト:2002年生,父*サンデーサイレンス,母*ウインドインハーヘア,母の父Alzao
・ルールオブロー、日本で種牡馬入り(10/11)
 2004年の英セントレジャー(英G1)の勝ち馬ルールオブロー Rule of Law(牡5歳)が、来年からダーレージャパン・スタリオン・コンプレックス(北海道日高町)で種牡馬してして繋養されることが明らかになった。
 ルールオブロー Rule of Lawは、英セントレジャー(英G1)の他に、グレート・ヴォルティジュールS(英G2)を制しており、英ダービー(英G1)でも2着に入っている。競走成績は、9戦4勝。

 ルールオブロー Rule of Law:2001年生,アメリカ産,父Kingmambo,母Crystal Crossing,母の父*ロイヤルアカデミーII
・レマーズガール、白山大賞典勝利(10/10)
 金沢競馬場で行われた白山大賞典(交流G3,ダート2100m)は、岩田康誠騎乗の2番人気*レマーズガール(牝6歳,栗東・湯浅三郎厩舎)が2分15秒9のタイムで勝った。2着にはビッグドン(金沢)、3着にはレイナワルツ(愛知)が入った。1番人気の*グラッブユアハートは、4着に敗れた。
 *レマーズガールの3代母ツイストハー Twist Herの産駒ツイストアフリート Twist Afleetは、テストS(米G1)とトップフライトH(米G1)の勝ち馬。

 *レマーズガール:2000年生,アメリカ産,父Defrere,母Timeless Twist,母の父Timeless Moment
・ブルーコンコルド、南部杯制覇(10/9)
 盛岡競馬場で行われた南部杯(交流G1,ダート1600m)は、幸英明騎乗の2番人気ブルーコンコルド(牡6歳,栗東・服部利之厩舎)が1分36秒6のタイムで勝った。2着にはヒシアトラス(JRA)、3着には*ジンクライシス(北海道)が入った。1番人気の*シーキングザダイヤは、4着に敗れた。
 ブルーコンコルドの従兄コトブキハワイアンは、新緑賞(笠松)の勝ち馬。

 ブルーコンコルド:2000年生,父フサイチコンコルド,母エビスファミリー,母の父*ブライアンズタイム
・スイープトウショウ、京都大賞典勝利(10/8)
 京都競馬場で行われた京都大賞典(G2,芝2400m)は、池添謙一騎乗の2番人気スイープトウショウ(牝5歳,栗東・鶴留明雄厩舎)が2分31秒5のタイムで勝った。2着にはファストタテヤマ、3着にはトウショウナイトが入った。1番人気のインティライミは、7着に敗れた。
 スイープトウショウの2代母サマンサトウショウは、エプソムC(G3,1990年)の勝ち馬。3代母マーブルトウショウは、桜花賞(1981年,勝ち馬ブロケード)の3着馬。叔父トウショウノアは、関屋記念(G3,2000年,勝ち馬ダイワテキサス)の3着馬。

 スイープトウショウ:2001年生,父*エンドスウィープ,母タバサトウショウ,母の父*ダンシングブレーヴ
・ダイワメジャー、毎日王冠勝利(10/8)
 東京競馬場で行われた毎日王冠(G2,芝1800m)は、安藤勝己騎乗の3番人気ダイワメジャー(牡5歳,美浦・上原博之厩舎)が1分45秒5のタイムで勝った。2着にはダンスインザムード、3着にはローエングリンが入った。1番人気の*アサクサデンエンは、13着に敗れた。
 ダイワメジャーの母スカーレットブーケは、札幌3歳S(G3,1990年)、クイーンC(G3,1991年)、京都牝馬特別(G3,1992年)、中山牝馬(G3,1992年)の勝ち馬。半姉スカーレットメールは、チューリップ賞(G3,1997年,勝ち馬オレンジピール)の2着馬。全姉ダイワルージュは、新潟3歳S(G3,2000年)の勝ち馬。伯母スカーレットリボンは、4歳牝馬特別・西(G2,1988年)の勝ち馬。従姉ブルーリッジリバーは、桜花賞(G1,2002年,勝ち馬アローキャリー)の2着馬。従兄タヤスアンティームは、東海S(G2,2001年,勝ち馬ハギノハイグレイド)の3着馬。従兄ウィンブローは、クラウンC(川崎)の勝ち馬。

