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〜2005年10月のニュース〜
・ヘヴンリーロマンス、天皇賞・秋制覇(10/30)
 東京競馬場で行われた天皇賞・秋(G1,芝2000m)は、松永幹夫騎乗の14番人気ヘヴンリーロマンス(牝5歳,栗東・山本正司厩舎)が2分0秒1のタイムでG1初制覇を果たした。牝馬による天皇賞・秋制覇は、1997年のエアグルーヴ以来8年ぶりの快挙。2着には1番人気のゼンノロブロイ、3着にはダンスインザムードが入った。
 ヘヴンリーロマンスの伯母フォーレーン Forleneは、シルケングライダーS(愛G2)の勝ち馬。伯父*サウスアトランティックは、ブランドフォードS(愛G2)の勝ち馬。伯母ダークロモンド Dark Lomondは、愛セントレジャー(愛G1)の勝ち馬。従姉ミラフローラ Mirafloraは、ブラウンズタウンS(愛G3)の勝ち馬。従兄*サージュウェルズは、ステイヤーズS(G3,1996年)の勝ち馬。

 ヘヴンリーロマンス:2000年生,父*サンデーサイレンス,母*ファーストアクト,母の父Sadler's Wells
・米ブリーダーズC結果(10/30)
〜BCクラシック(3歳以上,ダート10f)
 1着:セイントリアム Saint Liam(牡5)
 2着:フラワーアレイ Flower Alley(牡3)
 3着:パーフェクトドリフト Perfect Drift(牡6)

 セイントリアム Saint Liam
  生年:2000年/生産国:アメリカ
  父:Saint Ballado/母:Quiet Dance(母の父:Quiet American)
  半弟:コングレッショナルオナー Congressionalhonor(ベイメドウズ・ダービー(米G3))

〜BCターフ(3歳以上,芝12f)
 1着:シロッコ Shirocco(牡4)
 2着:エース Ace(牡4)
 3着:アザムール Azamour(牡4)

 シロッコ Shirocco
  生年:2001年/生産国:ドイツ
  父:Monsun/母:So Sedulous(母の父:The Minstrel)
  全兄:スビアコ Subiaco(ゲルリンク賞(独G2))

〜BCディスタフ(3歳以上牝馬限定,ダート9f)
 1着:プレザントホーム Pleasant Home(牝4)
 2着:ソサイアティセレクション Society Selection(牝4)
 3着:アシャド Ashado(牝4)

 プレザントホーム Pleasant Home
  生年:2001年/生産国:アメリカ
  父:Seeking the Gold/母:Our Country Place(母の父:Pleasant Colony)
  全姉:カントリーハイドアウェイ Country Hideaway(ファースト・フライトH(米G2)2回)
  伯母:スカイビューティ Sky Beauty(メイトロンS(米G1),エイコーンS(米G1),マザーグースS(米G1),CCAオークス(米G1),アラバマS(米G1),シュヴィーH(米G1),ヘンプステッドH(米G1),ゴーフォーワンドS(米G1),ラフィアンH(米G1))
  従弟:ハリケーンキャット Hurricane Cat(ホーリスヒルS(英G3))

〜BCマイル(3歳以上,芝8f)
 1着:アーティーシラー Artie Schiller(牡4)
 2着:レロワドサニモー Leroidesanimaux(牡5)
 3着:ゴレッラ Gorella(牝3)

 アーティーシラー Artie Schiller
  生年:2001年/生産国:アメリカ
  父:El Prado/母:Hidden Light(母の父:Majestic Light)
  母:ヒドゥンライト Hidden Light(サンタアニタ・オークス(米G1),ハリウッド・オークス(米G1))
  伯父:プリンストゥルー Prince True(サン・ファン・カピストラーノ招待H(米G1),サン・ルイス・レイS(米G1))
  姪:アブソルートダンス(栄冠賞(旭川))

〜BCスプリント(3歳以上,ダート6f)
 1着:シルヴァートレイン Silver Train(牡3)
 2着:テイストオブパラダイス Taste of Paradise(牡6)
 3着:ライオンテイマー Lion Tamer(牡5)

 シルヴァートレイン Silver Train
  生年:2002年/生産国:アメリカ
  父:Old Trieste/母:Ridden In Thestars(母の父:Cormorant)

