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〜2006年8月のニュース〜
・トップガンジョー、新潟記念勝利(8/27)
 新潟競馬場で行われた新潟記念(G3,芝2000m)は、後藤浩輝騎乗の6番人気トップガンジョー(牡4歳,美浦・和田正道厩舎)が1分57秒2のタイムで勝った。2着にはサンレイジャスパー、3着にはヴィータローザが入った。1番人気のスウィフトカレントは、4着に敗れた。
 トップガンジョーの伯父メイキングテシオは、中日スポーツ4歳S(G3,1992年,勝ち馬キョウエイボーガン)の2着馬。

 トップガンジョー:2002年生,父マヤノトップガン,母ゴールデンノヴァ,母の父*ゴールデンフェザント
・チアフルスマイル、キーンランドC勝利(8/27)
 札幌競馬場で行われたキーンランドC(G3,芝1200m)は、岩田康誠騎乗の4番人気チアフルスマイル(牝6歳,栗東・池江泰郎厩舎)が1分8秒4のタイムで重賞初勝利を果たした。2着には1番人気のシーイズトウショウ、3着にはビーナスラインが入った。
 チアフルスマイルの母*ゴールデンカラーズは、クイーンC(G3,1996年,勝ち馬イブキパーシヴ)の2着馬。2代母ウイニングカラーズ Winning Colorsは、ケンタッキー・ダービー(米G1)とサンタアニタ・ダービー(米G1)の勝ち馬で、1988年の米最優秀3歳牝馬。

 チアフルスマイル:2000年生,父*サンデーサイレンス,母*ゴールデンカラーズ,母の父Mr. Prospector
・米年度代表馬セイントリアム、死亡(8/23)
 昨年の米年度代表馬セイントリアム Saint Liam(牡6歳)が、22日に繋養先のレーンズエンドファーム Lane's End Farm(米国ケンタッキー州)で左後脚を粉砕骨折をしたために安楽死の処置がとられ死亡した。
 同馬は、BCクラシック(米G1)、ドンH(米G1)、スティーヴン・フォスターH(米G1)、ウッドワードS(米G1)を勝っており、競走成績は20戦9勝。今年から種牡馬生活に入っており、産駒は一世代のみとなった。

 セイントリアム Saint Liam:2000年生,アメリカ産,父Saint Ballado,母Quiet Dance,母の父Quiet American
・アドマイヤムーン、札幌記念勝利(8/20)
 札幌競馬場で行われた札幌記念(G2,芝2000m)は、武豊騎乗の1番人気アドマイヤムーン(牡3歳,栗東・松田博資厩舎)が2分0秒3のタイムで勝った。2着にはレクレドール、3着にはマチカネキララが入った。
 アドマイヤムーンの伯父ゴーステディは、中山金杯(G3,2002年,勝ち馬ビッグゴールド)の3着馬。3代母ケイティーズは、愛1000ギニー(愛G1)の勝ち馬。
 武豊騎手&松田博資調教師は、16日に死亡した2冠牝馬ベガの主戦騎手・調教師のコンビ。アドマイヤムーンの父*エンドスウィープ×母の父*サンデーサイレンスという血統構成は、19日に死亡した桜花賞馬ラインクラフトと同じ血統構成。

 アドマイヤムーン:2003年生,父*エンドスウィープ,母マイケイティーズ,母の父*サンデーサイレンス
・桜花賞馬ラインクラフト、死亡(8/19)
 昨年の桜花賞(G1)とNHKマイルC(G1)の勝ち馬ラインクラフト(牝4歳,栗東・瀬戸口勉厩舎)が、19日朝に放牧先のノーザンファーム空港牧場で調教中に急性心不全のため死亡した。

 ラインクラフト:2002年生,父*エンドスウィープ,母マストビーラヴド,母の父*サンデーサイレンス
・ストームセイコー、新潟ジャンプS勝利(8/19)
 新潟競馬場で行われた新潟ジャンプS(J・G3,障害3250m)は、穂苅寿彦騎乗の2番人気*ストームセイコー(牡5歳,美浦・増沢末夫厩舎)が3分31秒3のタイムで重賞初勝利を果たした。*カリズマティック産駒は、JRA重賞初勝利。2着にはニシノヘブンズドア、3着にはユーワキングストンが入った。1番人気のテレジェニックは、5着に敗れた。
 *ストームセイコーの伯母ストラティジックマヌーヴァー Strategic Maneuverは、メイトロンS(米G1)とスピナウェイS(米G1)の勝ち馬。叔母フォルナリーナは、4歳牝馬特別・西(G2,1999年,勝ち馬フサイチエアデール)の3着馬。従兄イシグル Ishiguruは、フライング・ファイヴ(愛G3)の勝ち馬。従姉キャットファイター Cat Fighterは、ラ・カナダS(米G2)の勝ち馬。

 *ストームセイコー:2001年生,アメリカ産,父*カリズマティック,母Micheline,母の父Shadeed
・2冠牝馬ベガ、死亡(8/17)
 1993年の2冠牝馬ベガ(牝16歳)が、16日にクモ膜下出血のため繋養先のノーザンファーム早来牧場(北海道安平町)で死亡した。
 同馬は、*トニービンの初年度産駒で、1993年の桜花賞(G1)と優駿牝馬(G1)を制した。競走成績は9戦4勝。
 繁殖牝馬としても優秀で、アドマイヤベガ(東京優駿)、アドマイヤボス(セントライト記念)、アドマイヤドン(JBCクラシックなどG1レース7勝)を輩出した。

