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〜2002年11月のニュース〜
・ホットシークレット、ステイヤーズＳ勝利(11/30)
　中山競馬場で行われたステイヤーズＳ（Ｇ２，芝3600m）は、岡部幸雄騎乗の１番人気ホットシークレット（セン６歳，美浦・後藤由之厩舎）が３分45秒６のタイムで勝った。２着にはダイタクバートラム、３着にはスエヒロコマンダーが入った。
　ホットシークレットの伯父スダビートは、セントライト記念（Ｇ２，1989年，勝ち馬サクラホクトオー）の２着馬。

　ホットシークレット：1996年生，父*ハンティングホーク，母スダナデシコ，母の父タイテエム
・マキバスナイパー、浦和記念勝利(11/28)
　浦和競馬場で行われた浦和記念（交流Ｇ２，ダート2000m）は、左海誠二騎乗の２番人気マキバスナイパー（牡７歳，船橋・岡林光浩厩舎）が２分５秒９のタイムで勝った。２着にはベルモントアクター（船橋）、３着にはニシノハナグルマ（ＪＲＡ）が入った。１番人気のスナークレイアース（ＪＲＡ）は、４着に敗れた。
　マキバスナイパーの半姉マキバサイレントは、クイーン賞（交流Ｇ３，1997年）の勝ち馬。

　マキバスナイパー：1995年生，父*ペキンリュウエン，母*スコールディング，母の父Raise a Native
・エースインザレース、兵庫ジュニアグランプリ勝利(11/27)
　園田競馬場で行われた兵庫ジュニアグランプリ（交流Ｇ３，ダート1400m）は、武豊騎乗の１番人気エースインザレース（牡２歳，栗東・鮫島一歩厩舎）が１分28秒５のタイムで重賞初勝利を果たした。２着にはナリタフロンテアー（ＪＲＡ）が入り、*ディアブロ産駒のワンツーフィニッシュとなった。３着にはフジノタカネ（北海道）が入った。
　エースインザレースの伯父セキテイリュウオーは、金杯・東（Ｇ３，1993年）と東京新聞杯（Ｇ３，1994年）の勝ち馬。

　エースインザレース：2000年生，父*ディアブロ，母レインボーファスト，母の父レインボーアンバー
・ヤマカツスズラン、全日本サラブレッドＣ勝利(11/26)
　笠松競馬場で行われた全日本サラブレッドＣ（交流Ｇ３，ダート1400m）は、池添謙一騎乗の１番人気ヤマカツスズラン（牝５歳，栗東・池添兼雄厩舎）が１分24秒３のレコードタイムで２着に９馬身差をつけて勝った。２着にはコアレスフィールド（船橋）、３着にはサンフォードシチー（ＪＲＡ）が入った。

　ヤマカツスズラン：1997年生，父*ジェイドロバリー，母フジノタカコマチ，母の父*コリムスキー
・早田牧場、自己破産(11/25)
　農事組合法人資生園早田牧場（福島県桑折町）と、関連会社の(有)早田牧場（北海道静内町）、(株)セントラル・ブラッドストック・サービス（北海道静内町）の３社が、今月22日に札幌地裁に自己破産を申請し、25日に破産宣告を受けたことが明らかになった。負債総額は、３社合計で58億1200万円。
　早田牧場は、ナリタブライアン（牡馬３冠、有馬記念、朝日杯３歳Ｓ）、ビワハヤヒデ（菊花賞、天皇賞・春、宝塚記念）、マーベラスサンデー（宝塚記念）、シルクジャスティス（有馬記念）など多数のＧ１馬を生産した名門牧場。
・ファルブラヴ、ジャパンＣ制覇(11/24)
　中山競馬場で行われたジャパンＣ（Ｇ１，芝2200m）は、Ｌ．デットーリ騎乗の９番人気ファルブラヴ Falbrav（牡４歳，伊国・Ｌ．ダウリア厩舎）が２分12秒２のタイムで勝った。Ｌ．デットーリ騎手は、昨日のジャパンＣダート（Ｇ１）に続いて２日連続のＧ１制覇。２着にはサラファン Sarafan（米国）、３着には１番人気の*シンボリクリスエスが入った。

