HOME

〜2004年4月のニュース〜
・ミツアキタービン、オグリキャップ記念勝利(4/29)
 笠松競馬場で行われたオグリキャップ記念(交流G2,ダート2500m)は、東川公則騎乗の1番人気ミツアキタービン(牡4歳,笠松・田口輝彦厩舎)が2分41秒0のタイムで勝ち、交流重賞2連勝を果たした。2着にはカネツフルーヴ(JRA)、3着にはミツアキサイレンス(笠松)が入った。
 ミツアキタービンの従姉バハムートは、サラ・クイーンC(笠松)の勝ち馬。従兄エンシェントは、ジュニアクラウン(笠松)の勝ち馬。

 ミツアキタービン:2000年生,父ライブリマウント,母カネミタービン,母の父*スイフトスワロー
・タケシバオー&テイエムオペラオー、殿堂入り(4/26)
 JRAは顕彰馬の選考結果を発表し、タケシバオーとテイエムオペラオーの2頭を顕彰馬に選出した。
 タケシバオーは、1969年の年度代表馬。競走成績は29戦16勝で、海外遠征(アメリカ)の2戦以外はすべて3着以内と安定した成績を収めた。また、1200mの英国フェア開催記念(スプリンターズS)と3200mの天皇賞・春を制しており、距離についてはオールマイティな競走馬であった。種牡馬としては、ハツシバオー(南関東3冠)やドウカンヤシマ(金杯・東、東京新聞杯、朝日チャレンジC、金杯・西、京成杯3歳S、函館記念)など、多くの重賞勝ち馬を輩出した。母の父としても、1989年の皐月賞馬ドクタースパートを出している。
 テイエムオペラオーは、2000年の年度代表馬。競走成績は26戦14勝で、G1を7勝している(皐月賞、天皇賞・春(2回)、宝塚記念、天皇賞・秋、ジャパンC、有馬記念)。

 タケシバオー:1965年生,父*チャイナロック,母タカツナミ,母の父ヤシママンナ
 テイエムオペラオー:1996年生,父*オペラハウス,母*ワンスウェド,母の父Blushing Groom
・タイムパラドックス、アンタレスS勝利(4/25)
 京都競馬場で行われたアンタレスS(G3,ダート1800m)は、安藤勝己騎乗の2番人気タイムパラドックス(牡6歳,栗東・松田博資厩舎)が1分51秒5のタイムで勝った。2着には1番人気のサイレンスボーイ、3着にはヒシアトラスが入った。
 タイムパラドックスの従兄Steamer Duck スチーマーダックは、伊グラン・クリテリウム(伊G1)の勝ち馬。従兄サクラローレルは、天皇賞・春(G1,1996年)と有馬記念(G1,1996年)の勝ち馬。

 タイムパラドックス:1998年生,父*ブライアンズタイム,母*ジョリーザザ,母の父Alzao
・メイショウオスカル、フローラS勝利(4/25)
 東京競馬場で行われたフローラS(G2,芝2000m)は、後藤浩輝騎乗の5番人気メイショウオスカル(牝3歳,栗東・安達昭夫厩舎)が2分1秒1のタイムで重賞初勝利を果たした。2着にはグローリアスデイズ、3着にはムーンフェイズが入った。1番人気のイントゥザグルーヴは、17着と大敗した。
 メイショウオスカルの叔父メイショウジェニエは、皐月賞(G1,1996年,勝ち馬イシノサンデー)と日本ダービー(G1,1996年,勝ち馬フサイチコンコルド)の3着馬。従兄エムテスカイは、新潟ジャンプS(J・G3,2003年,勝ち馬マルゴウィッシュ)の3着馬。

 メイショウオスカル:2001年生,父フジキセキ,母メイショウヤヨイ,母の父アンバーシャダイ
・オースミコスモ、福島牝馬S勝利(4/25)
 福島競馬場で行われた福島牝馬S(G3,芝1800m)は、蛯名正義騎乗の2番人気オースミコスモ(牝5歳,栗東・中尾正厩舎)が1分46秒6のタイムで勝った。2着にはマイネヌーヴェル、3着はエリモピクシーとメモリーキアヌが同着となった。1番人気のメイショウバトラーは、8着に敗れた。
 オースミコスモの半兄オースミブライトは、神戸新聞杯(G2,1999年)と京成杯(G3,1999年)の勝ち馬。伯母シャダイカグラは、桜花賞(G1,1989年)の勝ち馬。

 オースミコスモ:1999年生,父フジキセキ,母タイセイカグラ,母の父*モーニングフローリック
・ダイワメジャー、皐月賞制覇(4/18)
 中山競馬場で行われた皐月賞(G1,芝2000m)は、M.デムーロ騎乗の10番人気ダイワメジャー(牡3歳,美浦・上原博之厩舎)が1分58秒6のタイムで重賞初勝利をG1制覇で果たした。M.デムーロ騎手は、昨年のネオユニバースに続き、皐月賞連覇。上原博之調教師は、G1初制覇。2着には1番人気のコスモバルク、3着にはメイショウボーラーが入った。
 ダイワメジャーの母スカーレットブーケは、札幌3歳S(G3,1990年)、クイーンC(G3,1991年)、京都牝馬特別(G3,1992年)、中山牝馬(G3,1992年)の勝ち馬。半姉スカーレットメールは、チューリップ賞(G3,1997年,勝ち馬オレンジピール)の2着馬。全姉ダイワルージュは、新潟3歳S(G3,2000年)の勝ち馬。伯母スカーレットリボンは、4歳牝馬特別・西(G2,1988年)の勝ち馬。従姉ブルーリッジリバーは、桜花賞(G1,2002年,勝ち馬アローキャリー)の2着馬。従兄タヤスアンティームは、東海S(G2,2001年,勝ち馬ハギノハイグレイド)の3着馬。従兄ウィンブローは、クラウンC(川崎)の勝ち馬。

