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〜2003年12月のニュース〜
・スターキングマン、東京大賞典制覇(12/29)
 大井競馬場で行われた東京大賞典(交流G1,ダート2000m)は、武豊騎乗の2番人気*スターキングマン(牡4歳,栗東・森秀行厩舎)が2分3秒7のタイムでG1初制覇を果たした。2着にはコアレスハンター(大井)、3着にはビワシンセイキ(JRA)が入った。
 *スターキングマンの半兄ルイシプル Louis Cyphreは、マーヴィン・リロイH(米G1)の勝ち馬。半兄サイコバブル Psychobabbleは、ロベール・パパン賞(仏G2)の勝ち馬。従兄*スキーミュージックは、デイリー杯3歳S(G2,1995年,勝ち馬ロゼカラー)と中日スポーツ賞4歳S(G3,1996年,勝ち馬*スギノハヤカゼ)の2着馬。

 *スターキングマン:1999年生,アメリカ産,父Kingmambo,母Princesse Timide,母の父Blushing Groom
・シンボリクリスエス、有馬記念連覇(12/28)
 中山競馬場で行われた有馬記念(G1,芝2500m)は、オリビエ・ペリエ騎乗の1番人気シンボリクリスエス(牡4歳,美浦・藤沢和雄厩舎)が2着に9馬身差をつけて圧勝し、引退レースを有馬記念連覇で飾った。勝ちタイムは2分30秒5で、1991年の有馬記念でダイユウサクが出したレコードタイムをコンマ1秒縮めた。2着にはリンカーン、3着にはゼンノロブロイが入った。
 *シンボリクリスエスの母ティーケイ Tee Kayは、マーサワシントンH(米G3)の勝ち馬。

 *シンボリクリスエス:1999年生,アメリカ産,父Kris S.,母Tee Kay,母の父Gold Meridian
・コスモバルク、ラジオたんぱ杯2歳S勝利(12/27)
 阪神競馬場で行われたラジオたんぱ杯2歳S(G3,芝2000m)は、五十嵐冬樹騎乗の4番人気コスモバルク(牡2歳,北海道・田部和則厩舎)が2分1秒6のタイムで重賞初勝利を果たした。2着にはミスティックエイジ、3着にはハイアーゲームが入った。1番人気のブラックタイドは、4着に敗れた。

 コスモバルク:2001年生,父*ザグレブ,母イセノトウショウ,母の父トウショウボーイ
・スターリングローズ、兵庫ゴールドT勝利(12/24)
 園田競馬場で行われた兵庫ゴールドT(交流G3,ダート1400m)は、福永祐一騎乗の1番人気スターリングローズ(牡6歳,栗東・北橋修二厩舎)が1分26秒9のタイムで勝った。2着には*ノボトゥルー(JRA)、3着にはレジェンドハンター(笠松)が入った。
 スターリングローズの全姉ゴールデンジャックは、4歳牝馬特別・西(G2,1994年)と4歳牝馬特別・東(G2,1994年)の勝ち馬。甥サイドワインダーは、京阪杯(G3,2002年)と京都金杯(G3,2003年)の勝ち馬。

 スターリングローズ:1997年生,父*アフリート,母*コマーズ,母の父Danzig
・リージェントブラフ、名古屋グランプリ勝利(12/23)
 名古屋競馬場で行われた名古屋グランプリ(交流G2,ダート2500m)は、吉田豊騎乗の3番人気リージェントブラフ(牡7歳,美浦・大久保洋吉厩舎)が2分41秒3のタイムで勝った。2着にはプリエミネンス(JRA)、3着にはストロングライフ(愛知)が入った。1番人気のイングランディーレ(JRA)は、5着に敗れた。
 リージェントブラフの半兄ラシアンゴールドは、フェブラリーH(G3,1992年)の勝ち馬。伯父メジロゼウスは、シアンモア記念(盛岡)と中津大賞典(中津)の勝ち馬。従兄メジロブロスは、新潟ジャンプS(J・G3,1999年,勝ち馬エイシンワンサイド)の2着馬。従兄メジロロンザンは、アルゼンチン共和国杯(G2,2000年,勝ち馬*マチカネキンノホシ)の2着馬。

 リージェントブラフ:1996年生,父*パークリージェント,母サリーベル,母の父*グッドリー
・ファインモーション、阪神牝馬S勝利(12/21)
 阪神競馬場で行われた阪神牝馬S(G3,芝1600m)は、武豊騎乗の1番人気*ファインモーション(牝4歳,栗東・伊藤雄二厩舎)が1分33秒4のタイムで勝った。2着にはハッピーパス、3着にはピースオブワールドが入った。
 *ファインモーションの半兄*ピルサドスキーは、ジャパンC(G1,1997年)などG1レース6勝馬。半姉グローイングアーダー Glowing Ardourは、シルケングライダーS(愛G3)の勝ち馬。

