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・プリエミネンス、エルムＳ勝利(8/31)
札幌競馬場で行われたエルムＳ（Ｇ３，ダート1700m）は、柴田善臣騎乗の１番人気プリエミネンス（牝５歳，美浦・伊藤圭三厩舎）が１分43秒６のタイムで勝った。同馬はこれまで交流重賞を６勝しているが、ＪＲＡ重賞は初勝利。２着にはプリエミネンスと同厩舎・同馬主のスマートボーイ、３着にはタガノフォーティが入った。プリエミネンスの半姉スタートマーチは、札幌３歳Ｓ（Ｇ３，1998年，勝ち馬マイネルプラチナム）で２着、チューリップ賞（Ｇ３，1999年，勝ち馬エイシンルーデンス）で３着に入っている。伯父リスクミー Risk Meは、パリ大賞典（仏Ｇ１）とジャン・プラ賞（仏Ｇ１）の勝ち馬。叔母アイオーユーは、カブトヤマ記念（Ｇ３，1995年）の勝ち馬。 プリエミネンス：1997年生，父*アフリート，母アジテーション，母の父Caerleon |
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・トーワトレジャー、新潟記念勝利(8/25)
新潟競馬場で行われた新潟記念（Ｇ３，芝2000m）は、田中勝春騎乗の２番人気トーワトレジャー（牝５歳，栗東・橋田満厩舎）が１分58秒０のタイムで重賞初勝利を果たした。２着には１番人気のアグネススペシャル、３着にはダービーレグノが入った。トーワトレジャーの３代母ボールドイグザンプル Bold Exampleの孫には、ジャック・ル・マロワ賞（仏Ｇ１）とムーラン・ド・ロンシャン賞（仏Ｇ１）の勝ち馬ポリッシュプレセデント Polish Precedent、フラミンゴＳ（米Ｇ１）とアメリカン・ダービー（米Ｇ１）の勝ち馬*オウインスパイアリング、クイーン・エリザベスIIＳ（英Ｇ１）とサセックスＳ（英Ｇ１）の勝ち馬ジルザル Zilzal、仏1000ギニー（仏Ｇ１）などＧ１レース３勝馬カルチャーヴァルチャー Culture Vultureなどがいる。 トーワトレジャー：1997年生，父*トニービン，母*グリーングッズ，母の父Clever Trick |
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・大種牡馬サンデーサイレンス、死亡(8/19)
５月末に右前脚の腱鞘炎を発症し、３度の手術の後に左前脚の蹄葉炎を発症した日本の大種牡馬*サンデーサイレンス（16歳）が、繋養されていた社台スタリオンステーションで19日午前11時に衰弱性心不全のため死亡した。同馬は２歳の10月にデビューし、３歳３月にサン・フェリーペＨ（米Ｇ２）で重賞初勝利。米３冠レースでは、イージーゴーアー Easy Goerと死闘を演じ、ケンタッキー・ダービー（米Ｇ１）とプリークネスＳ（米Ｇ１）の２冠を制した。３冠のかかったベルモントＳ（米Ｇ１）では、イージーゴーアー Easy Goerに大敗し、３冠達成はならなかった。その後、スワップスＳ（米Ｇ２）で２着、スーパー・ダービー（米Ｇ１）で１着になった後、ブリーダーズＣクラシック（米Ｇ１）で再びイージーゴーアー Easy Goerを破り、この年（1989年）の米年度代表馬となった。 ４歳時は、カリフォルニアンＳ（米Ｇ１）で１着、ハリウッドＧＣ（米Ｇ１）で*クリミナルタイプの２着に敗れた後、調教中に左前脚の靱帯を損傷し、現役を引退した。競走成績は、14戦９勝２着５回。 引退後、社台ファームによって16億５千万円で購買され、シンジケートの総額は25億円という史上最高価格となった。 種牡馬としての大活躍は周知の通りで、日本ダービー馬４頭を含む21頭のＧ１勝ち馬を輩出しており、1995年から７年連続リーディングサイアーの座に君臨している。同馬の産駒で種牡馬になった馬は、50頭以上もいる。 *サンデーサイレンス：1986年生，アメリカ産，父Halo，母Wishing Well，母の父Understanding |
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・カルストンライトオ、アイビスサマーダッシュ勝利(8/18)