 ダイワメジャー:2001年生,父*サンデーサイレンス,母スカーレットブーケ,母の父*ノーザンテースト
・マイソールサウンド、マイラーズC勝利(4/17)
 阪神競馬場で行われたマイラーズC(G2,芝1600m)は、本田優騎乗の3番人気マイソールサウンド(牡5歳,栗東・西浦勝一厩舎)が1分32秒9のタイムで勝った。2着には1番人気のローエングリン、3着にはエースインザレースが入った。
 マイソールサウンドの伯父チアズサイレンスは、名古屋優駿(名古屋)の勝ち馬。従姉トゥインチアズは、MRO金賞(金沢)とサラブレッド大賞典(金沢)の勝ち馬。

 マイソールサウンド:1999年生,父タマモクロス,母チアズスミレ,母の父*サンデーサイレンス
・ブランディス、中山グランドジャンプ制覇(4/17)
 中山競馬場で行われた中山グランドジャンプ(J・G1,障害4250m)は、大江原隆騎乗の2番人気ブランディス(セン7歳,美浦・藤原辰雄厩舎)が4分47秒0のレコードタイムで勝った。2着にはメルシータカオー、3着にはメジロオーモンドが入った。1番人気のギルデッドエージは、4着に敗れた。
 ブランディスの母メゾンブランシュは、クイーンS(G3,1992年,勝ち馬*シンコウラブリイ)の3着馬。伯父バルロイ Balleroyは、ギシュ賞(仏G3)の勝ち馬。

 ブランディス:1997年生,父サクラバクシンオー,母メゾンブランシュ,母の父Alleged
・ベルモントビーチ、マリーンC勝利(4/14)
 船橋競馬場で行われたマリーンC(交流G3,ダート1600m)は、酒井忍騎乗の4番人気ベルモントビーチ(牝6歳,川崎・池田孝厩舎)が1分40秒8のタイムで重賞初勝利を果たした。2着には1番人気の*レマーズガール(JRA)、3着には*グラッブユアハート(JRA)が入った。

 ベルモントビーチ:1998年生,父*アジュディケーティング,母*マチス,母の父Mr. Prospector
・ダンスインザムード、桜花賞制覇(4/11)
 阪神競馬場で行われた桜花賞(G1,芝1600m)は、武豊騎乗の1番人気ダンスインザムード(牝3歳,美浦・藤沢和雄厩舎)が4戦4勝の無敗でG1初制覇を果たした。勝ちタイムは、1分33秒6。藤沢和雄調教師は、クラシック初制覇。関東馬による桜花賞制覇は、1986年のメジロラモーヌ以来18年ぶり。2着にはアズマサンダース、3着にはヤマニンシュクルが入った。
 ダンスインザムードの半兄エアダブリンは、青葉賞(G3,1994年)、ステイヤーズS(G3,1994年)、ダイヤモンドS(G3,1995年)の勝ち馬。全姉ダンスパートナーは、オークス(G1,1995年)とエリザベス女王杯(G1,1996年)の勝ち馬。全兄ダンスインザダークは、菊花賞(G1,1996年)の勝ち馬。全兄エアギャングスターは、札幌記念(G2,2000年,勝ち馬*ダイワカーリアン)の2着馬。

 ダンスインザムード:2001年生,父*サンデーサイレンス,母*ダンシングキイ,母の父Nijinsky
・シーキングザダイヤ、ニュージーランドT勝利(4/10)
 中山競馬場で行われたニュージーランドT(G2,芝1600m)は、武豊騎乗の1番人気*シーキングザダイヤ(牡3歳,栗東・森秀行厩舎)が1分33秒5のタイムで勝った。2着にはナイストップボーイ、3着にはナムラビッグタイムが入った。
 *シーキングザダイヤの母*シーキングザパールは、NHKマイルC(G1,1997年)とモーリス・ド・ゲスト賞(仏G1)の勝ち馬。

 *シーキングザダイヤ:2001年生,アメリカ産,父Storm Cat,母*シーキングザパール,母の父Seeking the Gold
・ネオユニヴァース、大阪杯勝利(4/4)
 阪神競馬場で行われた大阪杯(G2,芝2000m)は、M.デムーロ騎乗の1番人気ネオユニヴァース(牡4歳,栗東・瀬戸口勉厩舎)が1分59秒6のタイムで勝った。2着には*マグナーテン、3着にはカンファーベストが入った。
 ネオユニヴァースの半姉フェアリーパス Fairy Pathは、カルヴァドス賞(仏G3)の勝ち馬。全兄チョウカイリョウガは、京成杯(G3,1999年)2着馬。従兄ペインターズロウ Painter's Rowは、クレイヴァンS(英G3)とホーリスヒルS(英G3)の勝ち馬。

 ネオユニヴァース:2000年生,父*サンデーサイレンス,母*ポインテッドパス,母の父Kris
・マイネルモルゲン、ダービー卿チャレンジT勝利(4/4)
 中山競馬場で行われたダービー卿チャレンジT(G3,芝1600m)は、後藤浩輝騎乗の7番人気マイネルモルゲン(牡4歳,美浦・堀井雅広厩舎)が1分33秒4のタイムで重賞初勝利を果たした。2着にはマイネルソロモン、3着には1番人気のウインラディウスが入った。
 マイネルモルゲンの半兄マイネルアンブルは、京都新聞杯(G2,2002年,勝ち馬ファストタテヤマ)の3着馬。

 マイネルモルゲン:2000年生,父Mt. Livermore,母*モーニングタイド,母の父Seeking the Gold

HOME