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〜2006年4月のニュース〜
・4冠達成!ディープインパクト、天皇賞・春制覇(4/30)
 京都競馬場で行われた天皇賞・春(G1,芝3200m)は、武豊騎乗の1番人気ディープインパクト(牡4歳,栗東・池江泰郎厩舎)が3分13秒4のレコードタイムで勝った。2着にはリンカーン、3着にはストラタジェムが入った。
 ディープインパクトの母*ウインドインハーヘアは、アラル・ポカル(独G1)の勝ち馬。半姉ヴェイルオブアヴァロン Veil of Avalonは、デラローズH(米G3)の勝ち馬。全兄ブラックタイドは、スプリングS(G2,2004年)の勝ち馬。従兄ウインクリューガーは、NHKマイルC(G1,2003年)の勝ち馬。

 ディープインパクト:2002年生,父*サンデーサイレンス,母*ウインドインハーヘア,母の父Alzao
・アドマイヤメイン、青葉賞勝利(4/29)
 東京競馬場で行われた青葉賞(G2,芝2400m)は、武豊騎乗の1番人気アドマイヤメイン(牡3歳,栗東・橋田満厩舎)が2分25秒3のタイムで勝った。2着にはマイネルアラバンサ、3着にはエイシンテンリューが入った。
 アドマイヤメインの母プロモーションは、クイーンS(G3,1997年)の勝ち馬。

 アドマイヤメイン:2003年生,父*サンデーサイレンス,母プロモーション,母の父*ヘクタープロテクター
・フィフティーワナー、アンタレスS勝利(4/23)
 阪神競馬場で行われたアンタレスS(G3,ダート1800m)は、武豊騎乗の2番人気*フィフティーワナー(セン4歳,栗東・安田隆行厩舎)が1分49秒0のタイムで重賞初勝利を果たした。フサイチペガサス Fusaichi Pegasus産駒は、JRA重賞初勝利。2着には1番人気のヒシアトラス、3着にはサカラートが入った。
 *フィフティーワナーの2代母*ハイドロカリドは、アスタルテ賞(仏G3)の勝ち馬。叔父シンコウカリドは、セントライト記念(G2,2001年)の勝ち馬。

 *フィフティーワナー:2002年生,アメリカ産,父Fusaichi Pegasus,母Heraklia,母の父Irish River
・ヤマトマリオン、フローラS勝利(4/23)
 東京競馬場で行われたフローラS(G2,芝2000m)は、菊沢隆徳騎乗の10番人気ヤマトマリオン(牝3歳,栗東・安達昭夫厩舎)が2分1秒7のタイムで重賞初勝利を果たした。2着にはブロンコーネ、3着にはアクロスザヘイブンが入った。1番人気のテイエムプリキュアは、7着に敗れた。

 ヤマトマリオン:2003年生,父*オペラハウス,母ヤマトプリティ,母の父アンバーシャダイ
・ロフティーエイム、福島牝馬S勝利(4/22)
 福島競馬場で行われた福島牝馬S(G3,芝1800m)は、吉田隼人騎乗の7番人気ロフティーエイム(牝4歳,美浦・二ノ宮敬宇厩舎)が1分48秒5のタイムで重賞初勝利を果たした。吉田隼人騎手は、重賞初勝利。2着にはライラプス、3着にはフィヨルドクルーズが入った。1番人気のコスモマーベラスは、10着に敗れた。
 ロフティーエイムの母*ウィッチフルシンキングは、パッカーアップS(米G2)の勝ち馬。

 ロフティーエイム:2002年生,父*サンデーサイレンス,母*ウィッチフルシンキング,母の父Lord Avie
・メイショウサムソン、皐月賞制覇(4/16)
 中山競馬場で行われた皐月賞(G1,芝2000m)は、石橋守騎乗の6番人気メイショウサムソン(牡3歳,栗東・瀬戸口勉厩舎)が1分59秒9のタイムでG1初制覇を果たした。石橋守騎手は、G1初制覇。2着にはドリームパスポート、3着にはフサイチジャンクが入った。1番人気のアドマイヤムーンは、4着に敗れた。
 メイショウサムソンの伯母ノーザンプリンセスは、七夕賞(G3,1995年,勝ち馬フジヤマケンザン)の3着馬。4代母ガーネットは、天皇賞・秋(1959年)と有馬記念(1959年)の勝ち馬。

 メイショウサムソン:2003年生,父*オペラハウス,母マイヴィヴィアン,母の父*ダンシングブレーヴ
・スズカマンボ引退、種牡馬入り(4/16)
 昨年の天皇賞・春(G1)の勝ち馬スズカマンボ(牡5歳,栗東・橋田満厩舎)が、今月19日付で競走馬登録を抹消し現役を引退することになった。競走成績は、19戦4勝(重賞2勝)。今後は、グランド牧場(北海道新ひだか町)で種牡馬入りする予定。同馬は、今月2日に行われた大阪杯(G2)のレース中に左後繋靭帯不全断裂を発症し、競走能力喪失の診断が下されていた。