 *ファインモーション:1999年生,アイルランド産,父*デインヒル,母Cocotte,母の父Troy
・シーイズトウショウ、CBC賞勝利(12/21)
 中京競馬場で行われたCBC賞(G2,芝1200m)は、安藤光彰騎乗の3番人気シーイズトウショウ(牝3歳,栗東・鶴留明雄厩舎)が1分8秒5のタイムで重賞初勝利を果たした。2着には*カフェボストニアン、3着にはゴールデンロドリゴが入った。1番人気のテンシノキセキは、4着に敗れた。
 シーイズトウショウの伯母シスタートウショウは、桜花賞(G1,1991年)の勝ち馬。伯父トウショウオリオンは、北九州記念(G3,1998年)の勝ち馬。従兄スカイアンドリュウは、京王杯スプリングC(G2,2001年,勝ち馬スティンガー)の2着馬。

 シーイズトウショウ:2000年生,父サクラバクシンオー,母ジェーントウショウ,母の父トウショウフリート
・マルターズヒート、フェアリーS勝利(12/21)
 中山競馬場で行われた(G3,芝1200m)は、D.バルジュー騎乗の1番人気*マルターズヒート(牝2歳,栗東・坂口正則厩舎)が1分9秒2のタイムで重賞初勝利を果たした。オールドトリエステ Old Trieste産駒は、重賞初勝利。2着にはホシノピアス、3着にはアドマイヤマジックが入った。3位入線のレイズアンドコールは、失格となった。
 *マルターズヒートの伯父アイロ Eilloは、BCスプリント(米G1)の勝ち馬。従姉フラットフリートフィート Flat Fleet Feetは、トップフライトH(米G1)の勝ち馬。

 *マルターズヒート:2001年生,アメリカ産,父Old Trieste,母Heat Is On,母の父*サンシャインフォーエヴァー
・アドマイヤホープ、全日本2歳優駿制覇(12/17)
 川崎競馬場で行われた全日本2歳優駿(交流G1,ダート1600m)は、武豊騎乗の1番人気アドマイヤホープ(牡2歳,栗東・橋田満厩舎)が1分42秒8のタイムで勝った。2着にはオーゴンコウテイ(北海道)、3着にはヨシノイチバンボシ(愛知)が入った。
 アドマイヤホープの母*アドマイヤラピスは、ステイヤーズS(G2,1997年,勝ち馬メジロブライト)の2着馬。

 アドマイヤホープ:2001年生,父*フォーティナイナー,母*アドマイヤラピス,母の父Be My Guest
・ファルブラヴ、香港カップ制覇(12/14)
 香港シャティン競馬場で行われた香港カップ(香港G1,芝2000m)は、L.デットーリ騎乗のファルブラヴ Falbrav(牡5歳)が2分0秒9のタイムで勝った。2着にはラクティ Rakti、3着にはエレガントファッション Elegant Fashionが入った。日本から参戦した*エイシンプレストンは7着、*マグナーテンは13着に敗れた。

 ファルブラヴ Falbrav:1998年生,アイルランド産,父Fairy King,母Gift of the Night,母の父Slewpy
・ラッキーオーナーズ、香港マイル制覇(12/14)
 香港シャティン競馬場で行われた香港マイル(香港G1,芝1600m)は、F.コーツィー騎乗のラッキーオーナーズ Lucky Owners(牡4歳)が1分34秒3のタイムで勝った。2着にはバウマンズクロッシング Bowman's Crossing、3着には日本から参戦したローエングリンが入った。日本から参戦したアドマイヤマックスは4着、テレグノシスは7着に敗れた。
 ラッキーオーナーズ Lucky Ownersの叔父マイトアンドパワー Might and Powerは、VRCメルボルンC(豪G1)など豪G1レース7勝馬。

 ラッキーオーナーズ Lucky Owners:1999年生,ニュージーランド産,父*デインヒル,母Miss Priority,母の父Kaapstad
・ウインブレイズ、鳴尾記念勝利(12/14)
 阪神競馬場で行われた鳴尾記念(G3,芝2000m)は、木幡初広騎乗の5番人気ウインブレイズ(牡6歳,美浦・宗像義忠厩舎)が2分0秒0のタイムで勝った。2着にはチアズブライトリー、3着には1番人気のサイドワインダーが入った。
 ウインブレイズの母スーパーセブンは、クイーン賞(船橋)の勝ち馬。