　ファルブラヴ Falbrav：1998年生，アイルランド産，父Fairy King，母Gift of the Night，母の父Slewpy
・サイドワインダー、京阪杯勝利(11/23)
　京都競馬場で行われた京阪杯（Ｇ３，芝1800m）は、武幸四郎騎乗の５番人気サイドワインダー（牡４歳，栗東・北橋修二厩舎）が１分45秒３のタイムで重賞初勝利を果たした。２着にはダービーレグノ、３着には１番人気のアドマイヤマックスが入った。
　サイドワインダーの母ゴールデンジャックは、４歳牝馬特別・西（Ｇ２，1994年）と４歳牝馬特別・東（Ｇ２，1994年）の勝ち馬。叔父スターリングローズは、今年のＪＢＣスプリント（交流Ｇ１）の勝ち馬。

　サイドワインダー：1998年生，父*トニービン，母ゴールデンジャック，母の父*アフリート
・イーグルカフェ、ジャパンＣダート制覇(11/23)
　中山競馬場で行われたジャパンＣダート（Ｇ１，ダート1800m）は、Ｌ．デットーリ騎乗の５番人気*イーグルカフェ（牡５歳，美浦・小島太厩舎）が１分52秒２のタイムで勝った。２着にはリージェントブラフ、３着には１番人気のアドマイヤドンが入った。
　*イーグルカフェの全兄*ハセノガルチは、ラ・フランス賞（上山）、報知グランプリＣ（船橋）、ＴＶＫ盃（川崎）、京成盃グランドマイラーズ（船橋）の勝ち馬。半姉レット Letは、チャーチルダウンズ・ディスタフＨ（米Ｇ２）の勝ち馬。

　*イーグルカフェ：1997年生，アメリカ産，父Gulch，母Net Dancer，母の父Nureyev
・種牡馬ルビアノ、死亡(11/20)
　種牡馬ルビアノ Rubiano（牡15歳）が、繋養されていたレーンズエンドファーム Lane's End Farm（米国）で蹄葉炎のために死亡した。
　同馬は、ＮＹＲＡマイルＨ（米Ｇ１）、カーターＨ（米Ｇ１）、ヴォスバーグＳ（米Ｇ１）を制しており、1992年の米国最優秀スプリンターに選ばれている。
　代表産駒は、米フューチュリティＳ（米Ｇ１）の勝ち馬バーニングローマ Burning Roma。日本では、きさらぎ賞（Ｇ３，1998年，勝ち馬スペシャルウィーク）の３着馬ケイアイマイウルフがいる。