 スズカマンボ:2001年生,父*サンデーサイレンス,母*スプリングマンボ,母の父Kingmambo
・ダイワメジャー、マイラーズC勝利(4/15)
 阪神競馬場で行われたマイラーズC(G2,芝1600m)は、安藤勝己騎乗の1番人気ダイワメジャー(牡5歳,美浦・上原博之厩舎)が1分36秒2のタイムで勝った。2着にはダンスインザムード、3着にはディアデラノビアが入った。
 ダイワメジャーの母スカーレットブーケは、札幌3歳S(G3,1990年)、クイーンC(G3,1991年)、京都牝馬特別(G3,1992年)、中山牝馬(G3,1992年)の勝ち馬。半姉スカーレットメールは、チューリップ賞(G3,1997年,勝ち馬オレンジピール)の2着馬。全姉ダイワルージュは、新潟3歳S(G3,2000年)の勝ち馬。伯母スカーレットリボンは、4歳牝馬特別・西(G2,1988年)の勝ち馬。従姉ブルーリッジリバーは、桜花賞(G1,2002年,勝ち馬アローキャリー)の2着馬。従兄タヤスアンティームは、東海S(G2,2001年,勝ち馬ハギノハイグレイド)の3着馬。従兄ウィンブローは、クラウンC(川崎)の勝ち馬。

 ダイワメジャー:2001年生,父*サンデーサイレンス,母スカーレットブーケ,母の父*ノーザンテースト
・カラジ、中山グランドジャンプ連覇(4/15)
 中山競馬場で行われた中山グランドジャンプ(J・G1,障害4250m)は、B.スコット騎乗の2番人気カラジ Karasi(セン11歳,豪・E.マスグローヴ厩舎)が4分50秒8のタイムで勝ち、昨年に続いてこのレースを連覇した。2着には1番人気のテイエムドラゴン、3着にはテレジェニックが入った。
 カラジ Karasiの母カラミタ Karamitaは、プリンセス・ロイヤルS(英G3)の勝ち馬。半姉カータジャナ Kartajanaは、ガネー賞(仏G1)の勝ち馬。

 カラジ Karasi:アイルランド産,1995年生,父Kahyasi,母Karamita,母の父Shantung
・キストゥヘヴン、桜花賞制覇(4/9)
 阪神競馬場で行われた桜花賞(G1,芝1600m)は、安藤勝己騎乗の6番人気キストゥヘヴン(牝3歳,美浦・戸田博文厩舎)が1分34秒6のタイムでG1初制覇を果たした。戸田博文調教師は、G1初制覇。2着には1番人気のアドマイヤキッス、3着にはコイウタが入った。
 キストゥヘヴンの伯父ロングイーグルは、京都新聞杯(1981年,勝ち馬サンエイソロン)と金杯・西(1982年,勝ち馬タマトップ)の2着馬。伯母ロンググレイスは、エリザベス女王杯(1983年)の勝ち馬。伯母ファイアーダンサーは、京都牝馬特別(G3,1985年)の勝ち馬。伯父ロングニュートリノは、名古屋大賞典(名古屋)の勝ち馬。伯父ロングシンホニーは、東海桜花賞(中京)の勝ち馬。従姉ラッキーオカメは、北九州記念(G3,1986年)の勝ち馬。従兄ファイトコマンダーは、札幌記念(G2,2001年,勝ち馬エアエミネム)の2着馬。

 キストゥヘヴン:2003年生,父アドマイヤベガ,母ロングバージン,母の父*ノーザンテースト
・SS産駒サイレントネイム、米G2勝利(4/9)
 現地時間8日に米国サンタアニタ競馬場で行われたアーカディアH(米G2,芝1マイル)で、*サンデーサイレンス産駒のサイレントネイム Silent Name(牡4歳)が1分33秒17のタイムで重賞初勝利を果たした。
 サイレントネイム Silent Nameの母*ダンジグアウェーは、パース賞(仏G3)の勝ち馬。伯母ブラッシンググリーム Blushing Gleamは、カルヴァドス賞(仏G3)の勝ち馬。伯父ゴールドアウェイ Gold Awayは、ミュゲ賞(仏G2)の勝ち馬。従兄フォスウェイ Foss Wayは、ソラリオS(英G3)の勝ち馬。

 サイレントネイム Silent Name:2002年生,日本産,父*サンデーサイレンス,母*ダンジグアウェー,母の父*デインヒル
・ラインクラフト、阪神牝馬S勝利(4/8)
 阪神競馬場で行われた阪神牝馬S(G2,芝1400m)は、福永祐一騎乗の1番人気ラインクラフト(牝4歳,栗東・瀬戸口勉厩舎)が1分21秒2のタイムで勝った。2着にはエアメサイア、3着にはスナークスズランが入った。
 ラインクラフトの2代母ダイナシュートは、京成杯3歳S(G2,1984年)、新潟3歳(G3,1984年)、七夕賞(G3,1987年)の勝ち馬。叔母ホーネットピアスは、桜花賞(G1,1997年,勝ち馬キョウエイマーチ)の3着馬。叔父アドマイヤマックスは、高松宮記念(G1,2005年)の勝ち馬。