 ウインブレイズ:1997年生,父メジロライアン,母スーパーセブン,母の父ブラビオー
・コスモサンビーム、朝日杯フューチュリティS制覇(12/14)
 中山競馬場で行われた朝日杯フューチュリティS(G1,芝1600m)は、D.バルジュー騎乗の4番人気コスモサンビーム(牡2歳,栗東・佐々木晶三厩舎)が1分33秒7のタイムで勝った。2着には1番人気のメイショウボーラー、3着には*アポインテッドデイが入った。
 コスモサンビームの伯母マリーナパーク Marina Parkは、プリンセス・マーガレットS(英G3)の勝ち馬。
 また、このレースで競走を中止したマイネルパナシュは、右第1指節種子骨粉砕骨折を発症し、予後不良と診断された。

 コスモサンビーム:2001年生,父*ザグレブ,母*ロビースレインボウ,母の父Rainbow Quest
・プリサイスマシーン、中日新聞杯勝利(12/13)
 中京競馬場で行われた中日新聞杯(G3,芝1800m)は、後藤浩輝騎乗の4番人気プリサイスマシーン(牡4歳,美浦・萩原清厩舎)が1分47秒6のタイムで重賞初勝利を果たした。2着には1番人気のカンファーベスト、3着にはスターイレブンが入った。
 プリサイスマシーンの2代母グローバルダイナは、小倉大賞典(G3,1985年)、北九州記念(G3,1985年)、阪神牝馬特別(G3,1985年)の勝ち馬。3代母グローブターフは、愛知杯(1969年)の勝ち馬。

 プリサイスマシーン:1999年生,父マヤノトップガン,母ビーサイレント,母の父*サンデーサイレンス
・ビワシンセイキ、とちぎマロニエC勝利(12/9)
 宇都宮競馬場で行われたとちぎマロニエC(交流G3,ダート1400m)は、横山典弘騎乗の2番人気ビワシンセイキ(牡5歳,栗東・松田博資厩舎)が1分26秒7のタイムで勝った。2着には1番人気のストロングブラッド(JRA)、3着には*ノボジャック(JRA)が入り、JRA所属馬が上位を独占した。
 ビワシンセイキの伯父ストームバード Storm Birdは、デューハーストS(英G1)の勝ち馬。姪リンドセイジーン Lindsay Jeanは、ブラウン・ベスH(米G3)の勝ち馬。従兄ゴールドクレスト Gold Crestは、ベレスフォードS(愛G2)の勝ち馬。従姉*スクートは、フラワーボウル招待H(米G1)の勝ち馬。従兄ストームトルーパー Storm Trooperは、ハリウッド・ターフH(米G1)の勝ち馬。

 ビワシンセイキ:1998年生,父*フォーティナイナー,母*オシアナ,母の父Northern Dancer
・ヤマニンシュクル、阪神ジュベナイルフィリーズ制覇(12/7)
 阪神競馬場で行われた阪神ジュベナイルフィリーズ(G1,芝1600m)は、四位洋文騎乗の6番人気ヤマニンシュクル(牝2歳,栗東・浅見秀一厩舎)が1分35秒9のタイムで重賞初勝利をG1制覇で果たした。2着にはヤマニンアルシオンが入り、浅見秀一厩舎のワンツーフィニッシュとなった。3着にはコンコルディアが入った。1番人気のスイープトウショウは、5着に敗れた。
 ヤマニンシュクルの2代母*ティファニーラスは、ファンタジーS(米G1)とケンタッキー・オークス(米G1)の勝ち馬で、1986年の米最優秀3歳牝馬。

 ヤマニンシュクル:2001年生,父トウカイテイオー,母ヤマニンジュエリー,母の父Nijinsky
・チャクラ、ステイヤーズS勝利(12/6)
 中山競馬場で行われたステイヤーズS(G2,芝3600m)は、後藤浩輝騎乗の6番人気チャクラ(牡3歳,栗東・安達昭夫厩舎)が3分48秒2のタイムで重賞初勝利を果たした。安達昭夫調教師は、重賞初勝利。2着にはエリモシャルマン、3着にはハッピールックが入った。1番人気のファストタテヤマは、最下位の10着に敗れた。
 チャクラの伯父プラティニ Platiniは、ミラノ大賞典(伊G1)とメルフィンク銀行賞(独G1)の勝ち馬で、1992年の独年度代表馬。叔父パオリニ Paoliniは、共和国大統領賞(伊G1)とミラノ大賞典(伊G1)の勝ち馬。

 チャクラ:2000年生,父マヤノトップガン,母*カーロッサ,母の父Caerleon

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