新潟競馬場で行われたアイビスサマーダッシュ（Ｇ３，芝1000m）は、大西直宏騎乗の２番人気カルストンライトオ（牡４歳，栗東・大根田裕之厩舎）が53秒７の日本レコードタイムで重賞初勝利を果たした。２着には１番人気のブレイクタイム、３着にはタイキメビウスが入った。カルストンライトオの２代母オオシマスズランは、京都４歳特別（Ｇ３，1981年）の勝ち馬。伯父ホクトジョージは、ＮＨＫ杯（Ｇ２，1987年，勝ち馬モガミヤシマ）の２着馬。叔父ホーマンスピリットは、アンタレスＳ（Ｇ３，2000年，勝ち馬スマートボーイ）とマーチＳ（Ｇ３，2001年，勝ち馬アイランドオオジャ）の２着馬。 カルストンライトオ：1998年生，父*ウォーニング，母オオシマルチア，母の父*クリスタルグリッターズ |
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・テイエムオーシャン、札幌記念勝利(8/18)
札幌競馬場で行われた札幌記念（Ｇ２，芝2000m）は、昨年の有馬記念（Ｇ１）以来の出走となった本田優騎乗の２番人気テイエムオーシャン（牝４歳，栗東・西浦勝一厩舎）が１分59秒５のタイムで勝った。２着にはトウカイポイント、３着には１番人気のコイントスが入った。テイエムオーシャンの２代母エルプスは、桜花賞（Ｇ１，1985年）の勝ち馬。 テイエムオーシャン：1998年生，父*ダンシングブレーヴ，母リヴァーガール，母の父*リヴリア |
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・オンワードメテオ、新潟ジャンプＳ勝利(8/17)
新潟競馬場で行われた新潟ジャンプＳ（Ｊ・Ｇ３，障害3250m）は、横山義行騎乗の１番人気オンワードメテオ（牡５歳，美浦・加賀武見厩舎）が３分29秒３のタイムで勝った。２着にはガルフィンドリーム、３着にはレガシーロックが入った。オンワードメテオの半姉オンワードモニカは、４歳牝馬特別・東（Ｇ２，1992年，勝ち馬キョウワホウセキ）の３着馬。伯父オンワードボルガは、中山大障害・秋（1985年）の勝ち馬で、1985年の最優秀障害馬。４代母ミスオンワードは、桜花賞（1957年）と優駿牝馬（1957年）の勝ち馬。 オンワードメテオ：1997年生，父*クリミナルタイプ，母オンワードハッピー，母の父*ノーザンテースト |
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・サウスヴィグラス、クラスターＣ勝利(8/16)
盛岡競馬場で行われたクラスターＣ（交流Ｇ３，ダート1200m）は、柴田善臣騎乗の１番人気*サウスヴィグラス（牡６歳，美浦・高橋祥泰厩舎）が１分10秒２のレコードタイムで勝った。２着には*ディバインシルバー（ＪＲＡ）、３着にはトウショウトリガー（ＪＲＡ）が入った。*サウスヴィグラス：1996年生，アメリカ産，父*エンドスウィープ，母Darkest Star，母の父Star de Naskra |
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・アルアラン、ブリーダーズＧＣ勝利(8/16)
15日に旭川競馬場で行われたブリーダーズＧＣ（交流Ｇ２，ダート2300m）は、本田優騎乗の２番人気アルアラン（牡６歳，栗東・昆貢厩舎）が２分30秒２のタイムで勝った。２着にはブリリアントロード（ＪＲＡ）、３着にはトーホウエンペラー（岩手）が入った。アルアランの伯父ユーワフォルテは、新潟大賞典（Ｇ３，1990年）の勝ち馬。 アルアラン：1996年生，父*アルカング，母ユーワジョイナー，母の父*ミルジョージ |
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・フジノコンドル、サマーチャンピオン勝利(8/14)
佐賀競馬場で行われたサマーチャンピオン（交流Ｇ３，ダート1400m）は、安藤勝己騎乗の４番人気フジノコンドル（牡４歳，笠松・後藤保厩舎）が１分27秒２のタイムで勝った。２着にはミスイロンデル（ＪＲＡ）、３着にはレイズスズラン（ＪＲＡ）が入った。フジノコンドル：1998年生，父*オジジアン，母*ダンスフィーバー，母の父Nureyev |
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・エアトゥーレ、モーリス・ド・ゲスト賞２着(8/11)