　ルビアノ Rubiano：1987年生，アメリカ産，父Fappiano，母Ruby Slippers，母の父Nijinsky
・ジャパンＣに出走予定の外国招待馬
イリジスティブルジュエル Irresistible Jewel（牝３）−愛国
　主な勝ち鞍：リブルスデイルＳ（英Ｇ２），ブランドフォードＳ（愛Ｇ３）
　生年：1999年／生産国：アイルランド
　父：*デインヒル
　母：In Anticipation（母の父：Sadler's Wells）
　２代母アプトスター Aptostarは、エイコーンＳ（米Ｇ１）の勝ち馬。
インディジェナス Indigenous（セ９）−香港
　主な勝ち鞍：香港国際ヴァーズ（香港）
　生年：1993年／生産国：アイルランド
　父：Marju
　母：Sea Port（母の父：Averof）
　伯父シーアンカー Sea Anchorは、キング・エドワードVIIＳ（英Ｇ２）の勝ち馬。
ゴーラン Golan（牡４）−英国
　主な勝ち鞍：英2000ギニー（英Ｇ１），キング・ジョージVI＆クイーン・エリザベスＳ（英Ｇ１）
　生年：1998年／生産国：アイルランド
　父：Spectrum
　母：Highland Gift（母の父：*ジェネラス）
　伯父ボニースコット Bonny Scotは、ゴードンＳ（英Ｇ３）の勝ち馬。
サラファン Sarafan（セ５）−米国
　主な勝ち鞍：エディ・リードＨ（米Ｇ１），イクスプローシヴビッドＨ（米Ｇ２）
　生年：1997年／生産国：アメリカ
　父：Lear Fan
　母：Saraa Ree（母の父：Caro）
ストーミングホーム Storming Home（牡４）−英国
　主な勝ち鞍：英チャンピオンＳ（英Ｇ１），キング・エドワードVIIＳ（英Ｇ２）
　生年：1998年／生産国：イギリス
　父：Machiavellian
　母：Try to Catch Me（母の父：Shareef Dancer）
　２代母イッツインジエア It's In the Airは、ラフィアンＨ（米Ｇ１）、アラバマＳ（米Ｇ１）、デラウェア・オークス（米Ｇ１）、ヴァニティＨ（米Ｇ１，２回）の勝ち馬で、米最優秀２歳牝馬（1978）。
　伯母ビトー Bitoohは、クリテリウム・ド・メゾンラフィット（仏Ｇ２）の勝ち馬。
ファルブラヴ Falbrav（牡４）−伊国
　主な勝ち鞍：共和国大統領賞（伊Ｇ１），ミラノ大賞典（伊Ｇ１）
　生年：1998年／生産国：アイルランド
　父：Fairy King
　母：Gift of the Night（母の父：Slewpy）
ブライトスカイ Bright Sky（牝３）−仏国
　主な勝ち鞍：仏オークス（仏Ｇ１），オペラ賞（仏Ｇ１）
　生年：1999年／生産国：アイルランド産
　父：Wolfhound
　母：Bright Moon（母の父：Alysheba）
　母ブライトムーン Bright Moonは、エヴリ大賞（仏Ｇ２）の勝ち馬。
・ジャパンＣダートに出走予定の外国招待馬
アブリーズ Abreeze（セ７）−米国
　主な勝ち鞍：
　生年：1995年／生産国：アメリカ
　父：Danzig
　母：Priceless Pearl（母の父：Alydar）
　伯父ダンペス Dunbeathは、英フューチュリティＳ（英Ｇ１）の勝ち馬。
　伯父サラトガシックス Saratoga Sixは、デルマー・フューチュリティ（米Ｇ１）の勝ち馬。
　従姉レイクウェイ Lakewayは、マザーグースＳ（米Ｇ１）、ラス・ヴァージネスＳ（米Ｇ１）、サンタアニタ・オークス（米Ｇ１）、ハリウッド・オークス（米Ｇ１）の勝ち馬。
　従妹ジルバブ Jilbabは、ＣＣＡオークス（米Ｇ１）の勝ち馬。
パプウス Pappus（セ５）−独国
　主な勝ち鞍：ワルサー・Ｊ．ジャコブス・レンネン（独Ｇ３）３着
　生年：1997年／生産国：ドイツ
　父：Acatenango
　母：Pariana（母の父：Bering）
　叔父ページズキング Page's Kingは、デュッセルドルフ大賞典（独Ｇ３）の勝ち馬。
リーバズゴールド Reba's Gold（牡５）−米国
　主な勝ち鞍：テキサス・マイルＳ（米Ｇ３）２着
　生年：1997年／生産国：アメリカ
　父：Slew o'Gold
　母：Lovely Reba（母の父：Herat）
　従兄ドラマティックゴールド Dramatic Goldは、メドウランズＣＨ（米Ｇ１）の勝ち馬。
レッドサン Red Sun（牡６）−香港
　主な勝ち鞍：アメリカ大賞典（亜Ｇ１）
　生年：1996年／生産国：アルゼンチン
　父：Equalize
　母：Ultima（母の父：Lyphmas）
・トウカイポイント、マイルチャンピオンシップ制覇(11/17)
　京都競馬場で行われたマイルチャンピオンシップ（Ｇ１，芝1600m）は、蛯名正義騎乗の11番人気トウカイポイント（セン６歳，美浦・後藤由之厩舎）が１分32秒８のタイムでＧ１初制覇を果たした。２着には*エイシンプレストン、３着にはリキアイタイカンが入った。１番人気のアドマイヤコジーンは、７着に敗れた。
　トウカイテイオー産駒は、Ｇ１初制覇。また、シンボリルドルフ〜トウカイテイオー〜トウカイポイントの父子３代Ｇ１制覇を達成した。
　トウカイポイントの半弟パープルエビスは、2000年のスプリングＳ（Ｇ２，勝ち馬ダイタクリーヴァ）とアーリントンＣ（Ｇ３，勝ち馬*エイシンプレストン）の２着馬。

