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〜2006年7月のニュース〜
・スウィフトカレント、小倉記念勝利(7/30)
 小倉競馬場で行われた小倉記念(G3,芝2000m)は、福永祐一騎乗の4番人気スウィフトカレント(牡5歳,栗東・森秀行厩舎)が1分57秒8のレコードタイムで重賞初勝利を果たした。2着にはヴィータローザ、3着にはニホンピロキースが入った。1番人気のメイショウカイドウは、6着に敗れた。
 スウィフトカレントの母*ホワイトウォーターアフェアは、ポモーヌ賞(仏G2)の勝ち馬。半兄*アサクサデンエンは、安田記念(G1,2005年)の勝ち馬。叔父リトルロック Little Rockは、プリンス・オブ・ウェールズS(英G2)の勝ち馬。

 スウィフトカレント:2001年生,父*サンデーサイレンス,母*ホワイトウォーターアフェア,母の父Machiavellian
・ハーツクライ3着…ハリケーンラン、キング・ジョージVI&クイーン・エリザベスDS制覇(7/30)
 現地時間29日に英国アスコット競馬場で行われたキング・ジョージVI&クイーン・エリザベス・ダイヤモンドS(英G1,芝12f)は、C.スミヨン騎乗のハリケーンラン Hurricane Run(牡4歳,A.ファーブル厩舎)が2分30秒29のタイムで勝った。2着にはエレクトロキューショニスト Electrocutionist、3着には日本から参戦したハーツクライ(牡5歳,栗東・橋口弘次郎厩舎)が入った。
 ハリケーンラン Hurricane Runの伯父ホンドモンド Hondo Mondoは、ヴィルトシャフト大賞典(独G2)の勝ち馬。伯父ホンデロ Honderoは、シュプレッティ・レンネン(独G3)の勝ち馬。

 ハリケーンラン Hurricane Run:2002年生,アイルランド産,父Montjeu,母Hold On,母の父Surumu
・エリモハリアー、函館記念連覇(7/23)
 函館競馬場で行われた函館記念(G3,2000m)は、安藤勝己騎乗の1番人気エリモハリアー(セン6歳,栗東・田所秀孝厩舎)が2分5秒1のタイムで勝ち、昨年に続いてこのレースを連覇した。2着にはエアシェイディ、3着にはマヤノライジンが入った。
 エリモハリアーの伯父パッシングサイアーは、菊花賞(1982年,勝ち馬ホリスキー)の2着馬。伯父パッシングパワーは、金鯱賞(G3,1988年)の勝ち馬。従姉エリモシックは、エリザベス女王杯(G1,1997年)の勝ち馬。従兄エリモダンディーは、日経新春杯(G2,1998年)の勝ち馬。

 エリモハリアー:2000年生,父*ジェネラス,母エリモハスラー,母の父*ブレイヴェストローマン
・コウエイトライ、小倉サマージャンプ勝利(7/22)
 小倉競馬場で行われた小倉サマージャンプ(J・G3,障害3390m)は、小坂忠士騎乗の12番人気コウエイトライ(牝5歳,栗東・田所清広厩舎)が3分42秒0のタイムで重賞初勝利を果たした。2着にはキングジョイ、3着には*ノーザンテースト産駒のモガリブエが入った。1番人気のマルブツトップは、7着に敗れた。
 コウエイトライの母ダンツビューティは、サガ・クイーン賞(佐賀)と大天山賞(佐賀)の勝ち馬。半姉コウエイロマンは、小倉3歳S(G3,1998年)の勝ち馬。半姉コウエイソフィアは、トゥインクルレディー賞(大井)の勝ち馬。伯母ニッポーデュレンは、ニューイヤーC(佐賀)と花吹雪賞(佐賀)の勝ち馬。叔父ラガーチャンピオンは、セントライト記念(G2,1993年)の勝ち馬。

 コウエイトライ:2001年生,父*オペラハウス,母ダンツビューティ,母の父ホリスキー
・クーリンガー、マーキュリーC勝利(7/17)
 盛岡競馬場で行われたマーキュリーC(交流G3,ダート2000m)は、和田竜二騎乗の6番人気クーリンガー(牡7歳,栗東・岩元市三厩舎)が2分7秒0のタイムで勝った。2着には*グラッブユアハート(JRA)、3着には*レマーズガール(JRA)が入り、JRA所属馬が上位を独占した。1番人気の*スターキングマン(JRA)は、5着に敗れた。
 クーリンガーの母*クールアライヴァルは、ラス・ヴァージネスS(米G1)の勝ち馬。