仏国ドーヴィル競馬場で行われたモーリス・ド・ゲスト賞（仏Ｇ１，芝1300m）で、日本から遠征したエアトゥーレ（牝５歳，栗東・森秀行厩舎）が２着に入った。優勝したメイボール May Ball（牝５歳）との着差は４分の３馬身。エアトゥーレ：1997年生，父*トニービン，母*スキーパラダイス，母の父Lyphard メイボール May Ball：1997年生，イギリス産，父Cadeaux Genereux，母Minute Waltz，母の父Sadler's Wells |
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・アラタマインディ、小倉記念勝利(8/11)
小倉競馬場で行われた小倉記念（Ｇ３，芝2000m）は、飯田祐史騎乗の５番人気アラタマインディ（牡５歳，栗東・新川恵厩舎）が１分59秒７のタイムで重賞初勝利を果たした。２着にはイブキガバメント、３着にはマヤノアブソルートが入った。１番人気のロサードは、５着に敗れた。アラタマインディの３代母コスマー Cosmahの子孫には、*サンデーサイレンスの父として有名な種牡馬ヘイロー Halo、ケンタッキー・ダービー（米Ｇ１）の勝ち馬キャノネイド Cannonade、仏2000ギニー（仏Ｇ１）の勝ち馬レミグラン L'Emigrantなど、活躍馬が多数いる。 アラタマインディ：1997年生，父A.P. Indy，母*アセルティンズエンジェルズ，母の父Fappiano |
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・ミツワトップレディ、クイーンＳ勝利(8/11)
札幌競馬場で行われたクイーンＳ（Ｇ３，芝1800m）は、千田輝彦騎乗の７番人気ミツワトップレディ（牝５歳，栗東・渡辺栄厩舎）がゴール前の混戦を制し、重賞初勝利を果たした。勝ちタイムは、１分48秒１。２着には１番人気のダイヤモンドビコー、３着にはサクラヴィクトリアが入った。ミツワトップレディの３代母*サイクラスの孫には、新潟３歳Ｓ（Ｇ３，1992年）と福島記念（Ｇ３，1993年）の勝ち馬ペガサス、中山牝馬Ｓ（Ｇ３，1999年）の勝ち馬ナリタルナパークなどがいる。 ミツワトップレディ：1997年生，父フジキセキ，母ミツワイーグル，母の父アンバーシャダイ |
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・アタゴタイショウ、函館２歳Ｓ勝利(8/4)
函館競馬場で行われた函館２歳Ｓ（Ｇ３，芝1200m）は、菊沢隆徳騎乗の９番人気*アタゴタイショウ（牡２歳，美浦・萩原清厩舎）が１分11秒５のタイムで勝った。２着には今年の新種牡馬*チーフベアハート産駒のトーホウアスカ、３着にはマイネルモルゲンが入った。１番人気のサマーオブキングスは、８着に敗れた。*アタゴタイショウの叔父サザンリズム Southern Rhythmは、レキシントンＳ（米Ｇ２）の勝ち馬。 *アタゴタイショウ：2000年生，アメリカ産，父Silver Deputy，母Soaring Sultana，母の父Northjet |
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・ヨハネスブルグ引退、種牡馬入り(8/3)
昨年の欧州最優秀２歳馬ヨハネスブルグ Johannesburg（牡３歳）の引退が明らかになった。今後は、米国ケンタッキー州のアシュフォードスタッド Ashford Studで種牡馬入りする予定。同馬は、２歳時にＢＣジュヴェナイル（米Ｇ１）、フィーニクスＳ（愛Ｇ１）、モルニー賞（仏Ｇ１）、ミドルパークＳ（英Ｇ１）の４つのＧ１レースを無傷の７連勝で制した。しかし、今年に入るとケンタッキー・ダービー（米Ｇ１）で８着に敗れるなど、精彩を欠いていた。競走成績は10戦７勝。 同馬の叔父テイルオブザキャット Tale of the Catは、キングズ・ビショップＳ（米Ｇ２）の勝ち馬。叔父ミナルディ Minardiは、フィーニクスＳ（愛Ｇ１）、ミドルパークＳ（英Ｇ１）の勝ち馬。 ヨハネスブルグ Johannesburg：1999年生，アメリカ産，父*ヘネシー，母Myth，母の父*オジジアン |