　トウカイポイント：1996年生，父トウカイテイオー，母マッチポイント，母の父*リアルシャダイ
・ウインブレイズ、福島記念勝利(11/17)
　福島競馬場で行われた福島記念（Ｇ３，芝2000m）は、木幡初広騎乗の２番人気ウインブレイズ（牡５歳，美浦・宗像義忠厩舎）が前走のカブトヤマ記念（Ｇ３）に続いて重賞２連勝を果たした。勝ちタイムは、２分１秒２。２着にはアンクルスーパー、３着にはバンブーマリアッチが入った。１番人気のアグネスストームは、５着に敗れた。
　ウインブレイズの母スーパーセブンは、クイーン賞（船橋）の勝ち馬。

　ウインブレイズ：1997年生，父メジロライアン，母スーパーセブン，母の父ブラビオー
・ブルーイレヴン、東京スポーツ杯２歳Ｓ勝利(11/16)
　中山競馬場で行われた東京スポーツ杯２歳Ｓ（Ｇ３，芝1800m）は、武豊騎乗の１番人気ブルーイレヴン（牡２歳，栗東・角居勝彦厩舎）が１分50秒２のタイムで重賞初勝利を果たした。２着には*タイガーモーション、３着には*バロンカラノテガミが入った。

　ブルーイレヴン：2000年生，父サッカーボーイ，母ヘイアンリリー，母の父シンボリルドルフ
・ザカリヤ引退、種牡馬入り(11/15)
　ニュージーランドＴ４歳Ｓ（Ｇ２，1999年）の勝ち馬*ザカリヤ（牡６歳，美浦・二ノ宮敬宇厩舎）が、15日付で登録を抹消し現役を引退した。競走成績は、27戦３勝。今後は、種牡馬になる予定だが、繋養先は未定となっている。
　同馬の全弟パチーノ Pacinoは、独2000ギニー（独Ｇ２）の勝ち馬。全弟デュポン Dupontは、伊2000ギニー（伊Ｇ２）と独2000ギニー（独Ｇ２）の勝ち馬。

　*ザカリヤ：1996年生，イギリス産，父Zafonic，母June Moon，母の父Sadler's Wells
・オークス馬シルクプリマドンナ、引退(11/15)
　オークス（Ｇ１，2000年）の勝ち馬シルクプリマドンナ（牝５歳，栗東・山内研二厩舎）が、15日付で登録を抹消し現役を引退した。競走成績は、15戦３勝。今後は、早田牧場新冠支場（北海道新冠町）で繁殖牝馬として繋養される予定。

　シルクプリマドンナ：1997年生，父*ブライアンズタイム，母*バウンドトゥダンス，母の父Northern Dancer
・ブラックミラージュ、北海道２歳優駿勝利(11/14)
　門別競馬場で行われた北海道２歳優駿（交流Ｇ３，ダート1800m）は、武豊騎乗の１番人気ブラックミラージュ（牡２歳，北海道・林正夫厩舎）が１分53秒７のタイムで重賞初勝利を果たした。２着にはオーゴンプリンス（北海道）、３着にはタマモリッチ（ＪＲＡ）が入った。