〜BCフィリー&メア・ターフ(3歳以上牝馬限定,芝10f)
 1着:インターコンチネンタル Intercontinental(牝5)
 2着:ウイジャボード Ouija Board(牝4)
 3着:フィルムメイカー Film Maker(牝5)

 インターコンチネンタル Intercontinental
  生年:2000年/生産国:イギリス
  父:*デインヒル/母:Hasili(母の父:Kahyasi)
  全兄:ダンシリ Dansili(ミュゲ賞(仏G2))
  全姉:バンクスヒル Banks Hill(BCフィリー&メア・ターフ(米G1),コロネーションS(英G1),ジャック・ル・マロワ賞(仏G1))
  半姉:ヒートヘイズ Heat Haze(ビヴァリー・D.S(米G1),メイトリアークS(米G1))
  半弟:カシケ Cacique(ロンポワン賞(仏G2))
  従弟:レロワドサニモー Leroidesanimaux(サイテイションH(米G1),フランク・E.キルロー・マイルH(米G1),アット・マイルS(加G1))
  従弟:スリーヴァリーズ Three Valleys(ミドルパークS(英G1))

〜BCジュヴェナイル(2歳牡馬セン馬限定,ダート8.5f)
 1着:スティーヴィーワンダーボーイ Stevie Wonderboy(牡2)
 2着:ヘニーヒューズ Henny Hughes(牡2)
 3着:ファーストサムライ First Samurai(牡2)

 スティーヴィーワンダーボーイ Stevie Wonderboy
  生年:2003/生産国:アメリカ
  父:Stephen Got Even/母:Heat Lightning(母の父:Summer Squall)
  伯父:*フェアジャッジメント(愛インターナショナルS(愛G2),輸入種牡馬)

〜BCジュヴェナイル・フィリーズ(2歳牝馬限定,ダート8.5f)
 1着:フォルクローレ Folklore(牝2)
 2着:ワイルドフィット Wild Fit(牝2)
 3着:オリジナルスピン Original Spin(牝2)

 フォルクローレ Folklore
  生年:2003年/生産国:アメリカ
  父:Tiznow/母:Contrive(母の父:Storm Cat)
・コスモサンビーム、スワンS勝利(10/29)
 京都競馬場で行われたスワンS(G2,芝1400m)は、本田優騎乗の11番人気コスモサンビーム(牡4歳,栗東・佐々木晶三厩舎)が1分21秒5のタイムで勝った。2着には1番人気のサイドワインダー、3着にはウインクリューガーが入った。
 コスモサンビームの伯母マリーナパーク Marina Parkは、プリンセス・マーガレットS(英G3)の勝ち馬。

 コスモサンビーム:2001年生,父*ザグレブ,母*ロビースレインボウ,母の父Rainbow Quest
・サンライズバッカス、武蔵野S勝利(10/29)
 東京競馬場で行われた武蔵野S(G3,ダート1600m)は、佐藤哲三騎乗の2番人気サンライズバッカス(牡3歳,栗東・音無秀孝厩舎)が1分35秒2のタイムで重賞初勝利を果たした。*ヘネシー産駒は、JRA重賞初勝利。2着には1番人気のカネヒキリ、3着にはヒシアトラスが入った。
 サンライズバッカスの母リアルサファイヤは、フラワーC(G3,1989年)の勝ち馬。従弟シャインカイザーは、北日本新聞杯(金沢)の勝ち馬。

 サンライズバッカス:2002年生,父*ヘネシー,母リアルサファイヤ,母の父*リアルシャダイ
・エイティジャガー、北海道2歳優駿勝利(10/27)
 門別競馬場で行われた北海道2歳優駿(交流G3,ダート1800m)は、1位入線のエイシンセイテン(JRA)が6着に降着となったため、佐々木国明騎乗の4番人気エイティジャガー(牡2歳,北海道・恵多谷豊厩舎)が繰り上がりで重賞初勝利を果たした。勝ちタイムは、2分0秒1。2着には1番人気のモエレジーニアス(北海道)、3着にはフレンチウォリアー(JRA)が入った。