 クーリンガー:1999年生,父*フォーティナイナー,母*クールアライヴァル,母の父Relaunch
・アレクサンドロヴァ、愛オークス制覇(7/17)
 現地時間16日に愛国カラ競馬場で行われた愛オークス(愛G1,芝12f)は、K.ファロン騎乗のアレクサンドロヴァ Alexandrova(牝3歳)が2分29秒6のタイムで勝ち、2004年のウィジャボード Ouija Board以来となる英愛オークス制覇を果たした。2着にはScottish Stage、3着にはRising Crossが入った。仏オークス馬のコンフィデンシャルレイディ Confidential Ladyは、5着に敗れた。
 アレクサンドロヴァ Alexandrovaの半姉マジカルロマンス Magical Romanceは、チェヴァリーパークS(英G1)の勝ち馬。従姉ポンギー Pongeeは、ランカシャー・オークス(英G2)の勝ち馬。

 アレクサンドロヴァ Alexandrova:2003年生,アイルランド産,父Sadler's Wells,母Shouk,母の父Shirley Heights
・サチノスイーティー、アイビスサマーダッシュ勝利(7/16)
 新潟競馬場で行われたアイビスサマーダッシュ(G3,芝1000m)は、鈴来直人騎乗の7番人気サチノスイーティー(牝3歳,美浦・平井雄二厩舎)が55分7秒のタイムで重賞初勝利を果たした。鈴来直人騎手は、重賞初勝利。カリスタグローリ産駒は、JRA重賞初勝利。2着にはマリンフェスタ、3着にはレイズアンドコールが入った。1番人気のダイワメンフィスは、5着に敗れた。
 サチノスイーティーの叔母ビーボーンは、リリーC(旭川)の勝ち馬。3代母ブロケードは、桜花賞(1981年)の勝ち馬。

 サチノスイーティー:2003年生,父カリスタグローリ,母ペルファヴォーレ,母の父*アフリート
・フレンドシップ、ジャパンダートダービー制覇(7/12)
 大井競馬場で行われたジャパンダートダービー(交流G1,ダート2000m)は、内田博幸騎乗の2番人気フレンドシップ(牡3歳,栗東・角居勝彦厩舎)が2分6秒1のタイムで勝ち、重賞初勝利をG1制覇で果たした。2着にはバンブーエール(JRA)、3着にはオウシュウクラウンが入った。1番人気のナイキアースワーク(JRA)は、4着に敗れた。

 フレンドシップ:2003年生,父*フレンチデピュティ,母*フレンドリービューティ,母の父Stalwart
・メイショウバトラー、プロキオンS勝利(7/9)
 京都競馬場で行われたプロキオンS(G3,ダート1400m)は、佐藤哲三騎乗の7番人気メイショウバトラー(牝6歳,栗東・高橋成忠厩舎)が1分22秒0のタイムで勝った。2着には1番人気の*シーキングザベスト、3着にはサンライズキングが入った。
 メイショウバトラーの叔父メイショウヒダカは、北斗盃(札幌)の勝ち馬。

 メイショウバトラー:2000年生,父メイショウホムラ,母メイショウハゴロモ,母の父ダイナガリバー
・メイショウカイドウ、七夕賞勝利(7/9)
 福島競馬場で行われた七夕賞(G3,芝2000m)は、武豊騎乗の3番人気メイショウカイドウ(牡7歳,栗東・坂口正大厩舎)が1分59秒3のタイムで勝った。2着には1番人気の*コンゴウリキシオー、3着にはグラスボンバーが入った。
 メイショウカイドウの叔父キンセンアラシは、中京障害S・秋(1994年)の勝ち馬。
 また、このレース中に競走を中止した大西直宏騎乗のカナハラドラゴン(牡8歳,美浦・山田要一厩舎)は、左第1指骨粉砕骨折を発症しており、予後不良と診断された。

 メイショウカイドウ:1999年生,父*スキャン,母キンセングローリー,母の父*ヒッタイトグローリー
・レマーズガール、スパーキングレディーC勝利(7/5)
 川崎競馬場で行われたスパーキングレディーC(交流G3,ダート1600m)は、内田博幸騎乗の3番人気*レマーズガール(牝6歳,栗東・湯浅三郎厩舎)が1分41秒7のタイムで勝った。2着にはグレイスティアラ(JRA)、3着にはテンセイフジ(川崎)が入った。1番人気の*グラッブユアハート(JRA)は、7着に敗れた。
 *レマーズガールの3代母ツイストハー Twist Herの産駒ツイストアフリート Twist Afleetは、テストS(米G1)とトップフライトH(米G1)の勝ち馬。