　ブラックミラージュ：2000年生，父*グランドオペラ，母イーニースルー，母の父*ハイブリッジスルー
・カルティエ賞受賞馬決定(11/14)
〜欧州年度代表馬＆最優秀３歳馬：ロックオブジブラルタル Rock of Gibraltar（牡３）〜
　　今年の主な勝ち鞍：英2000ギニー（英Ｇ１），愛2000ギニー（愛Ｇ１），セントジェームズ・パレスＳ（英Ｇ１），サセックスＳ（英Ｇ１），ムーラン・ド・ロンシャン賞（仏Ｇ１）
　　生年：1999年／生産国：アイルランド
　　父：*デインヒル／母：Offshore Boom（母の父：Be My Guest）
　　従兄：ディプロイヴェンチャー Deploy Venture（ゴールデンゲートＨ（米Ｇ３））
　　近親：リヴァーマン Riverman（仏2000ギニー（仏Ｇ１），イスパーン賞（仏Ｇ１））
〜欧州最優秀古馬：グランデラ Grandera（牡４）〜
　　今年の主な勝ち鞍：シンガポールエアラインズ国際Ｃ（シンガポールＧ１），プリンス・オブ・ウェールズＳ（英Ｇ１），愛チャンピオンＳ（愛Ｇ１）
　　生年：1998年／生産国：アイルランド
　　父：Grand Lodge／母：Bordighera（母の父：Alysheba）
　　２代母：ブルーティップ Blue Tip（ペネロープ賞（仏Ｇ３））
〜欧州最優秀３歳牝馬：カッツィア Kazzia（牝３）〜
　　今年の主な勝ち鞍：英1000ギニー（英Ｇ１），英オークス（英Ｇ１），フラワーボウル招待Ｓ（米Ｇ１）
　　生年：1999年／生産国：ドイツ
　　父：Zinaad／母：Khoruna（母の父：Lagunas）
　　近親：カミロス Kamiros（オイロパ賞（独Ｇ１））
〜欧州最優秀２歳馬：ホールドザットタイガー Hold That Tiger（牡２）〜
　　今年の主な勝ち鞍：仏グラン・クリテリウム（仏Ｇ１），レイルウェイＳ（愛Ｇ３）
　　生年：2000年／生産国：アメリカ
　　父：Storm Cat／母：Beware of the Cat（母の父：Caveat）
　　半兄：エディターズノート Editor's Note（ベルモントＳ（米Ｇ１），スーパー・ダービー（米Ｇ１））
〜欧州最優秀２歳牝馬：シックスパーフェクションズ Six Perfections（牝２）〜
　　今年の主な勝ち鞍：マルセル・ブーサック賞（仏Ｇ１），カルヴァドス賞（仏Ｇ３）
　　生年：2000年／生産国：フランス
　　父：Celtic Swing／母：Yogya（母の父：Riverman）
　　伯母：ミエスク Miesque（英1000ギニー（英Ｇ１），ジャック・ル・マロワ賞（仏Ｇ１）２回，ムーラン・ド・ロンシャン賞（仏Ｇ１）など）
　　従兄：キングマンボ Kingmambo（仏2000ギニー（仏Ｇ１），セントジェームズ・パレスＳ（英Ｇ１），ムーラン・ド・ロンシャン賞（仏Ｇ１））
〜欧州最優秀スプリンター：コンティネント Continent（セン５）〜
　　今年の主な勝ち鞍：ジュライＣ（英Ｇ１），アベイユ・ド・ロンシャン賞（仏Ｇ１）
　　生年：1997年／生産国：イギリス
　　父：Lake Coniston／母：Krisia（母の父：Kris）
　　２代母：インターヴァル（モーリス・ド・ゲスト賞（仏Ｇ３））
〜欧州最優秀ステイヤー：ヴィニーロー Vinnie Roe（牡４）〜
　　今年の主な勝ち鞍：愛セントレジャー（愛Ｇ１）
　　生年：1998年／生産国：アイルランド
　　父：Definite Article／母：Kayu（母の父：*タップオンウッド）
・ロックオブジブラルタル引退、種牡馬入り(11/14)
　Ｇ１レース７連勝を果たしたロックオブジブラルタル Rock of Gibraltar（牡３歳）の引退が決まった。今後は、クールモアスタッド Coolmore Stud（愛国）で種牡馬入りする予定。
　同馬は、仏グラン・クリテリウム（仏Ｇ１）、デューハーストＳ（英Ｇ１）、英2000ギニー（英Ｇ１）、愛2000ギニー（愛Ｇ１）、セントジェームズ・パレスＳ（英Ｇ１）、サセックスＳ（英Ｇ１）、ムーラン・ド・ロンシャン賞（仏Ｇ１）を制した。引退レースとなったＢＣマイル（米Ｇ１）では、不利を受けたため２着に敗れた。競走成績は、13戦10勝。
　ロックオブジブラルタル Rock of Gibraltarの近親には、種牡馬リヴァーマン Riverman、京都４歳特別（Ｇ３，1993年）の勝ち馬*ケイウーマンなどがいる。