 エイティジャガー:2003年生,父エイシンサンディ,母ハドリセンプー,母の父トウショウボーイ
・無敗の3冠馬誕生!ディープインパクト、菊花賞制覇(10/23)
 京都競馬場で行われた菊花賞(G1,芝3000m)は、武豊騎乗の圧倒的1番人気ディープインパクト(牡3歳,栗東・池江泰郎厩舎)が3分4秒6のタイムで勝ち、1994年のナリタブライアン以来11年振り史上6頭目のクラシック3冠制覇を果たした。無敗での3冠制覇は、1984年のシンボリルドルフ以来21年振り、史上2頭目の快挙。2着にはアドマイヤジャパン、3着にはローゼンクロイツが入り、*サンデーサイレンス産駒が上位を独占した。
 ディープインパクトの母*ウインドインハーヘアは、アラル・ポカル(独G1)の勝ち馬。半姉ヴェイルオブアヴァロン Veil of Avalonは、デラローズH(米G3)の勝ち馬。全兄ブラックタイドは、スプリングS(G2,2004年)の勝ち馬。従兄ウインクリューガーは、NHKマイルC(G1,2003年)の勝ち馬。

 ディープインパクト:2002年生,父*サンデーサイレンス,母*ウインドインハーヘア,母の父Alzao
・トーセンダンディ11着…マカイビーディーヴァ、コックス・プレート制覇(10/22)
 豪国ムーニーバレー競馬場で行われたMVRC・W.S.コックス・プレート(豪G1,芝2040m)は、マカイビーディーヴァ Makybe Diva(牝6歳)が2分9秒27のタイムで勝った。2着にはLotteria、3着にはFields Of Omaghが入った。日本から参戦した吉田稔騎乗のトーセンダンディ(牡7歳,栗東・森秀行厩舎)は、11着に敗れた。

 マカイビーディーヴァ Makybe Diva:1999年生,イギリス産,父*デザートキング,母Tugela,母の父Riverman
・ウインラディウス、富士S勝利(10/22)
 東京競馬場で行われた富士S(G3,芝1600m)は、田中勝春騎乗の3番人気ウインラディウス(牡7歳,美浦・藤沢和雄厩舎)が1分32秒9のタイムで勝った。2着にはタニノマティーニ、3着には1番人気のキネティクスが入った。
 ウインラディウスの伯母ウメノローザは、グランドチャンピオン2000(大井)の勝ち馬。叔父サンデーウェルは、セントライト記念(G2,1995年)の勝ち馬。従姉ウメノファイバーは、オークス(G1,1999年)の勝ち馬。

 ウインラディウス:1998年生,父*サンデーサイレンス,母ジョウノマチエール,母の父マルゼンスキー
・タイキブリザード、種牡馬引退(10/21)
 レックススタッド(北海道静内町)で種牡馬として繋養されていた*タイキブリザード(牡14歳)が、種牡馬を引退し、日高ケンタッキーファーム(北海道門別町)で乗馬になることになった。
 同馬は、競走馬として安田記念(G1,1997年)など重賞を3勝、重賞2着が7回(G1レース2着3回)と堅実に走り、競走成績は23戦6勝(海外3戦0勝3着1回)。種牡馬としては、札幌2歳S(G3,2001年)の勝ち馬ヤマノブリザード、園田プリンセスC(園田)の勝ち馬ティーサーなどを輩出した。

 *タイキブリザード:1991年生,アメリカ産,父Seattle Slew,母*ツリーオブノレッジ,母の父Sassafras
・グレイスティアラ、エーデルワイス賞勝利(10/20)
 門別競馬場で行われたエーデルワイス賞(交流G3,ダート1200m)は、田中勝春騎乗の2番人気グレイスティアラ(牝2歳,美浦・手塚貴久厩舎)が1分13秒7のタイムで重賞初勝利を果たした。2着には1番人気のアイアムエンジェル(JRA)、3着にはヨシノアルテミス(北海道)が入った。
 グレイスティアラの2代母ロイヤルコスマーは、桜花賞(G1,1985年,勝ち馬エルプス)の2着馬。叔母フサイチユーキャンは、4歳牝馬特別・東(G2,2000年,勝ち馬マニックサンデー)の3着馬。従兄ワンモアマイラインは、東海S(G2,2002年,勝ち馬ハギノハイグレイド)の2着馬。