 ベガ:1990年生,父*トニービン,母*アンティックヴァリュー,母の父Northern Dancer
・ハードクリスタル、ブリーダーズGC勝利(8/17)
 旭川競馬場で行われたブリーダーズGC(交流G2,ダート2300m)は、横山典弘騎乗の1番人気ハードクリスタル(牡6歳,栗東・作田誠二厩舎)が2分31秒0のタイムで勝った。2着には*パーソナルラッシュ(JRA)、3着には*ジンクライシス(北海道)が入った。
 ハードクリスタルの叔母*クロカミは、京王杯オータムH(G3,1997年)と府中牝馬S(G3,1997年)の勝ち馬。従妹クロウキャニオンは、兵庫ジュニアグランプリ(交流G3,2004年,勝ち馬プライドキム)の3着馬。

 ハードクリスタル:2000年生,父*クリスタルグリッターズ,母*スイートミルド,母の父*ダンスホール
・メイショウバトラー、サマーチャンピオン勝利(8/15)
 佐賀競馬場で行われたサマーチャンピオン(交流G3,ダート1400m)は、佐藤哲三騎乗の1番人気メイショウバトラー(牝6歳,栗東・高橋成忠厩舎)が1分26秒1のタイムで勝った。2着にはメイショウボーラー(JRA)、3着にはワンダーハヤブサ(JRA)が入り、JRA所属馬が上位を独占した。
 メイショウバトラーの叔父メイショウヒダカは、北斗盃(札幌)の勝ち馬。

 メイショウバトラー:2000年生,父メイショウホムラ,母メイショウハゴロモ,母の父ダイナガリバー
・アグネスジェダイ、クラスターC勝利(8/14)
 盛岡競馬場で行われたクラスターC(交流G3,ダート1200m)は、小牧太騎乗の2番人気アグネスジェダイ(牡4歳,栗東・森秀行厩舎)が1分9秒8のタイムで勝った。2着には*ディバインシルバー(JRA)、3着には1番人気のトウショウギア(JRA)が入り、JRA所属馬が上位を独占した。

 アグネスジェダイ:2002年生,父*アグネスワールド,母ラッキーパイシーズ,母の父Crafty Prospector
・コスモフォーチュン、北九州記念勝利(8/13)
 小倉競馬場で行われた北九州記念(G3,芝1200m)は、角田晃一騎乗の11番人気コスモフォーチュン(牝4歳,栗東・宮徹厩舎)が1分8秒0のタイムで重賞初勝利を果たした。2着にはゴールデンキャスト、3着にはホーマンテキーラが入った。1番人気のマルカキセキは、8着に敗れた。
 コスモフォーチュンの3代母ビューティマリヤの産駒には、ナリタタイセイ(NHK杯(G2,1992年))、ファイトガリバー(桜花賞(G1,1996年))がいる。

 コスモフォーチュン:2002年生,父*マイネルラヴ,母グレースマリヤ,母の父*グルームダンサー
・デアリングハート、クイーンS勝利(8/13)
 札幌競馬場で行われたクイーンS(G3,芝1800m)は、藤田伸二騎乗の3番人気デアリングハート(牝4歳,栗東・藤原英昭厩舎)が1分46秒7のタイムで重賞初勝利を果たした。2着にはヤマニンシュクル、3着にはレクレドールが入った。1番人気のマイネサマンサは、8着に敗れた。
 デアリングハーの半兄エクトンパーク Ecton Parkは、スーパー・ダービー(米G1)の勝ち馬。半兄ピットファイターは、武蔵野S(G3,2004年)、アンタレスS(G3,2005年)、マーキュリーC(交流G3,2005年)の勝ち馬。伯母バンカーズレイディ Banker's Ladyは、レイディズH(米G1)、トップフライトH(米G1)、シュヴィーH(米G1)の勝ち馬。伯父アイダベル Idabelは、アークラテクスH(米G3)の勝ち馬。従兄バンカーズゴールド Banker's Goldは、ピーターパンS(米G2)とトムフールH(米G2)の勝ち馬。

 デアリングハート:2002年生,父*サンデーサイレンス,母*デアリングダンジグ,母の父Danzig
・カンファーベスト、関屋記念勝利(8/6)
 新潟競馬場で行われた関屋記念(G3,芝1600m)は、江田照男騎乗の14番人気カンファーベスト(牡7歳,美浦・佐藤吉勝厩舎)が1分32秒5のタイムで勝った。2着には*ダイワバンディット、3着には1番人気のテレグノシスが入った。
 カンファーベストの叔父ダンディアンバーは、小倉3歳S(G3,1990年,勝ち馬テイエムリズム)の3着馬。3代母タニノソブリンは、函館3歳S(1969年)の勝ち馬。

 カンファーベスト:1999年生,父アンバーシャダイ,母カタリナラビット,母の父シンザン
・ニシノチャーミー、函館2歳S勝利(8/6)
 函館競馬場で行われた函館2歳S(G3,芝1200m)は、四位洋文騎乗の7番人気ニシノチャーミー(牝2歳,栗東・浅見秀一厩舎)が1分10秒3のタイムで重賞初勝利を果たした。2着にはローレルゲレイロ、3着にはシャルトリューズが入った。1番人気の*エーシンダームスンは14着、ホッカイドウ競馬所属のインパーフェクトは6着に敗れた。

 ニシノチャーミー:2004年生,父サクラバクシンオー,母ブランドミッシェル,母の父*ニシノエトランゼ

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