 ダイワメジャー:2001年生,父*サンデーサイレンス,母スカーレットブーケ,母の父*ノーザンテースト
・リミットレスビッド、東京盃勝利(10/4)
 大井競馬場で行われた東京盃(交流G2,ダート1200m)は、岩田康誠騎乗の3番人気リミットレスビッド(牡7歳,栗東・加用正厩舎)が1分11秒1のタイムで勝った。2着には*シーキングザベスト(JRA)、3着にはニホンピロサート(JRA)が入り、JRA所属馬が上位を独占した。1番人気のアグネスジェダイ(JRA)は、7着に敗れた。
 リミットレスビッドの母エリザベスローズは、セントウルS(G3,1993年)の勝ち馬。全兄フサイチゼノンは、弥生賞(G2,2000年)の勝ち馬。全兄アグネスゴールドは、スプリングS(G2,2001年)ときさらぎ賞(G3,2001年)の勝ち馬。

 リミットレスビッド:1999年生,父*サンデーサイレンス,母エリザベスローズ,母の父*ノーザンテースト
・凱旋門賞の走破タイム、訂正(10/4)
 現地時間1日に行われた凱旋門賞(仏G1,芝2400m)の走破タイムが、当初発表された2分31秒70から2分26秒30に訂正された。走破タイムが訂正となった原因については、現段階では不明とのこと。
・JRA、デビッドジュニアを購入(10/3)
 JRAは、英チャンピオンS(英G1)、ドバイ・デューティ・フリー(首G1)、エクリプスS(英G1)の勝ち馬デビッドジュニア David Junior(牡4歳)の購入する契約を結んだことを発表した。
 同馬は、11月4日のBCクラシック(米G1)に出走する予定で、その後ジャパンC(G1)に出走する可能性がある。引退後は、日本軽種馬協会へ寄贈され、日本で種牡馬入りする予定。
 同馬の伯父*パラダイスクリークは、アーリントン・ミリオン(米G1)などG1レース4勝馬。伯父ワイルドイヴェント Wild Eventは、ターフ・クラシックS(米G1)の勝ち馬。叔父フォービドンアップル Forbidden Appleは、マンハッタンH(米G1)の勝ち馬。

 デビッドジュニア David Junior:2002年生,アメリカ産,父Pleasant Tap,母Paradise River,母の父Irish River
・ディープインパクト3着…レイルリンク、凱旋門賞制覇(10/2)
 現地時間1日に仏国ロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞(仏G1,芝2400m)は、S.パスキエ騎乗のレイルリンク Rail Link(牡3歳,仏・A.ファーブル厩舎)が2分31秒7のタイムで勝った。2着にはプライド Pride、武豊騎乗のディープインパクト(牡4歳,栗東・池江泰郎厩舎)は3着に入った。ディープインパクトのライバルと目されたハリケーンラン Hurricane Runは4着、シロッコ Shiroccoは最下位の8着に敗れた。
 レイルリンク Rail Linkの伯父ホウォーフ Wharfは、ジュライS(英G3)の勝ち馬。従兄弟リンダズラッド Linda's Ladは、クリテリウム・ド・サンクルー(仏G1)の勝ち馬。

 レイルリンク Rail Link:2003年生,イギリス産,父Dansili,母Docklands,母の父Theatrical
・凱旋門賞出走予定馬
ディープインパクト Deep Impact(牡4)−日本
 主な勝ち鞍:皐月賞(G1),東京優駿(G1),菊花賞(G1),天皇賞・春(G1),宝塚記念(G1)
 生年:2002年/生産国:日本
 父*サンデーサイレンス,母*ウインドインハーヘア,母の父Alzao