 グレイスティアラ:2003年生,父フジキセキ,母ロイヤルティアラ,母の父*ノーザンテースト
・エアメサイア、秋華賞制覇(10/16)
 京都競馬場で行われた秋華賞(G1,芝2000m)は、武豊騎乗の2番人気エアメサイア(牝3歳,栗東・伊藤雄二厩舎)が1分59秒2のタイムでG1初制覇を果たした。2着には1番人気のラインクラフト、3着にはニシノナースコールが入った。
 エアメサイアの母エアデジャヴーは、クイーンS(G3,1998年)の勝ち馬。全兄エアシェイディは、アメリカJCC(G2,2005年,勝ち馬クラフトワーク)の2着馬。叔父エアシャカールは、皐月賞(G1,2000年)と菊花賞(G1,2000年)の勝ち馬。

 エアメサイア:2002年生,父*サンデーサイレンス,母エアデジャヴー,母の父*ノーザンテースト
・ヤマニンアラバスタ、府中牝馬S勝利(10/16)
 東京競馬場で行われた府中牝馬S(G3,芝1800m)は、江田照男騎乗の1番人気ヤマニンアラバスタ(牝4歳,美浦・星野忍厩舎)が1分46秒7のタイムで勝った。江田照男騎手は、この勝利でJRA通算600勝を達成した。2着にはマイネサマンサ、3着にはオースミハルカが入った。
 ヤマニンアラバスタの母ヤマニンリコールは、函館記念(G3,1995年,勝ち馬インターマイウェイ)の2着馬。伯父ヤマニンマギールは、阪神障害S・春(1994年,勝ち馬エリモフォーサイト)の2着馬。

 ヤマニンアラバスタ:2001年生,父*ゴールデンフェザント,母ヤマニンリコール,母の父タマモクロス
・マルカシェンク、デイリー杯2歳S勝利(10/15)
 京都競馬場で行われたデイリー杯2歳S(G2,芝1600m)は、福永祐一騎乗の1番人気マルカシェンク(牡2歳,栗東・瀬戸口勉厩舎)が1分37秒2のタイムで重賞初勝利を果たした。2着にはダイアモンドヘッド、3着にはスーパーホーネットが入った。
 マルカシェンクの母*シェンクは、伊1000ギニー(伊G2)の勝ち馬。2代母バックウィグ Buckwigは、バグッタ賞(伊G3)とブオンタレンタ賞(伊G3)の勝ち馬。

 マルカシェンク:2003年生,父*サンデーサイレンス,母*シェンク,母の父Zafonic
・アイポッパー惜敗…レイリングス、コーフィールドC制覇(10/15)
 豪国コーフィールド競馬場で行われたMRCコーフィールドC(豪G1,芝2400m)は、G.チャイルズ騎乗のレイリングス Railings(セン4歳)が2分27秒96のタイムで勝った。日本から参戦した藤田伸二騎乗のアイポッパー(牡5歳,栗東・清水出美厩舎)は、惜しくも2着に敗れた。3着にはマミファイ Mummify が入った。
 レイリングス Railingsの従妹ヴィラージュドフォーチュン Virage De Fortuneは、QTCサイアーズ・プロデュースS(豪G1)の勝ち馬。

 レイリングス Railings:2001年生,オーストラリア産,父Zabeel,母La Suffragette,母の父*パレスミュージック
・バローネフォンテン、東京オータムジャンプ勝利(10/15)
 東京競馬場で行われた東京オータムジャンプ(J・G3,障害3300m)は、山本康志騎乗の1番人気バローネフォンテン(牡5歳,美浦・高橋裕厩舎)が3分38秒6のタイムで重賞初勝利を果たした。2着にはテレジェニック、3着にはマイネルユニバースが入った。
 バローネフォンテンの半兄ジュピテリアンは、新潟ジャンプS(J・G3,2001年,勝ち馬ヒカルボシ)と東京オータムジャンプ(J・G3,2002年,勝ち馬ヒゼンホクショー)の3着馬。半姉ジーナフォンテンは、エンプレス杯(交流G2,2003年)とスパーキングレディーC(交流G3,2002年)の勝ち馬。