　ロックオブジブラルタル Rock of Gibraltar：1999年生，アイルランド産，父*デインヒル，母Offshore Boom，母の父Be My Guest
・ファインモーション、エリザベス女王杯制覇(11/10)
　京都競馬場で行われたエリザベス女王杯（Ｇ１，芝2200m）は、武豊騎乗の１番人気*ファインモーション（牝３歳，栗東・伊藤雄二厩舎）が６戦６勝の無敗で制覇した。勝ちタイムは、２分13秒２。無敗での古馬Ｇ１制覇は史上初の快挙。３歳馬によるエリザベス女王杯の制覇は、1996年に古馬が出走可能になって以来初めてのこと。
　２着にはダイヤモンドビコー、３着にはレディパステルが入った。
　*ファインモーションの半兄*ピルサドスキーは、ジャパンＣ（Ｇ１，1997年）などＧ１レース６勝馬。半姉グローイングアーダー Glowing Ardourは、シルケングライダーＳ（愛Ｇ３）の勝ち馬。

　*ファインモーション：1999年生，アイルランド産，父*デインヒル，母Cocotte，母の父Troy
・フサイチゼノン引退、米国で種牡馬入り(11/9)
　弥生賞（Ｇ２，2000年）の勝ち馬で米国遠征中のフサイチゼノン（牡５歳，栗東・森秀行厩舎）が、９日付で登録を抹消し現役を引退した。今後は、米国で種牡馬入りする予定。
　同馬の母エリザベスローズは、セントウルＳ（Ｇ３，1993年）の勝ち馬。全弟アグネスゴールドは、スプリングＳ（Ｇ２，2001年）ときさらぎ賞（Ｇ３，2001年）の勝ち馬。

　フサイチゼノン：1997年生，父*サンデーサイレンス，母エリザベスローズ，母の父*ノーザンテースト
・ブルーコンコルド、京王杯２歳Ｓ勝利(11/9)
　中山競馬場で行われた京王杯２歳Ｓ（Ｇ２，芝1200m）は、秋山真一郎騎乗の２番人気ブルーコンコルド（牡２歳，栗東・服部利之厩舎）が１分９秒４のタイムで重賞初勝利を果たした。２着にはマルブツタイクーン、３着にはカラメルアートが入った。１番人気のタガノラフレシアは、６着に敗れた。
　ブルーコンコルドの従兄コトブキハワイアンは、新緑賞（笠松）の勝ち馬。

　ブルーコンコルド：2000年生，父フサイチコンコルド，母エビスファミリー，母の父*ブライアンズタイム
・メジロライデン、京都ハイジャンプ勝利(11/9)
　京都競馬場で行われた京都ハイジャンプ（Ｊ・Ｇ２，障害3930m）は、嘉堂信雄騎乗の６番人気メジロライデン（セン６歳，栗東・大久保正陽厩舎）が４分31秒０のタイムで重賞初勝利を果たした。メジロパーマー産駒は重賞初勝利。２着にはマンボノリズム、３着にはマルブツエルハーブが入った。１番人気のトウカイロッキーは、７着に敗れた。
　メジロライデンの伯父メジロモンスニーは、高松宮杯（Ｇ２，1985年）とシンザン記念（Ｇ３，1983年）の勝ち馬。

　メジロライデン：1996年生，父メジロパーマー，母メジロハリアー，母の父エリモジョージ
・種牡馬キングオブキングス、日本でリース供用(11/8)
　種牡馬キングオブキングス King of Kings（牡７歳）が、来年日本のイーストスタッド（北海道浦河町）でリース供用されることになった。
　同馬は、英2000ギニー（英Ｇ１，1998年）と愛ナショナルＳ（愛Ｇ１，1997年）の勝ち馬。同馬の半兄ジェネラルモナッシュ General Monashは、ロベール・パパン賞（仏Ｇ２）の勝ち馬。