 *レマーズガール:2000年生,アメリカ産,父Defrere,母Timeless Twist,母の父Timeless Moment
・「奇跡の馬」ラムタラ、英国に売却(7/3)
 無敗の欧州3冠馬で日本で供用されている*ラムタラ(牡14歳)が、今年の種付けを最後に英国に売却されることになった。売却価格は24万ドル。
 *ラムタラは、種牡馬として欧州で1年間供用された後、日高の生産者に3000万ドルで購入されて史上最高額となる約44億円のシンジケートが組まれ、1997年から日本で供用されていた。
 種牡馬としては、マルカセンリョウ(名古屋大賞典(交流G3)、かきつばた記念(交流G3))、メイショウラムセス(富士S(G3)),ミレニアムスズカ(阪神ジャンプS(J・G3))を出している。

 *ラムタラ:1992年生,アメリカ産,父Nijinsky,母Snow Bride,母の父Blushing Groom
・アサヒライジング2着…ウェイトアホワイル、アメリカン・オークス制覇(7/3)
 現地時間2日に米国ハリウッドパーク競馬場で行われたアメリカン・オークス(米G1,芝10f)は、G.ゴメス騎乗のウェイトアホワイル Wait a While(牝3歳)が1分59秒38のタイムで勝った。2着には日本から参戦したアサヒライジング(牝3歳,美浦・古賀 慎明厩舎)、3着にはArravaleが入った。

 ウェイトアホワイル Wait a While:2003年生,アメリカ産,父Maria's Mon,母Flirtatious,母の父A.P. Indy
・ディラントーマス、愛ダービー制覇(7/3)
 現地時間2日に愛国カラ競馬場で行われた愛ダービー(愛G1,芝12f)は、K.ファロン騎乗のディラントーマス Dylan Thomas(牡3歳)が勝った。2着には伊ダービー馬のGentlewave、3着にはBest Alibiが入った。
 ディラントーマス Dylan Thomasの半姉クイーンズロジック Queen's Logicは、チェヴァリーパークS(英G1)の勝ち馬。

 ディラントーマス Dylan Thomas:2003年生,アイルランド産,父*デインヒル,母Lagrion,母の父Diesis
・タマモサポート、ラジオNIKKEI賞勝利(7/2)
 福島競馬場で行われたラジオNIKKEI賞(G3,芝1800m)は、津村明秀騎乗の5番人気タマモサポート(牡3歳,栗東・藤岡健一厩舎)が1分50秒5のタイムで重賞初勝利を果たした。津村明秀騎手は、重賞初勝利。2着にはソングオブウインド、3着にはステラマドレードが入った。1番人気のトウショウシロッコは、4着に敗れた。

 タマモサポート:2003年生,父タマモクロス,母アンサーミー,母の父*ジョリーズヘイロー
・ビーナスライン、函館スプリントS勝利(7/2)
 函館競馬場で行われた函館スプリントS(G3,芝1200m)は、秋山真一郎騎乗の13番人気ビーナスライン(牝5歳,美浦・堀宣行厩舎)が1分9秒1のタイムで重賞初勝利を果たした。堀宣行調教師は、重賞初勝利。2着にはこのレース3連覇が懸かっていた1番人気のシーイズトウショウ、3着にはブルーショットガンが入った。
 ビーナスライン母ホクトペンダントは、4歳牝馬特別・西(G2,1996年,勝ち馬リトルオードリー)の2着馬。2代母ホクトビーナスは、桜花賞(G1,1989年,勝ち馬シャダイカグラ)の2着馬。姪ユメノオーラは、フィリーズレビュー(G2,2006年,勝ち馬ダイワパッション)の2着馬。

 ビーナスライン:2001年生,父フジキセキ,母ホクトペンダント,母の父*パークリージェント
・ダンスインザムード、キャッシュコール招待S勝利(7/2)
 現地時間1日に米国ハリウッドパーク競馬場で行われたキャッシュコール招待S(米G3,芝1マイル)は、V.エスピノーザ騎乗のダンスインザムード(牝5歳,美浦・藤沢和雄厩舎)が1分33秒33のタイムで勝った。2着にはSweet Talker、3着にはLuas Lineが入った。
 ダンスインザムードの半兄エアダブリンは、青葉賞(G3,1994年)、ステイヤーズS(G3,1994年)、ダイヤモンドS(G3,1995年)の勝ち馬。全姉ダンスパートナーは、オークス(G1,1995年)とエリザベス女王杯(G1,1996年)の勝ち馬。全兄ダンスインザダークは、菊花賞(G1,1996年)の勝ち馬。全兄エアギャングスターは、札幌記念(G2,2000年,勝ち馬*ダイワカーリアン)の2着馬。

 ダンスインザムード:2001年生,父*サンデーサイレンス,母*ダンシングキイ,母の父Nijinsky

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