 バローネフォンテン:2000年生,父*オペラハウス,母ジュピターガール,母の父*パークリージェント
・ユートピア、南部杯連覇(10/10)
 盛岡競馬場で行われた南部杯(交流G1,ダート1600m)は、安藤勝己騎乗の3番人気ユートピア(牡5歳,栗東・橋口弘次郎厩舎)が1分36秒7のタイムで勝ち、昨年に続いてこのレースを連覇した。2着には*シーキングザダイヤ(JRA)、3着にはタイムパラドックス(JRA)が入り、JRA所属馬が上位を独占した。1番人気のパーソナルラッシュ(JRA)は、5着に敗れた。
 ユートピアの半兄アロハドリームは、中京記念(G3,1997年)と函館記念(G3,1997年)の勝ち馬。半姉メイプルシロップは、ローズS(G2,1997年,勝ち馬キョウエイマーチ)の2着馬。

 ユートピア:2000年生,父*フォーティナイナー,母ドリームビジョン,母の父*ノーザンテースト
・リンカーン、京都大賞典勝利(10/9)
 京都競馬場で行われた京都大賞典(G2,芝2400m)は、武豊騎乗の1番人気リンカーン(牡5歳,栗東・音無秀孝厩舎)が2分25秒4のタイムで勝った。2着にはコイントス、3着にはファストタテヤマが入った。
 リンカーンの母グレースアドマイヤは、府中牝馬S(G3,1998年,勝ち馬メジロドーベル)の2着馬。伯父フサイチコンコルドは、日本ダービー(G1,1996年)の勝ち馬。叔父ボーンキングは、京成杯(G3,2001年)の勝ち馬。

 リンカーン:2000年生,父*サンデーサイレンス,母グレースアドマイヤ,母の父*トニービン
・サンライズペガサス、毎日王冠勝利(10/9)
 東京競馬場で行われた毎日王冠(G2,芝1800m)は、後藤浩輝騎乗の9番人気サンライズペガサス(牡7歳,栗東・栗東・石坂正)が1分46秒5のタイムで勝った。2着にはテレグノシス、3着にはケイアイガードが入った。1番人気のダイワメジャーは、5着に敗れた。

 サンライズペガサス:1998年生,父*サンデーサイレンス,母ヒガシブライアン,母の父*ブライアンズタイム
・JRA、凱旋門賞馬バゴを購入(10/7)
 JRAが、昨年の凱旋門賞の勝ち馬バゴ Bago(牡4歳)を購入したことが明らかになった。同馬は、11月27日に行われるジャパンC(G1)を最後に現役を引退し、JRAに所有権を移転後に日本軽種馬協会へ寄贈されて、種牡馬入りする予定。
 バゴ Bagoは、これまでG1レースを5勝(凱旋門賞(仏G1)、ジャン・プラ賞(仏G1)、パリ大賞典(仏G1)、ガネー賞(仏G1)、クリテリウム・インターナショナル(仏G1))しており、今月2日に行われた凱旋門賞(仏G1)では、3着に入っている。
 バゴ Bagoの2代母クードジェニー Coup de Genieは、モルニー賞(仏G1)とラ・サラマンドル賞(仏G1)の勝ち馬。叔父スネイクマウンテン Snake Mountainは、スタイヴァザントH(米G3)、クイーンズ・カウンティH(米G3)、アケダクトH(米G3)の勝ち馬。叔母ラヴィングカインドニス Loving Kindnessは、カブール賞(仏G3)の勝ち馬。叔母デネボラ Denebolaは、マルセル・ブーサック賞(仏G1)の勝ち馬。

 バゴ Bago:2001年生,フランス産,父Nashwan,母Moonlight's Box,母の父Nureyev
・アグネスジェダイ、東京盃勝利(10/5)
 大井競馬場で行われた東京盃(交流G2,ダート1200m)は、小牧太騎乗の3番人気アグネスジェダイ(牡3歳,栗東・森秀行厩舎)が1分11秒2のタイムで勝った。2着にはニホンピロサート(JRA)、3着にはロッキーアピール(川崎)が入った。1番人気のスピニングアロー(大井)は、11着に敗れた。