 ラインクラフト:2002年生,父*エンドスウィープ,母マストビーラヴド,母の父*サンデーサイレンス
・マイネルスケルツィ、ニュージーランドT勝利(4/8)
 中山競馬場で行われたニュージーランドT(G2,芝1600m)は、柴田善臣騎乗の1番人気マイネルスケルツィ(牡3歳,美浦・稲葉隆一厩舎)が1分33秒5のタイムで重賞初勝利を果たした。2着にはファイングレイン、3着にはロジックが入った。

 マイネルスケルツィ:2003年生,父*グラスワンダー,母*アラデヤ,母の父Machiavellian
・グラッブユアハート、マリーンC勝利(4/5)
 船橋競馬場で行われたマリーンC(交流G3,ダート1600m)は、安藤勝己騎乗の1番人気*グラッブユアハート(牝6歳,美浦・畠山吉宏厩舎)が1分38秒2のタイムで勝った。2着にはジーナフォンテン(船橋)、3着には*レマーズガール(JRA)が入った。

 *グラッブユアハート:2000年生,アメリカ産,父Deputy Commander,母Kelly Amber,母の父Highland Park
・日米オークス馬シーザリオ、引退(4/5)
 昨年の優駿牝馬(G1)とアメリカン・オークス(米G1)の勝ち馬シーザリオ(牝4歳,栗東・角居勝彦厩舎)が、右前繋靱帯炎を再発したため現役を引退することになった。競走成績は、6戦5勝。今後は、ノーザンファームで繁殖牝馬となる予定。

 シーザリオ:2002年生,父スペシャルウィーク,母*キロフプリミエール,母の父Sadler's Wells
・種牡馬メジロマックイーン、死亡(4/3)
 種牡馬のメジロマックイーン(牡19歳)が、3日午後5時15分に繋養されていた社台スタリオンステーション荻伏(北海道浦河町)で心不全のため死亡した。
 同馬は、菊花賞(G1,1990年)、天皇賞・春(G1,1991年&1992年)、宝塚記念(G1,1993年)の4つのG1レースを制し、競走成績は21戦12勝(重賞9勝)。また、メジロアサマ〜メジロティターン〜メジロマックイーンという、父子3代天皇賞制覇を達成した。
 種牡馬としては、エイダイクイン(クイーンC(G3,1998年))、タイムフェアレディ(フラワーC(G3,2001年))などを輩出している。

 メジロマックイーン:1987年生,父メジロティターン,母メジロオーロラ,母の父*リマンド
・スズカマンボ、競走能力喪失(4/2)
 昨年の天皇賞・春(G1)の勝ち馬スズカマンボ(牡5歳,栗東・橋田満厩舎)が、大阪杯(G2,勝ち馬カンパニー)のレース後に左後繋靭帯不全断裂を発症していることが判明し、競走能力喪失と診断された。

 スズカマンボ:2001年生,父*サンデーサイレンス,母*スプリングマンボ,母の父Kingmambo
・カンパニー、大阪杯勝利(4/2)
 阪神競馬場で行われた大阪杯(G2,芝2000m)は、福永祐一騎乗の3番人気カンパニー(牡5歳,栗東・音無秀孝厩舎)が2分4秒5のタイムで勝った。2着にはマッキーマックス、3着にはスズカマンボが入った。1番人気のローゼンクロイツは、5着に敗れた。
 カンパニーの半兄ニューベリーは、京都金杯(G3,2006年,勝ち馬ビッグプラネット)の2着馬。半兄レニングラードは、アルゼンチン共和国杯(G2,2004年)の勝ち馬。叔父ビッグショウリは、マイラーズC(G2,1995年)の勝ち馬。叔母キョウエイフォルテは、シリウスS(G3,1999,勝ち馬*ゴールドティアラ)の2着馬。叔父クラフティゴールドは、小倉3歳S(G3,1998年,勝ち馬コウエイロマン)の3着馬。叔父ビッグテーストは、中山グランドジャンプ(J・G1,2003年)の勝ち馬。

 カンパニー:2001年生,父ミラクルアドマイヤ,母ブリリアントベリー,母の父*ノーザンテースト
・グレイトジャーニー、ダービー卿チャレンジT勝利(4/2)
 中山競馬場で行われたダービー卿チャレンジT(G3,芝1600m)は、佐藤哲三騎乗の11番人気グレイトジャーニー(牡5歳,栗東・池江泰郎厩舎)が1分32秒4のタイムで勝った。2着にはキングストレイル、3着にはキネティクスが入った。1番人気のインセンティブガイは、11着に敗れた。
 グレイトジャーニーの半兄ノーリーズンは、皐月賞(G1,2002年)の勝ち馬。

 グレイトジャーニー:2001年生,父*サンデーサイレンス,母*アンブロジン,母の父Mr. Prospector

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