ハリケーンラン Hurricane Run(牡4)−仏国
 主な勝ち鞍:凱旋門賞(仏G1),キング・ジョージVI&クイーン・エリザベス・ダイヤモンドS(英G1),愛ダービー(愛G1),タタソールズGC(愛G1)
 生年:2002年/生産国:アイルランド
 父Montjeu,母Hold On,母の父Surumu

シロッコ Shirocco(牡5)−仏国
 主な勝ち鞍:BCターフ(米G1),独ダービー(独G1),ジョッキークラブ大賞典(伊G1),コロネーションC(英G1)
 生年:2001年/生産国:ドイツ
 父Monsun,母So Sedulous,母の父The Minstrel

プライド Pride(牝6)−仏国
 主な勝ち鞍:サンクルー大賞典(仏G1)
 生年:2000年/生産国:フランス
 父*パントレセレブル,母Specificity,母の父Alleged

ベストネーム Best Name(牡3)−仏国
 主な勝ち鞍:プランス・ドランジュ賞(仏G3)
 生年:2003年/生産国:イギリス
 父King's Best,母Flawly,母の父*オールドヴィック

アイリッシュウェルズ Irish Wells(牡3)−仏国
 主な勝ち鞍:ドーヴィル大賞典(仏G2)
 生年:2003年/生産国:フランス
 父Poliglote,母Sign of the Vine,母の父Kendor

レイルリンク Rail Link(牡3)−仏国
 主な勝ち鞍:パリ大賞典(仏G1)
 生年:2003年/生産国:イギリス
 父Dansili,母Docklands,母の父Theatrical

シックスティーズアイコン Sixties Icon(牡3)−英国
 主な勝ち鞍:英セントレジャー(英G1)
 生年:2003年/生産国:イギリス
 父Galileo,母Love Divine,母の父Diesis
・テイクオーバーターゲット、スプリンターズS制覇(10/1)
 中山競馬場で行われたスプリンターズS(G1,芝1200m)は、J.フォード騎乗の1番人気テイクオーバーターゲット(セン7歳,豪・J.ジャニアック厩舎)が1分8秒1のタイムで勝った。2着にはメイショウボーラー、3着にはタガノバスティーユが入った。昨年の覇者サイレントウィットネス Silent Witnessは4着、ベンバウン Benbaunは5着、レザーク Les Arcsは7着に敗れた。

 テイクオーバーターゲット:1999年生,オーストラリア産,父Celtic Swing,母Shady Stream,母の父Archregent
・スプリンターズSに出走予定の外国馬
サイレントウィットネス Silent Witness(セン7)−香港
 主な勝ち鞍:香港スプリント(香港G1)2回,ザ・ボーヒニア・スプリントC(香港G1)2回,センテナリー・スプリントC(香港G1)2回,ザ・チェアマンズ・スプリント・プライズ(香港G1)2回,スプリンターズS(G1)
 生年:1999年/生産国:オーストラリア
 父El Moxie,母Jade Tiara,母の父Bureaucracy

テイクオーバーターゲット Takeover Target(セン7)−豪国
 主な勝ち鞍:VRCサリンジャーS(豪G1),VRCライトニングS(豪G1),VRCニューマーケットH(豪G1),キングズ・スタンドS(英G2),セントウルS(G3)2着
 生年:1999年/生産国:オーストラリア
 父Celtic Swing,母Shady Stream,母の父Archregent

ベンバウン Benbaun(セン5)−英国
 主な勝ち鞍:フライング・ファイヴ(愛G3)2回
 生年:2001年/生産国:アイルランド
 父Stravinsky,母Escape to Victory,母の父Salse

レザーク Les Arcs(セン6)−英国
 主な勝ち鞍:ゴールデン・ジュビリーS(英G1),ジュライC(英G1)
 生年:2000年/生産国:アメリカ
 父Arch,母La Sarto,母の父Cormorant

HOME