 アグネスジェダイ:2002年生,父*アグネスワールド,母ラッキーパイシーズ,母の父Crafty Prospector
・グラッブユアハート、白山大賞典勝利(10/4)
 金沢競馬場で行われた白山大賞典(交流G3,ダート2100m)は、安藤勝己騎乗の3番人気*グラッブユアハート(牝5歳,美浦・畠山吉宏厩舎)が2分16秒5のタイムで勝った。2着には1番人気のハードクリスタル(JRA)、3着には*スターキングマン(JRA)が入り、JRA所属馬が上位を独占した。

 *グラッブユアハート:2000年生,アメリカ産,父Deputy Commander,母Kelly Amber,母の父Highland Park
・ハリケーンラン、凱旋門賞制覇(10/3)
 現地時間2日に仏国ロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞(仏G1,芝2400m)は、K.ファロン騎乗のハリケーンラン Hurricane Run(牡3歳,A.ファーブル厩舎)が勝った。ハリケーンラン Hurricane Runの父モンジュー Montjeuは、1999年の凱旋門賞に勝っており、父子制覇となった。2着にはWesterner、3着にはBagoが入った。
 ハリケーンラン Hurricane Runの伯父ホンドモンド Hondo Mondoは、ヴィルトシャフト大賞典(独G2)の勝ち馬。伯父ホンデロ Honderoは、シュプレッティ・レンネン(独G3)の勝ち馬。

 ハリケーンラン Hurricane Run:2002年生,アイルランド産,父Montjeu,母Hold On,母の父Surumu
・サイレントウィットネス、スプリンターズS制覇(10/2)
 中山競馬場で行われたスプリンターズS(G1,芝1200m)は、F.コーツィー騎乗の1番人気サイレントウィットネス Silent Witness(セン6歳,香港・A.クルーズ厩舎)が1分7秒3のタイムで勝ち、安田記念(3着)の雪辱を果たした。2着にはデュランダル、3着にはアドマイヤマックスが入った。ケープオブグッドホープ Cape of Good Hopeは、11着に敗れた。

 サイレントウィットネス Silent Witness:1999年生,オーストラリア産,父El Moxie,母Jade Tiara,母の父Bureaucracy
・ブルーコンコルド、シリウスS勝利(10/2)
 阪神競馬場で行われたシリウスS(G3,ダート1400m)は、幸英明騎乗の1番人気ブルーコンコルド(牡5歳,栗東・服部利之厩舎)が1分23秒9のタイムで勝った。2着にはミリオンベル、3着にはマイネルモルゲンが入った。
 ブルーコンコルドの従兄コトブキハワイアンは、新緑賞(笠松)の勝ち馬。

 ブルーコンコルド:2000年生,父フサイチコンコルド,母エビスファミリー,母の父*ブライアンズタイム
・スプリンターズSに出走予定の外国馬
サイレントウィットネス Silent Witness(セン6)−香港
 主な勝ち鞍:香港スプリント(香港G1)2回,ザ・ボーヒニア・スプリントC(香港G1)2回,センテナリー・スプリントC(香港G1)2回,ザ・チェアマンズ・スプリント・プライズ(香港G1)2回,安田記念(G1)3着
 生年:1999年/生産国:オーストラリア
 父El Moxie,母Jade Tiara,母の父Bureaucracy

ケープオブグッドホープ Cape of Good Hope(セン7)−香港
 主な勝ち鞍:MVRCオーストラリアS(豪G1),ゴールデン・ジュビリーS(英G1)
 生年:1998年/生産国:イギリス
 父Inchinor,母Cape Merino,母の父Clantime
・アドマイヤムーン、札幌2歳S勝利(10/1)
 札幌競馬場で行われた札幌2歳S(G3,芝1800m)は、本田優騎乗の1番人気アドマイヤムーン(牡2歳,栗東・松田博資厩舎)が1分50秒4のタイムで重賞初勝利を果たした。2着にはディープエアー、3着にはモエレジーニアスが入った。
 アドマイヤムーンの伯父ゴーステディは、中山金杯(G3,2002年,勝ち馬ビッグゴールド)の3着馬。3代母ケイティーズは、愛1000ギニー(愛G1)の勝ち馬。

 アドマイヤムーン:2003年生,父*エンドスウィープ,母マイケイティーズ,母の父*サンデーサイレンス

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