　キングオブキングス King of Kings：1995年生，アイルランド産，父Sadler's Wells，母Zummerudd，母の父Habitat
・種牡馬サザンヘイロー、日本でリース供用(11/6)
　種牡馬サザンヘイロー Southern Halo（牡19歳）が、来年日本でリース供用されることになった。
　同馬は、アルゼンチンのリーディングサイアーで、今年死亡した種牡馬*サンデーサイレンスと同じヘイロー Halo産駒。

　サザンヘイロー Southern Halo：1983年生，アメリカ産，父Halo，母Northern Sea，母の父Northern Dancer
・アドマイヤドン、ＪＢＣクラシック制覇(11/4)
　盛岡競馬場で行われたＪＢＣクラシック（交流Ｇ１，ダート2000m）は、藤田伸二騎乗の２番人気アドマイヤドン（牡３歳，栗東・松田博資厩舎）が２着に７馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは、２分５秒６。２着には１番人気のプリエミネンス（ＪＲＡ）、３着にはカネツフルーヴ（ＪＲＡ）が入った。
　同馬の母ベガは、桜花賞（Ｇ１，1993年）とオークス（Ｇ１，1993年）の勝ち馬。半兄アドマイヤベガは、日本ダービー（Ｇ１，1999年）の勝ち馬。半兄アドマイヤボスは、セントライト記念（Ｇ２，2000年）の勝ち馬。叔父マックロウは、京都記念（Ｇ２，2001年）の勝ち馬。

　アドマイヤドン：1999年生，父*ティンバーカントリー，母ベガ，母の父*トニービン
・スターリングローズ、ＪＢＣスプリント制覇(11/4)
　盛岡競馬場で行われたＪＢＣスプリント（交流Ｇ１，ダート1200m）は、福永祐一騎乗の１番人気スターリングローズ（牡５歳，栗東・北橋修二厩舎）が１分11秒４のタイムでＧ１初制覇を果たした。２着には*ノボトゥルー（ＪＲＡ）、３着には*ノボジャック（ＪＲＡ）が入った。
　スターリングローズの全姉ゴールデンジャックは、４歳牝馬特別・西（Ｇ２，1994年）と４歳牝馬特別・東（Ｇ２，1994年）の勝ち馬。３代母ナイスプリンセス Nice Princessの直仔には輸入種牡馬*ナイスダンサー、孫に地方リーディングサイアーの*パークリージェントがいる。

　スターリングローズ：1997年生，父*アフリート，母*コマーズ，母の父Danzig
・ピースオブワールド、ファンタジーＳ勝利(11/3)
　京都競馬場で行われたファンタジーＳ（Ｇ３，芝1400m）は、福永祐一騎乗の１番人気ピースオブワールド（牝２歳，栗東・坂口正大厩舎）が１分22秒２のタイムで重賞初勝利を果たした。２着にはシーイズトウショウ、３着にはトーホウアスカが入った。
　ピースオブワールドの従兄*タイキシャトルは、ジャック・ル・マロワ賞（仏Ｇ１，1998年）、マイルチャンピオンシップ（Ｇ１，1997年＆1998年）、スプリンターズＳ（Ｇ１，1997年）、安田記念（Ｇ１，1998年）の勝ち馬で、1998年のＪＲＡ年度代表馬。

　ピースオブワールド：2000年生，父*サンデーサイレンス，母*ビバムール，母の父Caerleon
・サンライズジェガー、アルゼンチン共和国杯勝利(11/3)
　中山競馬場で行われたアルゼンチン共和国杯（Ｇ２，芝2500m）は、岡部幸雄騎乗の３番人気サンライズジェガー（牡４歳，栗東・福永甲厩舎）が２分30秒６のタイムで重賞初勝利を果たした。２着には１番人気のコイントス、３着にはタップダンスシチーが入った。
　サンライズジェガーの４代母グローブターフは、愛知杯（1969年）の勝ち馬。

　サンライズジェガー：1998年生，父*リアルシャダイ，母ヤマノトウショウ，母の父トウショウボーイ

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